「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 何となく編集側の方針が決まり切らずに見切り発車してしまったような印象を受けます。掲載誌もコロコロ変わったのか、4巻の中に焼き直しの話が散見されます。したがってもともと巻数も少なめ、ページも少なめですが、ボリューム感はさらに少なめです。こういった作り手都合のブレは読み手にはあまり見せてもらいたくないところなので、点は低くさせてもらいます。
 話としては舞台的には日本っぽいけど欧州風の階級社会を匂わせる世界観に、主人公をサラッとひどい環境に置いて物質社会から乖離した精神社会を中心にした生活を描く、といったところでしょうか。まぁ簡単に言えば貧富の差を超えた先にあるハートフル系です。
 最初なんで主人公が中途半端なチョンマゲヅラかぶってるのかわかりませんでしたが、頭に備長炭くくりつけてたんですね。
 

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[投稿:2011-03-28 02:52:17] [修正:2011-03-28 02:52:17] [このレビューのURL]

新刊が出ると、つい読み返してしまいます。最初のころの物欲丸出しの古田織部(左介)の姿が爆笑ものです。古田織部というと、織部焼きの人?くらいの知識しかありませんでしたので、爆笑できるとは思いませんでした。ここで出てくる「名物」は現存するものもあります。正直骨董に興味はありませんが、これだけ必死こいてでも欲しい、と思えるものなら、一度見てみたいと思わせる描写は白眉です。
利休と会ってからは、求道の人、創作の人という面が強くなってきて古田から前半ほどの滑稽さは失せていきますが、反面他の登場人物も物語を引っ張って行くようになり、面白いことに変わりはありません。マンガ的な面白さと史実とのバランス感覚がすごくいい。史実に沿って進めば、このあとも結構波瀾万丈なはずですので、この先も期待できると思います。

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[投稿:2010-02-13 01:55:17] [修正:2011-03-27 03:03:29] [このレビューのURL]

 元祖キャッツアイの続編だと思うとガッカリすると思います。この作品はあくまでスピンオフで末っ子の愛にスポットを当てて話を進めるようです。当時絵で驚かせてくれた北条さんが絵を書いているわけでもないし、今のところ基本泥棒はやめた事になっていますので、なおさら「これキャッツアイか?」と思ってしまうかもしれません。
 ただし、北条さんの作品に共通している家族愛というテーマははずしていないこと、イマイチ冴えない男が喫茶店に入り浸っている事、絵も綺麗な絵と、キャッツアイのテンプレートは何とかそろってるんじゃないかなと思います。
 ビッグネームの復活に過度な期待をしなければ普通に楽しめるかな?と思いますが、今後の展開次第だと思います。

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[投稿:2011-03-27 02:48:19] [修正:2011-03-27 02:48:19] [このレビューのURL]

 チョイエロ姉貴が、姉が大好きな義弟をいじって遊んでるマンガです。エロ成分が多いとか貧弱な義弟を熊に立ち向かわせるようなマンガ的表現は置いといて、兄弟姉妹がいれば弟や妹をいじり倒すシチュエーションはあったかも、とかすかな記憶を思い起こさせる設定ではあります。複数の本屋で平積みになっていたので期待して読んでみましたが、普通に面白いかな、というレベルです。あとがきは読むとしらけるので読まないほうがいいと思います。

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[投稿:2011-03-26 14:33:53] [修正:2011-03-26 14:33:53] [このレビューのURL]

ネタとして抑えておくタイプのマンガだと思います。とにかくタイトルと設定と主人公の驚愕している時の顔が抑えておくポイントだと思います。
内容は今となっては結構ソフトで、ある程度の歳の人であれば、「ああ、子供の頃の一時期こういう話夢中で読んだっけ。なつかしいな」というような話です。

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[投稿:2011-03-26 14:05:18] [修正:2011-03-26 14:16:31] [このレビューのURL]

7点 “LOVe”

前作「BB」を読んでいる事が前提の評価です。したがって初めて読む人は「BB」からどうぞ。「BB」の超展開を知らないと、納得が行かないところがあると思います。
正直30巻続く程の内容ではないと思いますが、「BB」程のテンションではないにしろ、高いテンションでずっと続くわりにアッサリしているので、一気に読めます。まわりにチヤホヤされて女の子がスポーツ続けていくところは、ちょっと「YAWARA!」にも似ているかな。全然印象違いますけど。

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[投稿:2011-03-26 13:43:03] [修正:2011-03-26 13:43:03] [このレビューのURL]

ドタバタコメディですね。ヒロインは今で言うツンデレです。ただコメディ成分がスベり気味で日常に舞い降りた非日常、というより、単なる非日常に近いものです。個人的には露出度は高いけどエロくない絵に需要があったんじゃないかな、と思います。

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[投稿:2011-03-26 13:10:24] [修正:2011-03-26 13:10:24] [このレビューのURL]

6点 ONE PIECE

 事実から言えば途中までは繰り返し読んでいました。しかしそれは長いので途中から繰り返し読まざるを得ないという、受動的な理由です。
 また、連載当初は雑誌で読んでいました。その頃は、面白いけどこれが一番、というほど突出している印象はありませんでした。
 で、すごい部数の単行本が売れているというので、久しぶりにコミックスでなく雑誌で読んでみました。結果、「相対的にクオリティが突出している」と感じました。ジャンプそのものに連載開始頃の勢いが感じられない中でがんばっている作品だと思います。ジャンプならこれくらいの作品がひしめき合っていなくちゃ、と思ってしまうのは年喰ったせいですかね。
 7点としたいところですが、長い上に長い作品にありがちな雑な大ゴマ乱発みたいな手抜き感があまりないのが逆に災いして、ちょっと期間を置いてしまうと読むのに気力がいるので、−1点で6点としておきます。
 

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[投稿:2011-03-26 12:59:02] [修正:2011-03-26 12:59:02] [このレビューのURL]

5点 おでん

一巻だけで濃い絵と濃い話でおなかいっぱい、という感じです。
裏表紙に「商店街に咲いたロミオとジュリエット」と紹介されてますが、たった一巻で同じく裏表紙に書いてある6人がほぼ何らかの肉体関係を結んでいる状況です。ロミオとジュリエットってそんな話だった・・・か?

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[投稿:2011-03-21 01:01:32] [修正:2011-03-21 01:01:32] [このレビューのURL]

 ヤンキーマンガの延長線上にある作品だと思います。ただし社会人になっていろいろあって、いい感じで角の取れた主人公のおかげで、ドロドロ奈落の底に落ちるような話にはならず、最終的にはスッキリさせてくれる作品に仕上がっています。
ヤンキー臭が嫌いでなければ、そこそこのスピードでサラッと読めて良いマンガだと思います。
 

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[投稿:2011-03-21 00:40:48] [修正:2011-03-21 00:40:48] [このレビューのURL]

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