「鋼鉄くらげ」さんのページ

総レビュー数: 292レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年10月28日

例えて言うなら、「面白いだけの彼氏」。せっかく一緒にいて楽しくなってきたのに、盛り上がってきた所でつまらないギャグを言ってしまうから、彼女の気持ちが冷めていってしまう。そんな寒い作品です。

要するに、話の展開として盛り上がってきたのに、いちいちつまらない所で、つまらないギャグにページを割いてしまうから、作品全体に緊張感が無くなってしまう。それが、この作品の最大の問題点だと思います。

ギャグに関しては、学園祭のコントのように、作者だけが面白いと、一人で盛り上がっている感じでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-15 20:01:08] [修正:2008-03-15 20:01:08] [このレビューのURL]

2点 WILD LIFE

本誌での結末が、あまりに尻切れトンボだったため、正直言って正当な評価が出来る作品ではありません。と言うよりも、この作品自体、正当な評価をする事が出来ません。

なぜなら、端的に言ってあまりにも勢いまかせな作風だからです。一般の獣医師では解決出来ない問題が発生→鉄生登場→鉄生の奇抜な発想で問題を解決→ハッピーエンド。この流れをベースにして5年余りそれなりに続けてきた訳ですが、結局ワンパターンで、本誌においても流れの途中でそのまま読むようなポジションにしか、なり得ない感じです。

おそらくこのまま、「あ〜そんな作品もあったな〜」と、歴史の闇に埋もれていく作品だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-26 22:22:27] [修正:2008-01-26 22:22:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「パンをモチーフにした料理バトル」というワンパターンのストーリー展開から最後まで抜け出せなった作品です。

新人戦、モナコカップまでは面白かったと思います。しかし、焼きたて25以降はヒドいものでした。正直もう読む気は無く、本誌で流し読みをする程度でした。

何よりヒドいのが、主人公がパンの道を目指すきっかけとなった憧れの人物、霧崎雄一が自分のパンを食べて人格が変わり、悪者になったという設定です。

これは完全に読者を馬鹿にしていると思います。いくらなんでもそれは無いだろと。せめて、東京で憧れのパン職人を目指してやってきたが、高みを目指す方法を間違えて、人間が歪んでいってしまい、今の人物になってしまった。そして、そうなった本人を救えるのは、かつて自分が夢を与えた主人公が作る「ジャぱん」なんだと。まだそれなら分かりますが、パンに責任転嫁するとは…、この設定は本当にヒドかったと思います。

そういう、主人公が、歪んでしまったおじさんを救う所が見たかったのに、完全に期待外れな作品となってしまいました。

いみじくも物語の途中で主人公が言っていたように、どんなに旨いものでも長く食べ続けていれば、必ず飽きます。だから日々旨いものに改良を重ねていかなければならないというのに、作者本人がそれを忘れてしまってはどうしようもありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-02 20:53:36] [修正:2007-12-02 20:53:36] [このレビューのURL]

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