「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 最初はハッキリ言って世紀末救世主伝説系の軽めのヤツだと思いました。主人公がその手のものでありがちすぎる風体だったし、フェムトはガッチャマンとバットマンを足して2で割ったような感じに見えました。妖精にすごく違和感を感じたし。
 3巻くらいからしばらく読まないでいてあるときまとめて読んだら急に面白くなっていました。確かに13巻前後までの盛り上がりがすごいので後半が見劣りする人もいるでしょうが、個人的にはハイレベルで継続していることには変わりがないので今の展開も好きです。最近は見た目がゴツかったりキツかったりしない仲間が増えて緊迫感が薄れている気もしますが、妖精にも違和感を感じなくなりトータルで作品としての世界感がまとまってきて良い流れじゃないかと思います。
 ただ、今じゃ面白くなるまで3巻近くかかる作品って商業的に許されないだろうな、と思うと、良い時期に生まれた作品だなとも思います。
 

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[投稿:2011-09-28 19:36:42] [修正:2011-09-28 19:36:42] [このレビューのURL]

 ハーレムとはいわないまでも両手に花野郎が主人公です。片方は遠くへ行ってしまったが付き合いは長く、もう片方は付き合いは短いが同じクラスで出席番号も一つ違い。どっちの女の子もそれぞれの過去にとらわれ、そこを主人公が前に進む手助けをしてくれたおかげで距離は近づいているが、という感じの話です。原作者の特徴か、ラブコメというよりラブストーリーにより近い印象を受けます。巻数も少なくサクッと読めるので6点。ちゃんとサイドストーリーも蛇足感無くメインストーリーの補足になっているのも好印象でした。

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[投稿:2011-09-23 01:19:13] [修正:2011-09-23 01:19:13] [このレビューのURL]

7点 以下略

 本来は新作ゲーム紹介マンガだったのでしょうけど、そんなのどっかに行ってしまって作者の独壇場と化してしまっています。
 面白そうだけどゲームそれほどやらないから読んでもたぶんわからないだろうな、と思って油断していたらいきなり小林源文さんのカードゲームネタにやられました。20年くらい前のゲームですよこれ。ゲームだけじゃないですが結構古い元ネタから掲載時の頃の新作まで、いろいろオタネタがつまっています。
 2、3の元ネタがヒットすれば充分な破壊力だと思います。個人的には小林源文、銀英伝、ベルセルクでもう充分でした。

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[投稿:2011-09-19 19:42:24] [修正:2011-09-19 19:42:24] [このレビューのURL]

 ラブクラフトの名作コミック化で正直あまり期待していませんでしたが、この作画している人が、どうも荒木飛呂彦さんリスペクトな感じの部分がそこかしこに見られてそこが妙に面白いです。描き文字は明らかに荒木さん風ですが、絵はそれほど似ていません。でもポーズの取り方やトーンの貼り方など表現法で似ている箇所がそこかしこに見受けられます。確かに荒木さんがラブクラフトものを手掛けたら面白いと思います(違う何かになりそうですけど)。そういった二次創作というか三次創作的な面白さがあるので5点としておきます。
 ただしラブクラフトのコミック版としてコアなファンが真正面に受け止めるとガッカリすると思います。

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[投稿:2011-09-17 21:13:36] [修正:2011-09-17 21:13:36] [このレビューのURL]

 段取りなしで行動することの面白さが良く伝わってくる作品だと思います。あんまりガチガチに計画しても肝心の本番が単なる計画との確認作業みたくなってしまって面白くなくなることってありますからね。だからちょっとした冒険要素としてふらっと散歩。なるほど。
 主人公がオッサンなのでオッサンの喜ぶ要素が昭和なもの。そこが気に入れば楽しめる作品だと思います。

 コミックや文庫で読むと連載誌を後から知ることになり、ここで描かれている段取りなしの散歩と通販って、ちょっとした冒険要素が含まれているところが似ているなと思いもう一度「なるほど」と思いました。

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[投稿:2011-09-17 19:01:53] [修正:2011-09-17 19:01:53] [このレビューのURL]

前半は子育て部分も面白いですが、意を決して行動に出たダイキチの周囲の利害関係者の描写がリアルなことと、後半で効いてくる複数の家庭環境設定が素晴らしいですね。後半はその設定がよく生かされて決して広くない世界観、サッパリした絵でも話の密度は充分に感じられると思います。一桁巻数完結で非現実性を持ち込まない作品ではなかなか会えないタイプのマンガかと思います。
 個人的には前半後半双方あってこその良作だと思います。

 あとがきで最初はすぐ終わる予定だったことが記載されていますが、結局ある程度の長さの作品に落ち着いたことがこの作品には良かったのかもしれません。最初からスタートがアレでオチがコレと決めて進めるとしたら、自分だったら源氏物語の紫の上の話しか思いつきません。

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[投稿:2011-09-17 01:22:15] [修正:2011-09-17 01:22:15] [このレビューのURL]

土山さんの食い物系の大食いシリーズで、今度は題名通り甲子園です。高校生が部活でバカ食いしています。弱小高校に一癖ある新監督が来て、というパターンで、今のところ導入部の段階です。
個人的にはこの大食いシリーズには、そろそろお腹いっぱいな気がしてきています。
今後の展開次第です。
・・と書いたら、6巻でテコ入れ後終了。打ち切りですかね。

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[投稿:2010-10-12 21:32:32] [修正:2011-09-11 16:54:52] [このレビューのURL]

一見さんお断りの、ものすごく敷居の高いマンガです。パタリロの初期のキャラを持ち出してますが最近の作品とやってることは同じです。スーパーキャットというキャラを作った当時だから許されるスーパーマン丸パクリのキャラ設定も、初めて魔夜さんの作品を見る人には「なんだこれ」だと思います。したがって「パタリロ!」リアルタイム年齢層の40代以上向けでしょうか。webで公開してもネット読者層世代と作品がマッチしなかったんじゃないかな、と思ってしまうコミックの薄さ。古参ファンが紙媒体で入手するためにあるマンガだと思います。

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[投稿:2011-09-10 09:18:33] [修正:2011-09-10 09:18:33] [このレビューのURL]

 見開きの景色、ゆったりした時間設定、マスコット(猫)、恥ずかしい台詞と芸風は変わっていません。しかしその芸風だからこそ、体育会系にありがちな変に熱くなる展開になること無しにダイビングの面白さを伝えることに成功していると思います。今のところサラッと読めるので6点。

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[投稿:2011-09-01 00:46:53] [修正:2011-09-01 00:46:53] [このレビューのURL]

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