「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

シティーハンターもそうなんですが、つかみはOKだと思います。で、シティーハンターに出てきたキャラも出てくるので、面白さ半分懐かしさ半分である程度までスイスイ読めるんです。ただ、30巻を超えるようになってくると、発刊ピッチもあって少し戻って読み返すのもどうかな、って気分になり、手を出すのに気力がいります。キャッツアイくらいのボリュームだったらもっと良かったんじゃないかなと思います。

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[投稿:2010-06-28 20:59:21] [修正:2010-06-28 20:59:21] [このレビューのURL]

6点 ねじ式

確かに読んだら岡本太郎じゃありませんが、「なんなんだ、これは!」という感じですので、万人にはオススメできませんが、このマンガは、70〜80年代のマンガを読む人であれば、ネタとして押さえておくべきだと思います。例えば「医者はどこだ?」といって上半身裸で腕を押さえている人が唐突に出てくるネタはよく見かけましたし、金太郎飴のくだりは、マカロニほうれん荘で出てきます。またアニメですがうる星やつらで「悪質な冗談はやめて下さい!」のくだりを見たことがあります。
採点不能な作品ですが、後の漫画家さんに与えた影響の大きさからとりあえず6点つけておきます。

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[投稿:2010-06-28 20:32:57] [修正:2010-06-28 20:32:57] [このレビューのURL]

この作品に出てくるマンガ、3割知っているかなぁ?という感じです。紹介されるマンガの年代やジャンルが広すぎてついていけないところがあります。マンガ読んで疲れた脳をマンガで癒す、くらいの勢いでバカみたいにマンガ読んでだ時期もあったけど、このザマです。マンガの世界の深さを思い知らされる作品です。とは言え、なんといってもオーナーすら把握しきれていない(らしい)マンガダンジョンという設定はマンガ好きには夢だと思います。
また個人的には、この作品に出てくるような昔ながらの古書店は、近隣に一件もなくなってしまったので、とても懐かしく感じます。懐かしさ補正含めて6点といったところです。補正なしだと5点といったところでしょうか。よし読むか、という気力が必要で、サラッとは読めません。

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[投稿:2010-06-28 01:28:32] [修正:2010-06-28 01:28:32] [このレビューのURL]

秀逸なあらすじのとおりです。基本ホンワカのんびりした空間を愛でるタイプのマンガです。学校の屋上にこたつ持ち込んで鍋つついてダベってる場面がありますが、だいたいそんな感じのマンガです。頭使わずサラッと4コママンガ読みたいとき向けですね。

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[投稿:2010-06-28 00:32:02] [修正:2010-06-28 00:32:02] [このレビューのURL]

残念なマンガです。1巻だけが評価に値する、という感じです。2巻は、もう雑誌の休刊に伴い広げかけた風呂敷を慌ててたたむ作業の報告書みたいな印象を受けてしまいます。主人公は車屋の女子高生で特殊技能的な自動車メンテの才能を持っていて、父が伝説のドライバーですでに亡くなっている、というキャラです。が、残念ながらキャラを生かし切る前に終わってしまっています。最後のコマは「岡本先生の次回作にご期待ください!」というアオリがピッタリのギャグ寸前のベタベタな終わり方です。ひいき目に見て4点がいいところで、車に興味がない、もしくは上条淳士さん門下のファンでなければ忘れていいマンガだと思います。

ここからは車、特にアルファが好きな人向け前提で書きます。
このマンガのいいところは、なんといっても車の絵です。奇麗なのはいうまでもないのですが、ALFA155DTMに峠で遭遇するところが大好きです。見ることすら困難な好きな車がその車らしく走っている姿を突然見ることのできた時は個人的には声にならないほど嬉しい質なもので。
読者の絶対的パイが少ない(=売れない)ことはわかっている上で、アルファロメオがおそらく日本で一番売れた頃の車種たちとその人気の一助となった155のDTM参戦話をからめて何とかマンガとして世に出してくれたことに感謝の意もこめて私は購入しました。

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[投稿:2010-06-26 12:33:29] [修正:2010-06-26 12:33:29] [このレビューのURL]

