「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 その後の暴走族マンガの走りだと思いますが、今読むと意外とワルな要素が少ないです。絵柄も手伝って、どっちかというとドタバタ青春モノに近い感覚。まだ絵が安定していない吉田さん初期の作品なので、ちょっと古さを感じます。

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[投稿:2016-01-31 08:32:32] [修正:2016-01-31 08:32:32] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 タイトルでギョッとしますが、ホラー的な内容はありません。母が亡くなる前から始まり、亡くなってからどう考えたか。周囲はどんなだったか。時間が経つにつれどう心境が変わっていったか。そして母が残してくれたものは。必ず訪れることではあるが日常目を背けていることが起きた時のことが淡々と描かれています。

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[投稿:2016-01-06 22:41:01] [修正:2016-01-06 22:41:01] [このレビューのURL]

復刊して妙に盛り上がっていますが、魔夜さんのマンガとしては普通の流れです。正直言うと当時未収録になったものの寄せ集めです。とはいえ魔夜さんが美形をまだ描いてくれるころの作品ですので、その辺が好きな人で未読の方にはうれしいものかと思います。
 話題の「翔んで埼玉」については個人的には漫才ブームで主に茨城、千葉、埼玉、栃木あたりをおちょくるネタが一時はやって、漫才ごとすたれた頃に発表(漫才やってた人たちが「ひょうきん族」などのコントに流れて行った頃だと思います。)されて、さらに遅れて本書が発刊されたころには「今時…」というものだったのでは、と思います。したがって魔夜さんがインタビューなどでいう通り当時は売れなかったのでしょう。
 そして復刊にいたるのは、ここ数年ネットで特に群馬がやたらおちょくられるようになり、地方おちょくりネタが再浸透した時期にメディアで「30年前にもこんなマンガが!」的に取り上げられたからのようです。
 ある意味メディアミックスの成功例ですね。パタリロ全盛期より初動発行数が多いらしいですから。発行された時代背景のタイミングの違いと受け取り手の世代変化が招いた結果だと思います。

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[投稿:2016-01-01 10:12:27] [修正:2016-01-01 10:12:27] [このレビューのURL]

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