「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 音楽マンガのようでいてギターマンガかなと思わせて実はロックマンガです。いわゆる生き方がロックかどうか、みたいな方に重点が置かれています。破天荒でノーフューチャーな感じです。主人公が主人公なりにロックな生き方を選んで終わりですが、どうなんでしょうね。個人的には80年代なら今この一瞬に生きる、みたいなこの設定もアリかなと思いますが、現実がノーフューチャーな今、読み手を選ぶと思います。

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[投稿:2016-07-31 14:23:06] [修正:2016-07-31 14:23:06] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

当時バードウォッチングという珍しい題材をテーマにした珍しい作品です。しかも少年誌で。今でもあるかどうか。主人公が転校してきて作品内時間で実質2年も描かれていないのですが、密度が濃いです。転校してきて、いきなり先輩と勝負したり、恋人作ったり、冬山に雷鳥見に行ったり、恋人隣に引っ越してきたり、休学して全国回って鳥見て、その間に部が同好会に降格し、復学して同好会の建屋自分たちで立てたり、部に再昇格するものの建屋は壊すのが条件だったりと。その間に世代交代や他校との交流(と言っていいかどうか)により鳥好きの輪が広がっていく、という面もあります。
 小山田先生の作品では主人公がグイグイ引っ張っていくタイプの作品のピークではないかと思います。
 ここまでが丸顔ですかね。この後は絵柄が変わっていきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-07-31 13:46:50] [修正:2016-07-31 13:47:05] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

家族を残酷な殺され方をした男が「復讐屋」を営む話です。題材はだいたい実在の事件をアレンジしたもので、読めばなんとなくあの事件を基にしているな、と思うものが多いと思います。そして話が進んでいくうちに復讐失敗のあと依頼人を保護したり、保護した依頼人と相棒との共同生活が少し殺伐さを緩和したり同業者とかち合ったりと話が膨らんできたところでタイトル替えで仕切り直しのようです。
 個人的には淡々と仕置きが完了されるのでそれほど残酷さは感じません。一見えげつないけど意外と考えられたリミッターの存在を感じます。ただし、被害者は作品の性質上ひどい目にあうし、加害者の仕置きもだらしない体型の中年のオッサンのケツに焼き火箸突っ込むとか、局部を使った拷問が多いとか、そういったものに話の内容如何に関わらずとにかく嫌悪感を抱く人にはお勧めできません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-07-16 11:38:50] [修正:2016-07-16 11:38:50] [このレビューのURL]

5点 神恋

 まったくもって悪くはなかったのですが、終わってみると押しかけ女房系ラブコメの最初と最後だけ、みたいな作品になってしまいました。腰を落ち着けて進めるかと思った一巻と、ONLINE側の連載が突然終わって嫌な予感がしたらJOKER側の連載も終わり二巻であわただしく完結という、一巻と二巻の途中からの雰囲気が明らかに違うので読むと置いてけぼりを食らった感じを受けます。だれるというか、読者を無視した何らかの都合を感じるので6点から1点引いて5点とします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-07-02 17:37:59] [修正:2016-07-02 17:37:59] [このレビューのURL]

悪くはないのです。絵も前作よりうまくなってる気がしますし、登場人物が変態で小ネタを積み上げていき、そこはかとない笑いを誘うという、前作と同じ手法なので前作が好きなら本作も読めるかと思います。しかし3巻で終わってしまい後半が駆け足気味なのは否めません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-07-02 17:25:33] [修正:2016-07-02 17:25:33] [このレビューのURL]

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