「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 835レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 失礼な言い方かも知れませんが、上皇ご存命の今、絶妙のタイミングで出版されたと思います。譲位の件など、つい最近のことだから読まずとも、と思うかもしれませんが、後年議論が百出する前に抑えてしまったのが素晴らしい。そしてとても一巻ではまとめきれない半生を、ここぞというところで絞り込んで見事に仕上げていると思います。マンガという枠を超えて、これはいい仕事だと思います。

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[投稿:2019-07-07 10:55:48] [修正:2019-07-07 10:55:48] [このレビューのURL]

 いわゆる「グロ注意」です。タイトルどおり歴史の暗黒面たる拷問にスポットライトをあてた作品です。歴史は美化されたり大局以外はスルーされることが多く、当時の時代背景を加味しないと本当の全体像はつかめない難しい面もあります。拷問本は読んだことがありますが視覚的に訴えるマンガの特性が生かされていて、こちらのほうが何倍も狂気を感じます。おそらく諸説あるのでしょうが、キリストがどのように磔にされたか、マンガでこうも細かく書いたものも少ないでしょう。異端審問など狂気という言葉すら生ぬるいです。一番救われる話がフランス革命時500日で2700人処刑した死刑執行人の話という時点でどの程度グロいか想像もつくと思います。
 よくこのような題材マンガ化したなという意味と、有名人が沢山出てきて結構濃い内容なので8点としますが、読む人を選びます。
 それからエロも注意です。今のように女子供が必ずしも庇護される世界でないので仕方の無いことですが。

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[投稿:2014-09-07 10:57:38] [修正:2014-09-07 10:57:38] [このレビューのURL]

 学園ものラブコメの皮をかぶったギャグマンガですね。とはいえ皮のほうもなかなかです。設定はかなりぶっ飛んでますが、悪魔が出てきても本当にダークなキャラは存在しないドタバタが面白いです。ガッツリ読ませるマンガも良いですが、こういったサラッと読めて読後感にちょっぴり中毒性があるようなマンガのほうが意外とレアで好きですね。安易なエロや萌え、ドン引きシュールなどに頼らないとなると、なおさらレアだと思います。
 名作とまでは行きませんが、何度も読み返してしまったので8点。

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[投稿:2014-08-10 10:32:24] [修正:2014-08-10 10:32:24] [このレビューのURL]

 吉富さんの作品は「しまいずむ」から入ったので寸止めロリマンガ家以上の認識は持っていませんでしたが、この作品は良い意味で期待を裏切られました。一歩間違えれば凡百のハーレムマンガに成り下がるところを楽しげな日常を交えつつブレない設定で自分たちの置かれている状況を追求していき、キチッと適度な巻数で終わらせているところが素晴らしい。こういった永遠の夏休み系の雰囲気が個人的には好きです。伏線の確認で二度読んでしまったので8点。

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[投稿:2014-06-24 22:36:16] [修正:2014-06-24 22:41:52] [このレビューのURL]

 最近はコミックスになってから読むことがほとんどなので一話目が「死刑執行中脱獄進行中」にも入ってる作品だったのを読んだ瞬間、ほとんどコミックス既出ってパターンかと思いましたが違いました。
 どの話もジョジョらしい面白さに満ちているし、妙な決め台詞も健在だし、懐かしいキャラも登場してきて楽しめました。また、かなり長いスパンで作品を集めたものなので荒木さんの絵の変遷も見ることが出来ます。
 不満なところは個人的には億泰の「ンマーい!」の絵は過去のほうが実感こもってたな、というくらいです。

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[投稿:2014-01-12 11:08:01] [修正:2014-01-12 11:08:01] [このレビューのURL]

