「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

まったく元ネタを知らないわけではない、程度の知識で読みました。
前半はそこそこ面白いです。バトルが本格的になるとどうも逆につまんなくなる傾向があります。で、7〜9巻は全然別物のギャグマンガ?になります。この先どうなることやら。

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[投稿:2010-02-09 20:31:01] [修正:2010-08-29 22:26:52] [このレビューのURL]

妹萌え(を妹に隠しているつもり)の兄が妹の無邪気を装ったアタックに苦悩するのがメインの話です。妹が黒いです。現時点では、まぁこれだけアレな設定盛り込めばキャラが勝手に動いて面白くもなるでしょう、という状況ですかね。あとがきの影崎さんの「(この手のジャンルに)戻ってきたなぁ」という恍惚の表情に現れている通り、影崎さんの筆がノッてる感じも受け取れます。
ただ、近親モノですので、読む人を選ぶ作品だと思います。

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[投稿:2010-08-22 07:03:43] [修正:2010-08-22 07:03:43] [このレビューのURL]

このマンガを読んで、なるほど、神だの仏だのって見方によっては草食系の元祖なんだなと思いました。そこの視点が斬新で面白いと思いました。
全般的に神仏と人間の書き分けの問題なのか、各方面から怒られないための配慮なのかネタを吟味してリミッターをかけているような印象を受けます。そこを難しい題材に挑戦した面白いマンガと取るか、毒の足りないパンチの効かないマンガと取るかで賛否が分かれるかと思います。
 それから、イエスを取り巻く天使とかは何となく知っている名前が出てきますが、ブッダ側はイマイチわかりませんでした。私のような人は先に手塚治虫さんの「ブッダ」で予習しておくと、いくつかのネタと人物像について、よりわかるようになると思えます。ただ、手塚さんの作品もフィクションなので、まるで印象が違う人もいます。アナンダとか。

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[投稿:2010-02-14 02:05:58] [修正:2010-08-18 13:20:47] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

例えば食堂みたいなところで、待っている間に読める用に置いてある確率が高い。そして続き物なのにどこから読んでも結構気にせず読める。もう連載開始20年も前の作品なのにすごいことです。そういうわけで読み返す機会が多いため、8点は楽につけられますが、「あきらめたらそこで試合終了」等の名言と、変になれあうことなく常に前向きなテンションをたもとうとするキャラ作りにプラス一点。この作品も歳を重ねると視点が変わりまた別の面白さが見つけられるマンガだと思います。個人的には最近安西先生よりの視点になっていることに気づき、ちょっと微妙な気分ですが。

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[投稿:2010-08-12 17:14:13] [修正:2010-08-12 17:14:13] [このレビューのURL]

8点 GT roman

基本的に車をからめた小話をちりばめた作品です。ちょっとした恋愛話とかもありますが、当時の車好きにありそうな話が多い前半が特に好きです。ボロアパートに住んでマセラティ買う話とか好きでした。貯金がたまった時、友人のほうがハイテンションになって当の本人を引きずるようにして前祝いに行くところとか。また、ハチロク乗っててニイナナに乗り換える話とか。フルチューンのセリカXX降りてホンダS800に乗り換える話とか。昔先輩に借りてバトルしたZ432をヘソクリで買う決心をする話とか。
絵自体は中盤以降がいいと思いますが、だんだんイギリス車とイタリア車に偏る傾向になり、絵は下手でも初期のほうの話が適度にマニアックで好きです。
ただ、今から読もう、という人は結構予備知識が必要かと思います。どちらかというと、たとえば奥さんはいすゞのジェミニハンドリングバイロータスを買うと思っていたら旦那は本物のロータス買ってきちゃった、という話が理解できる世代の車好き向け、だと思います。

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[投稿:2010-08-12 16:46:13] [修正:2010-08-12 16:46:13] [このレビューのURL]

5点 flat

あらすじ的には、ものすごく他人への依存度の高い高校生、平介がいとこの園児の秋とかかわるようになって、人との距離感とかそういったメンタルな面の成長が描かれているかと思いますが、おそらくこのマンガが好きな人の見所は保育園児の秋のしぐさに相好を崩すほうがメインじゃないかと思います。秋のしょんぼり具合とかが、人によってはストライクじゃないかと思います。