ジョジョが好きなら読めます。内容もジョジョと同等に面白いと思います。ただ、装丁が凝りすぎていて、繰り返し読みを阻害しています。私は箱を紛失してしまいました。普通の装丁で気軽に読み返したかった残念な作品。

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[投稿:2010-06-26 11:14:55] [修正:2010-06-26 11:14:55] [このレビューのURL]

モノローグが大人視点の主人公(子供)を中心に、大人になるうちに記憶から削ぎ落とされるたぐいの子供の世界を見せつけてくれます。大人になってからこういう世界が描けるものなのかと感心しました。時代設定が個人的にほぼストライクなのでなおさらです。ただ、「ああ、懐かしいなぁ」で済む内容ではありません。カツアゲ、いじめによる自殺、DV、転校、果ては弟の失踪等、重い内容がたった4巻のなかにこれでもかと盛り込まれています。そしてモノローグだけが大人視点というのがミソで、こういった重い内容を単なる子供視点でつむぐ言葉ではとても表現できないことを語ることに成功しています。ストーリー構築法が秀逸だと思います。表紙からは想像できない密度の濃いマンガでした。
作者が早世されているのが非常に残念です。
 

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[投稿:2010-06-26 02:02:23] [修正:2010-06-26 02:02:23] [このレビューのURL]

これはなつかしい。高バランスで面白かったです。一名しかいなくなってしまったかつては名門だった相撲部にいる主人公の試合に掛ける熱意に負け、集う柔道やレスリングや囲碁の猛者とその他一名が試合に出てガチで勝負したり、反則やったり。盛り上がったり笑えたり感動もできました。観客がドサクサまぎれに吹き出しだけでボケとツッコミやってるのが地味に好きでしたね。間延びを感じることなく巻数もちょうどいいです。
 鼻の曲がった空手家崩れが、何かにつけてまむしドリンクをやたら飲む場面がありますが、当時それを真似して学校の近くで安売りしていたまむしドリンクを箱で買って飲み過ぎて学校早退したヤツがいたなぁ。当時まわりでけっこう読んでる人多かったけど、意外とレビュー少ないですね。

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[投稿:2010-06-25 00:54:31] [修正:2010-06-25 00:54:31] [このレビューのURL]

8点 SEX

先に書いておきますが、私は上條さんのマンガには絵と雰囲気だけでノックアウトされてしまう質なので、余程のことがない限り高得点で評価してしまう傾向はあります。
 何となくキナ臭い話が始まりそうで面白そうだな、というところで最初の薄手の大判のコミックスはプッツリ2巻で刊行が止まってしまい、ガッカリしていました。雑誌のほうは読んでいなかったので打ち切りだと思っていました。それがどういう風の引き回しか、突然発刊が開始されました。何巻目かの帯に、「13年前の爆弾、いま炸裂。」と書いてありましたが、まさにそんな感じでした。
このマンガは、読むというより、見てもらいたいと思います。いつ見てもカッコいい。

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[投稿:2010-06-24 18:38:02] [修正:2010-06-24 18:38:02] [このレビューのURL]

5点 螺旋島

孤島で化け物に遭遇してバトル、というと、どうしても彼岸島と比較してしまいますが、あちらは青年誌、こちらは掲載誌が少年誌の増刊というスタンスのせいか、全体的にマイルドです。いろいろイベントは発生しますが主人公を最初からケンカが強くて頭も良くて常にポジティブシンキングという完璧超人的設定にして手っ取り早く問題をヒョイヒョイ解決していってしまいます。たぶん本当の読者層の少年であれば、頼れる兄貴のような主人公が次々問題解決する様を好感を持って歓迎するのかもしれません。
しかし残念ながら当方すでに少年とはほど遠い年齢ですので、絵も奇麗でツッコミどころも少ない優等生的な本作よりも、丸太かついでハーハーして噛まれて放尿三昧とかいろいろツッコミどころはあっても、彼岸島のほうが面白いので、彼岸島より−1点で5点としておきます。

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[投稿:2010-06-24 01:02:32] [修正:2010-06-24 01:02:32] [このレビューのURL]

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