「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 「世にも奇妙な物語」的な怖さを持った作品です。簡単に言うと小さなコミュニティが主人公が痩せるだけで崩壊していく話です。太っていはいけないと強迫観念を持ちながらも結局食べないと心の維持ができない。本人はやせたくても周囲は誰もそれを望んでいない。それでも禁じ手を使ってでも痩せた。結果誰も幸せにならない。
 読後感は決して良い作品ではないですが、一気に読めてしまう作品です。
 

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[投稿:2012-04-23 18:35:06] [修正:2012-04-23 18:35:06] [このレビューのURL]

 最初は、なんだか幽霊とのベタ甘カップルの話かと思いましたが、3巻あたりで転換点が来たかな?ここから怖い話になるかな?と思ったら肩透かしを食わされて、多少成仏への葛藤話が進んだものの、ほぼ変わらずベタ甘カップルよりに話が進んでいます。絵が綺麗でいかにもホラー系の展開を期待してしまうのですが、今のところそっち方面はあまり進んでいません。読みやすいのですが、着地点が難しそうな作品です。したがって今のところ6点としておきますが、今後の展開次第かと思います

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[投稿:2012-04-23 16:19:16] [修正:2012-04-23 16:19:16] [このレビューのURL]

コミックス刊行当時、出たら手に取っていたのでごく普通に面白かったものと思います。ただ、地味でコンパクトにまとまりすぎている感があり、個人的にはタイトル聞いてかろうじて思い出せた、くらいの作品でした。

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[投稿:2012-04-23 02:19:06] [修正:2012-04-23 02:19:06] [このレビューのURL]

スティールボールランをスルーしてしまったせいで荒木さんの近作にあまり触れていないためか、なんか寂しい感じがします。2巻に至っても登場人物があまり増えないし、書き込みも昔のジョジョのコミック巻末で誰かが描いていた「無駄無駄無駄ァ!」と指が折れる勢いで描いているような迫力が感じられません。密度が薄めな気がします。
 次に何が起こるのかわからない引きの強さは健在で面白いことは面白いのですが、かつての長編的面白さというよりも、短編集的面白さに近い感じがします。もう少し先が見えるまで様子を見たい気もしますが、スティールボールランのように読む機会を逸してしまう気がして悩ましいところです。今のところ6点。

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[投稿:2012-04-22 19:29:11] [修正:2012-04-22 19:29:11] [このレビューのURL]

 萌えクトゥルーもの、でいいのでしょうか。題名からナイアーラトテップ関連だと思ってたらその通りでした。作りとしては、クトゥルー神話のいくつかの要素を拝借してそこに萌え要素とマンガ等のお約束ネタをちりばめて一丁上がりという感じです。
 あのナイアーラトテップがフォークで刺す程度でおとなしくなるのは、ある意味斬新ですが作品としては中学生くらいがストライクゾーンでしょう。

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[投稿:2012-04-16 00:06:33] [修正:2012-04-16 00:06:33] [このレビューのURL]

メディアへの露出が少ないのですっかり忘れ去られていますが、70年代のジャンプを牽引したマンガの一つです。ただし下品さでは、がきデカと争うマンガですのでその手のまんがが嫌いな人にはすすめられません。
初期の赤塚不二夫さんの絵と酷似している頃が、いろんな意味で一番強烈です。この辺はちょっと個人的には強烈すぎていただけません。その後だんだん面白くなっていきますが、13巻頃のメタクソ団結成の頃から、がぜんギャグマンガとして面白くなります。「マタンキ」「七年ゴロシ」などはこのマンガを知らなくても知っている人もいるかと思います。メタクソ団結成以降はキャラがほぼ固定化して安定したドタバタギャグマンガループへと突入します。そしてループに入ることの出来たマンガの特権として、時代劇ものとか、忍者シリーズとかロボットシリーズとか破天荒な設定も許されつつ30巻まで続きます。長期連載ギャグマンガのひな形は、このマンガで確立されたものと思います。終盤の息切れ感も含めて。
物持ちの良い兄弟がいたおかげで子供の頃に読むことが出来ましたが、子供の時は間違いなく10点のマンガでした。今は正直採点不能ですが今、ゼロから読むとなると4点ぐらいかと思います。
意外とハートフル系の良い話もあったり、終戦記念日頃には戦争マンガを描くという真面目な一面もあるのですが、メインの内容が内容だけに夢中で読んでいた子供がある程度お金が使えるようになる時期に復刻することが出来なくて、後世に思ったほど影響を与えること無く歴史に埋もれてしまった感があります。
今となってはまず、お目にかかることは無いでしょうが、見つけることが出来たら一時代を作ったマンガとして目を通してもいいかもしれません。

追記:電子書籍化されました。ただ各巻のサブタイトルが一部変更されています。

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[投稿:2010-03-28 00:29:21] [修正:2012-04-14 20:49:17] [このレビューのURL]

6点 WORKING!!

最近一気読みした印象は、連載開始時期に多かったタイプの4コママンガの仕立て方だな、という印象です。絵柄も内容も。
 進行は普通です。連載がスタートする、メインである数名のキャラ付けが固定してくる、若干キャラ同士の関係を進展?させる、新キャラ投入・・・という長期4コマにありがちな流れです。
 メインキャラは大柄姉妹に翻弄された結果ロリコンこじらせてる主人公、元ヤン店長、帯刀している店長の下僕その1、極度の男性恐怖症、ちび、腹黒厨房、傍観者のちにいじられ役厨房、といったところです。
キャラが気に入れば、サラッと読めます。

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[投稿:2012-04-07 20:14:04] [修正:2012-04-07 20:14:04] [このレビューのURL]

昔「我が青春のアルカディア」というハーロックの出てくるアニメ映画があって、これが松本零士ワールドのリンクの権化みたいな作品でした。で、このシリーズのうち「スタンレーの魔女」と「我が青春のアルカディア」がリンク先でした。そのつながりで読んだら面白くて、ミリタリーものに一時期ハマる原因にもなった作品です。自作リンクにより他作品にも興味を持たせる手法を初めて知った作品でもあります。
 松本作品にある「男の世界」とか「夢」とかは近作になると失礼ですが空回り気味な印象を受けますが、このシリーズはその作者の根底にある世界観とがっちり歯車が噛み合っている感じがします。

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[投稿:2012-04-07 19:32:51] [修正:2012-04-07 19:32:51] [このレビューのURL]

 外伝で作者が違うとちょっと原作からブレる時があります。これはその傾向があります。霧島の性格が一途というよりもS寄りに改変されていたり、原作では未だにほのめかす程度の土屋の色恋沙汰もベクトルを持たせてしまったり。それはそれで良いのですが、結果正調な外伝というよりも、ややパラレルな二次創作よりのものとなっています。
 それでも良いという原作、アニメファンならどうぞ。

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[投稿:2012-04-07 18:44:27] [修正:2012-04-07 18:44:27] [このレビューのURL]

 父であったカリスマ社長の遺言で跡を継ぐ条件の一つとして高校卒業までに嫁探しをしなくてはならなくなった主人公。でも周囲にいる女の子に、どうやら異母妹が紛れ込んでいるらしい・・・。義妹が嫁になってしまったらどうしよう、という感じの話です。
楽しめる年齢層のしぼられたマンガじゃないかと思います。
個人的には都合の良い王子様系の主人公設定の毒気にあてられて、つかみの段階で冷めてしまいました。

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[投稿:2012-04-07 18:20:09] [修正:2012-04-07 18:22:37] [このレビューのURL]

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