8点 幽麗塔

 江戸川乱歩の大人向け猟奇倒錯小説が好きな人にはストライクだと思います。さらに罠いっぱいの塔の中に財宝が、なんて設定も付いてくるのでなおさら。時代も昭和二十年代後半と微妙に近代化が進んでいない時期を設定していますので、隔離された島、村の忌むべき因習とかそういったものも織り込んできたりします。
 しかしなんといってもこの作品の中では性的倒錯が異彩を放ってると思います。男装の麗人だけど実は当時では社会的認知が進んでなかったであろう性同一障害に悩まされるテツオ、敏腕検事として圧倒的権力を持つ丸部の一言では言えない特に妹への嗜好。ついでに流されて女装した結果やや覚醒しつつある天野、ガチショタ刑事山科など、主なところだけピックアップしてもお腹いっぱいです。
 また、晩年の江戸川乱歩を彷彿とさせる土蔵で執筆する小説家が出てきたり、妹を深窓の令嬢に育て上げて、普通の生活には耐えきれなくして見えない鎖でさらに縛り付ける丸部の闇の深さの演出など、小技があちこちで効いているところもこの作品を重層的に面白いものにしていると思います。
 今後が楽しみです。

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[投稿:2013-11-04 01:23:22] [修正:2013-11-04 01:23:22] [このレビューのURL]

 最初の80年代すぎる部分を過ぎて、話の中心がレースに傾きだすあたりから俄然面白くなります。表層的に見てどう見ても昭和だと言われればそれまでですが、レースを取り巻く環境、とりわけメンタル面の描写は、時代でそう変わらないと思いますので、今読んでも面白いと思います。グダグダ言わずに無駄に暑苦しくなくガンガン攻める主人公がカッコ良かった、
 この作品あってこそ「頭文字D」を手に取ることになったのは確かです。あの「バリ伝」の人が今度は4輪を描く!盛り上がりましたね当時。

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[投稿:2012-06-07 23:40:48] [修正:2012-06-07 23:40:48] [このレビューのURL]

この後に大きなどんでん返しが無い限り、いくつか考えられるパターンに収まりそうな内容ですが、良い意味でちょっと古いタイプの耽美な感じがいいですね。また、ヒロイン?の集中線みたいな目玉の描き方がすごい印象的です。作品を包む雰囲気がいい。携帯さえ出てこなければ、昭和設定でも違和感が無く、懐かしい感じもします。
7点ぐらいはあげたいところですが、作者が体調不良でいつ再開するか不明ですので、とりあえず4点ぐらいにしておきます。回復したらで結構ですので続きが是非読みたいです。

 追記 2巻まで読んで大きなどんでん返しがありました。一読では理解できず、元に戻って「ここでこうなって確かここでこんな話があって・・・あー!そういうことか!」というところが何カ所かあり、たった2巻で詰め込んだ感も無くここまで出来るすごい構成力に圧倒されるばかりです。種明かしの理解のため以外でも繰り返し読んでしまったことと無事復活完結したので8点。

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[投稿:2010-10-09 02:47:02] [修正:2012-05-27 01:46:23] [このレビューのURL]

ありとあらゆる格闘が出てくるすごいマンガ。
当時これだけ幅の広い格闘技を描き切ったマンガはありませんでした。
まさに異質という感じでした。
8巻あたりで、絶対死なない、死なせることができない、と思っていたキャラが死んだときは、まさにマンガにある通り「死んだぁぁぁ?」とその展開と描いた勇気にあっけにとられたものです。
ま、その後蘇生しましたけどね。
何度も読みましたので8点とします。

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[投稿:2009-12-08 21:59:09] [修正:2012-02-05 01:52:36] [このレビューのURL]

 医者を絡ませるとリアル方向に行ってしまいがちですが、主人公が「こんなヤツいねぇ」というビジュアルとアクションで初手からフィクションであることをわかりやすく提示し、基本勧善懲悪。長期連載物といっても、つまみ食い読みでも楽しめる。週刊少年誌掲載に適したマンガだと思います。 あまり語ることは無いけど娯楽としてのマンガというスタンスで忘れた頃に何度も読める良いマンガだと思います。

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[投稿:2011-10-30 01:41:05] [修正:2011-10-30 01:41:05] [このレビューのURL]

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