「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

派手な色使いの表紙に内容が負けています。どっかから持ってきた設定や小ネタが作者の中で再構築しきれずに話が進んでいる(停滞している)ような印象を受けます。バックトゥザフューチャー丸パクリの話などがいい例で、話の展開としては何人いるかわからない王族が過去に一人死んだ、それだけ、です。
なんとなく話が一気に展開して完結、とならずに今のまま展開しないで怪異探索と王族間闘争の連続でフェードアウト、というパターンになりそうな雰囲気を感じます。したがって一つのエピソードごとに楽しめる人なら良いかもしれませんが、大筋が完結しないと気がすまない人には現時点ではオススメできません。
絵はキャラの顔にバリエーションが少ないので「こんなヒロ見たことねぇ」みたいな言葉でフォローせざるを得ないところがイマイチですが、背景はけっこう奇麗です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 11:28:28] [修正:2010-02-28 11:28:28] [このレビューのURL]

ほぼコミックが出る時期からシンクロして読んでいるので、何とか世界観についていけている、という感じです。最初から壮大な年表が公表されていて、結果はわかっていてもあまりに壮大すぎて、なんら興味を失う材料にならないのがすごいところです。
個人的には3巻のコーラス戦でMHが出まくったときが一番盛り上がりました。子供でしたので、年単位で待たされた新刊とその内容に驚喜した記憶があります。それこそ当時は二桁回数読み返してました。
ただし、最初から終わるかどうかわからない宣言がされておりますので、それでもいいと思える人、いきなりなんか全然違う話が始まっても怒らない人、年単位で新刊を待つ胆力を持てる人でないとオススメできません。実際一番最近のものが出てから何年経ったのやら。もう慣れましたけど。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-27 01:33:06] [修正:2010-02-27 01:33:06] [このレビューのURL]

ボクシング一本でここまで引っ張れるマンガも無いと思います。妙なテコ入れを感じることも無く、安定感があります。ただ、コミックで読むことをお勧めします。週刊で読むとしょっちゅう休載していてイラッとくるので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-27 00:43:03] [修正:2010-02-27 00:43:03] [このレビューのURL]

ファーストガンダムにはずいぶん散財させられたが、実は肝心のアニメはあまりよく覚えていません。もうずいぶん前ですし。という状態で読んだら、いろいろ記憶がよみがえったり、知りたかったことが知ることができたりと、夢中になってしまい、一気読みしてしまいました。ガンダムという作品を再認識するには最高の触媒だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-23 00:00:19] [修正:2010-02-23 00:00:19] [このレビューのURL]

江戸川乱歩の原作は読んだことあるのでだいたいの内容は知っていたので、表紙が印象的な丸尾さんのマンガを手に取るいい機会だと思って読んでみました。感想は、ナイスコミカライズの一言です。江戸川乱歩のこの手の絵にしづらい作品をよく絵にしたものだと感心しました。ただ、あまりにもハマりすぎていて、もう一度読もうという気が起きなかったので7点としました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-22 23:42:05] [修正:2010-02-22 23:42:05] [このレビューのURL]

「咲」を読んで、そういえば昔ギャンブル学生マンガがあったな、と思い出したのが、この作品です。
本来大学生以上を主人公にするのが普通だけど、それじゃありきたりだしその雑誌の読者層の共感が得られないので、より低年齢に設定せざるを得ないことになるが、題材の関係上設定に無理が生じているけどそこは押し切って始めちゃいました系です。
主人公は高校生で元パチンコ屋の息子。たしか学校にパチンコ台持ち込んでたような気もします。そしてパチンコでバトルをします。しかも大々的に。単行本に至ってはパチンコ台の解説まであります。少年誌でそのチャレンジ魂に5点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-21 02:14:21] [修正:2010-02-21 02:14:21] [このレビューのURL]

導入部の神崎の裏切りと過酷な前線でのたたかいで激変した風間の静かだけどギラギラした心象風景が好きですね。風間が見た目少女漫画風の優男であるギャップもあり、人気があったのもうなずけます。そしてあらゆる戦闘機や爆撃機が一つの基地にある飛行機好きには夢のような設定。
大筋は、神崎の社長令嬢をGETして成り上がろう、というちょっとした野望が世界を破滅に追いやる寸前にまで話が発展する超展開系ではあるが、それを感じさせないストーリー、渋いサイドプレーヤーたちの生き様が見ものです。
最後は、中盤で涼子と風間が会ったときに、風間が記憶を持っている以上、ハッピーエンドは無い、と決まってしまったため、ああするしか無かったんじゃないかな、と思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-21 01:46:51] [修正:2010-02-21 01:46:51] [このレビューのURL]

戦争がテーマですので、悲しい話もありますが、意外とコメディっぽい話もあり、師匠の松本零士さんの戦場まんがシリーズより泥臭さがありません。うんちくも兵器に限らない幅の広さが読み飽きなかった原因かもしれません。なにしろ貴腐ワインの存在を知ったのはこのマンガでしたし。
もともと第二次世界大戦が舞台ですので、思ったほど古く感じることもなく読めるのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-21 01:15:45] [修正:2010-02-21 01:15:45] [このレビューのURL]

バトルになるたびに、4人が8人、8人が16人と、どこまで行くんだというねずみ講のような増え方とか、困ったときのリセットボタン的機能を持つ無敵キャラ塾長江田島平八とか、バトルマンガをおちょくったギャグマンガだと思っています。そして日本のネクロノミコンと言っても過言ではない究極の架空書籍民明書房の本。もうネタの宝庫です。終わってからのほうが評価が高いんじゃないでしょうか。
それから、マンガと違いますが作中に出てくる民明書房の本のガイド本である「民明書房大全」は、まじめな本が並んでいるところに紛れ込ませると一部の世代からウケが取れます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-20 14:17:05] [修正:2010-02-20 14:17:05] [このレビューのURL]

子供の頃これさえ読まなければ、いわゆる萌えマンガ系のマンガは一切読まずに来たんじゃなかろうかと思う、いろんな意味で人生に影響を与えてしまった作品です。サンデーのアッサリサッパリ路線を決定づけて今に至るマンガの源流のひとつじゃないかと思います。
マンガだけでなくアニメ等とのメディアミックスも異常な加熱ぶりを見せていたと思います。当時LDボックス33万円なんて買えるか!と思っていたら完売。子供には国家予算級の現実味の無い金額だったので驚いた記憶があります。
ただ、今読むか?と言われると、読みません。自分の中では完全に消費しつくしたと感じているもので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-20 13:16:34] [修正:2010-02-20 13:16:34] [このレビューのURL]

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