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[投稿:2010-08-07 18:54:19] [修正:2010-08-07 18:54:19] [このレビューのURL]

そんなにインパクトがあるわけではないのですが、話の進め方がうまくてスイスイ読めてしまいます。ただ、気にかかることは、2003年から今まででまだ6巻しか刊行されていないということです。一気読みできる引き込まれ感と相反するこの発刊ピッチ。ちゃんと終わるかどうか、が不安ですので、今のところ6点。

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[投稿:2010-08-07 18:30:31] [修正:2010-08-07 18:30:31] [このレビューのURL]

7点 寄生獣

ストーリーががっちり出来上がっているところがすばらしいです。また、10巻という手頃な長さで完成しているのも手を出しやすい。確かに人がやたら死ぬし、白い背景に化け物、というのはグロいと思う人もいるかもしれませんが、個人的には今となってはそうグロい表現でもなくなってきたようなきもします。余計な寄り道感もなく、サクッと読める割に満足感の高い良いマンガだと思います。

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[投稿:2010-08-07 18:17:44] [修正:2010-08-07 18:17:44] [このレビューのURL]

今の段階では両極端な性格のメインキャラ二人が部活を通して、(主にキツい性格のほうが人間的に)成長していく、みたいな感じです。
 個人的には日舞をやっているのが強みになっているのが面白いです。70年代から80年代くらいのマンガだと、「空手ダンス」とか「京劇みたいだ」とか舞踊は格闘技マンガでは嘲笑の材料にされる傾向にあったと思います。しかしその後有名なところでは「YAWARA!」のバレエとか、マイナーなところでは上條淳士さんの「赤×黒」の能楽師とか、舞踊が格闘にプラス要因として表現されるようになってきているのが面白いと思います。

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[投稿:2010-08-02 22:41:45] [修正:2010-08-02 22:41:45] [このレビューのURL]

7点 ブッダ

「聖☆おにいさん」で本人?が号泣して読んでいたので、「そんなにw」という程度の軽い感覚で読みました。
号泣はしませんが良い作品だと思います。よくこのボリュームで抑えられたものです。
 この作品は手塚流のフィクションだそうですので、もとになる仏典とは違うみたいです。読み終わってあとがきも読んだら、主たるキャラクターが結構架空なのでちょっと驚きました。
 全体の話はブッダがもちろん中心ですが、そのまわりを固める人や、ある意味ブッダを超越した立場の人などもそれぞれ別に話を進めて行くので、ブッダ本人がなかなか出てきません。だから人によっては、伏線の長さに読むのを辞めてしまうかもしれません。ただ、そこをクリアできてブッダが登場し、各登場人物と繋がりができてくると、話が面白くなってきます。ブッダが中盤で悟りを開くあたりが感動のピークでしょうか。もちろん後半もさんざん前半で張った伏線が生きてくるので面白いです。
 また、ホントのブッダがどうなのかは知りませんが、この作品のブッダは非常に人間くさいです。もちろん奇跡や不思議な能力等に彩られ、選ばれた特別な人のような面もありますが、作品中では超越した存在という感じがしません。王族生まれのボンボンで、子供の頃から体が弱くて、意を決して出家してからも洞窟に引きこもってあまり人に会いたがらない時期の描写もあります。そして悟りを開いたあとも、ブラフマン(梵天)に同じところにいないで布教にまわれと尻を叩かれたり、幼少の頃からの友人(弟子)が、子供の頃に抱いた復讐心から逃れられず禁を破って戦いに身を投じて死んでしまったとき、自分の教えはすべてが無駄だったのではないかと迷う様などは、人間そのものだと思います。有名な入寂の場面も、絵は有名なそれですが、実はお尻が大変なことになっていて弟子が布を沢山手配するなど、寸前までとても安らかな感じではありません。
 個人的にはフィクションといえど苦難を乗り越え立派な道を歩んだ人の話として良くできていると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-02 21:26:36] [修正:2010-08-02 21:26:36] [このレビューのURL]

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