「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 たぶん、下品、汚い、倫理観無用(確か回収騒ぎが起きたような)、目玉や脳みそが出るほどのツッコミ、宇宙人、ロボット、パクリなんでもありの超荒唐無稽、そして巻数が進むにつれ初期設定から乖離していくところも含め、長続きした古いタイプのギャグマンガはこれが最後じゃないかと思います。
 絵のほうは、奇面組を粗くしたようなタイプです。話のほうは、ギャグマンガとしてもやり過ぎな感じです。
 ただ、小林よしのりさんがギャグマンガを描く人たちを特攻隊みたいな表現で描いているのを見た記憶がありますが、後半の失速感も含め、まさにそんな感じです。ガムシャラに突っ走って玉砕しました的な。
 したがって、今から読むなら、やり過ぎ感を読んでみたい人向けですかね。今でも充分やり過ぎです。文庫版は修正入ってるらしいのでコミックスで読んだほうがいいかも。
 点数は、当時ですら明らかにまずいだろう的な領域まで踏み込んででもギャグマンガを続けたチャレンジャーぶりに6点。その後の作品は燃え尽きたのか瞬殺でしたしね・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-10 02:57:10] [修正:2011-06-10 02:57:10] [このレビューのURL]

 この設定でどういう話か見当がつきませんでしたが、読んでみれば、よくあるすれ違い話が展開していって(ある程度)誤解が解けていく、というパターンです。そして二巻で兄の不可解な変貌ぶりの種明かしがされ、兄妹ともにちょっとだけ成長して、サラッと終了。細かいこと気にしなければそこそこうまくまとまった小品という感じです。
 ただ、父がホストで浴場1日改装して父子ホスト対決とか、冗談めかして男が好きと言っていたイケメンキャラが実は本物だったとか、作者の欲望に任せて、とある方向へ暴走している感はどうしても否めないですね・・・。4点じゃないという意味で5点という感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-31 12:10:28] [修正:2011-06-07 16:54:23] [このレビューのURL]

いろいろと驚かされるシロモノです。
 原作はジャンプの中興の祖と言ってもいい作品である反面、がむしゃらに突っ走った副作用で今となってはアラの多い作品だと思います。(当時はその勢いが良かったと思います)だからこそ派生マンガには期待したいモノです。なのに、なんでこうなった的なものになっています。
野次馬的に、もしくは恐いもの見たさ的に眺めるには、止めはしませんが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-29 21:48:35] [修正:2011-06-05 03:46:06] [このレビューのURL]

7点 COPPELION

3/11以前と以後で注目される部分が違う作品かと思います。震災後にあふれた情報で、震災前に原発をネタにすることの難しさがわかるようになったところで、この作品の地震と原発事故が発端の設定には震災後にこの作品を知った自分には驚くほかあリませんでした。6巻の京都会議と7巻の元電力会社の人の懺悔は、今となっては物議をかもしそうな「あるあるネタ」です。
 そういった思いきりや勇気を感じる基本設定やサイドストーリーと、メイン?の荒唐無稽な女子高生バトルアクションのギャップが平時であれば「ああ、青年誌ならありがちだね。」で済むと思いますが、今となっては人や地域によってかなり受け止め方の振れ幅が違ってきてしまうと思います。
 この作品も被災したと言えるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-04 06:17:36] [修正:2011-06-04 06:17:36] [このレビューのURL]

 絵は確かに表紙と中身の落差が同人誌で見かけるようなパターンです。表紙で燃え尽きました的な。内容は個人的にはイマイチ入り込めませんでした。まあ中学生あたりをストレートに狙ったような感じを受けるので、自分の年齢考えると、それで良いのかもしれません。
 しかし、確かこの作品のコミカライズは一回作画者変えて仕切り直したと聞きましたが、それにしては・・・。原作再現に難色を示す人が多かったのか、作画者層が薄いのか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-04 05:35:26] [修正:2011-06-04 05:35:26] [このレビューのURL]

 出だしはいきなり本能寺の変ですが、基本信長の幼少の頃からの話を描いていくものと思われます。内容は安心の原さんクオリティといったところでしょうか。原さんの戦国ものは原作扱いのものも含めて面白いけれど、終わりまでキッチリしていないことが多い。しかしこう乱発してくると、こちらも松本零士作品を楽しむような視点に切り替えて読むと良いのかもしれません。一作品ごとにあれこれ言わずに原哲夫戦国ワールドを楽しむと言うか、そんな感じで。
 いまのところ、ムリヤリ感漂う口癖「んであるか」以外は素直に楽しめます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-04 05:14:34] [修正:2011-06-04 05:14:34] [このレビューのURL]

 ぶっちゃけアンソロ本の域を出ていません。死ぬほど出ているアンソロ本と並列に考えてもらって差し支えないと思います。それでも読みたい人はどうぞ。今のところ圭一といつものメンバーを羽入がくっつけようとする話です。
 個人的にはいつものメンバーのことは知りつくしているはずの羽入が底の浅いテンプレ的な把握の仕方をしているところに違和感を持ちます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-04 04:57:10] [修正:2011-06-04 04:57:10] [このレビューのURL]

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