「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 一巻は普通のマンガだと思っていましたが、二巻で突然何があったのかと思うくらい最後の10ページくらいから、ものすごい強引さでバタバタっと終わっています。たとえ打ち切りにしても、もう少し執行猶予を与えてあげられないものでしょうかと思うほど。
 そういうわけでちょっと人にはお勧めできません。まぁ現物で滅多に見ることのできない強引さですので、「打ち切り」というジャンルにも興味を持って見ることができる人は、どうぞ。

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[投稿:2011-08-29 17:51:42] [修正:2011-08-29 17:51:42] [このレビューのURL]

 いさぎよく最初から「料理は勝負だ」で通してしまった料理マンガです。主人公があまりにも独善的かつ話の始まる前にジイさんに幼少からこっぴどく鍛え上げられているので、よくある付け焼刃的な努力の描写もほとんどなく、とにかく料理勝負。
 過去に料理勝負よりのマンガといえば古くは「包丁人味平」がありますが、あの作品も後半カレー戦争でスパイスの調合を極めるあまり麻薬に行き着いていましたが、この作品は序盤から一服盛って体が動かなくなる料理とか笑いが止まらなくなる料理とかを、勝つために、または確信犯的に作ってしまいます。序盤でこれでは27巻ある時点で、料理のメニューのインフレが起きると予想できますが、まぁそのとおりのオチになります。
 また基本中華料理で、きっと食べればうまいのでしょうが、身近じゃなさ過ぎるものが多くて、うまそうとか、ちょっと作ってみるかとか、そういう気がまったく起きないのも特徴です。
 個人的には濃い作風でワンパターンをごまかしている印象はありますが、一応一通り読めるので6点としておきます。
 評論家大谷の舌に嘘をつけないツンデレぶりが今となると笑えます。

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[投稿:2011-08-29 16:52:06] [修正:2011-08-29 16:52:06] [このレビューのURL]

 日常系4コママンガ、でしょう。学園ものの亜流だと思いますが、かつての学園もので時間軸が止まっていないタイプだと、卒業までの登場人物の葛藤とかを長ゼリフや重い絵で表現したりしていたと思います。しかしこの手の4コマだと長ゼリフはまず無理、大ゴマの重い絵で表現する方法も無理。その結果、極端に短いセリフや絵(絵そのもののうまい下手でなく、表現ツールとして)の融合性がより重要性を帯びると思います。個人的に4コマは見た目ほど簡単じゃないと思います。
 永遠にも感じる(あれ?もう連載7年め?)ほのぼのした世界を愛でるだけでも面白いですが、上級生が進路に悩みだし「今までの日常」の崩壊が待っている中で、ほのぼの感はゆるやかに薄れてきます。そこで視点を変えて前述した4コママンガのある種俳句みたいな縛り(ルール)の多い中で作者がいかに表現していくかを楽しんでいければいいかなと思います。このマンガにはその楽しみ方ができる片鱗が見え隠れしているので、期待しています。

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[投稿:2011-08-28 10:56:19] [修正:2011-08-28 10:59:22] [このレビューのURL]

黄色い大判の装丁がやたら目を引きます。
幼い頃一緒に遊んでいた二人が、ある事故で男の子のほうは記憶と特殊能力を失ってしまい魔物を呼び寄せる体質になってしまい、女の子のほうは体が成長しなくなってしまったが退魔師として一流どころとなり、その男の子にキスをされると本来の年齢(高校生)に戻るという設定です。あとは同級生との三角関係、ブラコン妹、百合っぽい同級生などが入り交じるドタバタラブコメですね。ちょっと絵がエッチですが、一読目はひっかかるところがなく適度な巻数でサラリと読めます。
ただ、読後感がけっこう良いので二読目いくと、もう少し話を固めてから連載に入れば良いのにおしいなぁ、と思うところが出てきます。その分−1点で6点。
 完全版のほうは、未収録だった長編+描き下ろしが掲載されます。新キャラ出してオチがイマイチだった長編にジュブナイル小説風なオチをつけた描き下ろしでまとめたような感じです。描き下ろしはエロ表現リミッターがはずされ、絵の違いより作風が違っていて二次創作風な印象を受けます。

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[投稿:2010-04-08 22:49:23] [修正:2011-08-27 11:47:41] [このレビューのURL]

 最初古いマンガの復刊本かと思いました。絵が濃い。ロボットのデザインもわざとだと思いますが古臭く書いて、出てくる軍人も古いマンガ調。だから今のコミックの中では目立つと言えば目立つ。そして今あえてこの作風で第二次大戦期ロボットものを描こうという意気込みがどのような結果をもたらすか期待していましたが、展開もオチも超普通。まぁ最初のインパクトに免じて4点といったところです。

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[投稿:2011-08-16 17:14:46] [修正:2011-08-16 17:14:46] [このレビューのURL]

あまりマンガは買わない友人から借りて読んで、「よくこんな重い話のマンガ買ったね」と感想を言った記憶があります。絵と話のギャップも手伝って余計そう思いますが、一気に読み終えるだけの作品ではあったので、7点としておきます。ただし読後感が負の方向に振れるタイプなので、それがいやな人にはオススメできません。

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[投稿:2011-08-16 10:27:30] [修正:2011-08-16 10:27:30] [このレビューのURL]

7点 ARIA

 最初は、AQUAで展開された話がループで延々と続くのかなと思って12巻読むのに躊躇しましたが、読み終わると、印象が違っていました。最初は独特の世界観を代表する景色が主で、キャラは増えるがどっちかというと景色を楽しむのに邪魔だなぁと思っていましたが、だんだん話が進んでいくと変わらぬ世界観の中でゆっくりと人が変わっていく話なんだと思いました。世界観にどっぷり浸かって戻って来れなくなる作品でなく、最後まで読めばキャラたちが気付かないくらいちょっとずつ成長していたところから大きく一歩先に進むように、自分も前向きに現実に戻れる良い作品だと思います。休みの日に読み終えると次の日の学校や仕事への足取りがちょっとだけ軽くなるかも。

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[投稿:2011-08-16 09:58:54] [修正:2011-08-16 09:58:54] [このレビューのURL]

「キャプテン」読むと、流れで読みたくなるマンガです。谷口の指の故障を乗り越えようとする克己心に引き込まれます。ただ、後半がイマイチです。したがってキャプテンより−1点で6点。

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[投稿:2011-08-15 10:01:36] [修正:2011-08-15 10:01:36] [このレビューのURL]

派手さはまったくありませんが、一度読み出すとあとを引くマンガです。個人的に野球そのものにそれほど興味がないので、魔球とか出てくるタイプでないと野球マンガは読む気しなかったのですが、これは違いました。気付くと読み終わってる。そんな感じです。

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[投稿:2011-08-15 09:52:55] [修正:2011-08-15 09:52:55] [このレビューのURL]

個人的にはどこに載せるか決められずにコミックス未掲載になりやすい、掲載誌の執筆陣が順番に書いて作品にする「リレーマンガ」の変形版だと思います。ワルノリの無茶振りが散見されるところ等に共通点が見られます。ただ二人でやっているので、コミックにしやすいという感じです。内容は古いとりみきさんのファン向けだと思います。ファン限定で5点。私は何かの弾みでとりみきさん、ゆうきまさみさん、出渕裕さんあたりのグループの作品に触れることがあったので何とかついていけるレベルです。

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[投稿:2011-08-14 11:33:02] [修正:2011-08-14 11:33:02] [このレビューのURL]

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