「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

一話完結型で目から鱗な虫ウンチクは面白いのですが、女性キャラばかりで無駄にエロをねじ込んでくるのに、辟易としてしまう気持ちが勝ってしまいました。虫を絡めるためにかなり強引に見える話の展開も多いですが。堅い漫画だと商業的に難しかったのかもしれませんが、この方向は自分には合わなかったです。

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[投稿:2017-04-19 21:08:44] [修正:2017-04-19 21:08:44] [このレビューのURL]

少女版寄生獣みたいな雰囲気は良かったのですが。全体的に力不足に思えました。とても読めない漫画ではないですが、引き込まれなかったというのが正直なところ。キャラの描き分けも乏しいのが気になってしまいました。

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[投稿:2017-04-19 21:00:26] [修正:2017-04-19 21:00:26] [このレビューのURL]

7点 DEATH NOTE

頭脳戦漫画と言えば現在でもこれを除いて語るのは難しいと思います。クセが強いですがキャラ達が立っていて、スリリングで続きが気になるストーリーは先駆者的なのがあります。ちょくちょく粗っぽいのがあって、連載中からそれを突っ込まれてましたし、二部辺りから顕著になって叩く人も増えました。それでも現在だと本作よりもっと粗が際立つような頭脳戦漫画も多いです。なんだかんだで続きが気になる引きつけは最後までありました。ラストも帰着点としては綺麗に終わった方では。

ただ文字数が多くて読み難い部分は確かです。テンポがやや悪く、じっくり読んで考えるからこそ粗がより気になるのはあったかもしれません。その辺がカバーされてほぼ原作準拠で完結までクオリティが高く描かれたアニメ版の方を今からの人には薦めたいとは思います。

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[投稿:2017-04-16 02:01:31] [修正:2017-04-16 02:01:31] [このレビューのURL]

読了後も囲碁のルールは全然分からないままなんですが、この漫画の囲碁の深さ、熱を伝える姿勢は現在も名作の評を得ているだけはあります。高くて綺麗な画力が支えているのは確かですが、シナリオも最初から最後まで目を離せません。一見イロモノな幽霊がとり憑く設定も本筋の囲碁物語を描くことを邪魔しませんでした(むしろとっつきやすくなった)。将棋で言えば「ハチワンダイバー」と近いものがありますが、堅実かつ他の要素に頼らず囲碁で貫き長編作で面白さを保ったところは特筆ものです。
少年漫画ですが終盤でも主人公が最後まで格上には全く勝てないところ(ラストの海外戦が良く言われるが、実はライバルにさえ一勝も出来ずに終わる)が徹底されているようにシビアな部分もあります。ここは好みが割れるかもしれませんが、個人的に面白さでは揺らぎを感じませんでした。

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[投稿:2017-04-16 01:42:09] [修正:2017-04-16 01:42:09] [このレビューのURL]

原作が緻密かつ当時は衝撃的だったであろうし(ドローンの命名が本作から来ていたり)、高い価値があったのは伝わります。しかし、2028年という設定した時代とコンピューターがテーマとして「近すぎる」のが1979年発表作品の苦しさ(悪く言えば古臭さ)を今読むと感じざるを得ないのかなと思ってしまいました。専門用語が多くごちゃごちゃしている時にそれがチラつくのも読み難い部分だったかと。凄い作品ですが今読んで面白いかという部分では疑問でした。

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[投稿:2017-04-12 21:33:56] [修正:2017-04-12 21:33:56] [このレビューのURL]

現代最後のアンモナイトであるアンモの冒険という形式で様々な時代を一話完結で描きます。絵がとても綺麗で海洋生物の描写は素晴らしいです。学習漫画としても十分な質があり、作者は相当に造詣が深いと思われます(おまけの解説も充実して読み応えがあり)。語り部的なアンモの飄々としたキャラは好きなのですが、彼の物語としては時系列を動かしたり、結末も放り投げになっているのがモヤモヤします。そこは学習漫画に絞った方が良かったかもしれません。

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[投稿:2017-04-12 00:06:47] [修正:2017-04-12 00:06:47] [このレビューのURL]

読んだの結構前なのですが、ビートたけし似の主人公弁護士の造形が素晴らしく、よくある偽善的じゃないかといって小汚い訳でもないザ・弁護士を描いた秀作だと思います。漫画賞も受賞しています。各話のレベルが高いです。まあ絵が下手で下ネタが事件に関係していないのも多いですが。ヒットしたドラマ「リーガルハイ」にも影響を与えたのではと思えました。何か揉め事が起きたらしく中断がありましたが(たしか勝訴したはず)、続編の二審も機会があれば読みたいです。

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[投稿:2017-03-25 08:24:59] [修正:2017-03-25 08:24:59] [このレビューのURL]

6点 HAL

「大人版まんがサイエンス」という表現で良いかと。嘘を掲げていますが、思ったより科学漫画なのには驚きました。古い作品ですが本作で扱う話は進化が乏しい感じなので今でも読めます。テンポやギャグのキレも良いですし、短すぎるのがもったい無いなと(ラストも唐突にせつない)。旧版の用語解説が嘘(ギャグ)成分を見抜く時に役立つので、それがある旧版を読んだ方が良いのではと思います。

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[投稿:2017-03-25 08:15:25] [修正:2017-03-25 08:15:25] [このレビューのURL]

全1冊もので名作に挙げる人が多いのにも納得です。小学生が主人公ながら大人が読んでも深みがある台詞、ノスタルジック感に浸れます。宇宙エンジニアの考証(巻末解説も面白い)により小学生が作れる本格的なロケットが考え抜かれ、分かりやすいウンチクを絡めながら90分映画を意識したとされる締まった作品。強いて言えばもっと過程と分量が見たかったとも思いましたが。

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[投稿:2017-03-25 08:07:25] [修正:2017-03-25 08:07:25] [このレビューのURL]

画力に助けられている部分は大きいですが、まずまず佳作の怪奇一話完結タイプのヒューマンドラマ。序盤イマイチだなと思いつつ次第に面白みが増して来ました。そこからすぐに畳んだのが残念でもありましたが、話としてはまとまっています。劇団主宰の人が原作なので異色の雰囲気がありますが、明確性には欠けるところがあるのは「魂とは?」と据えられたテーマ性を考えるとやや肩透かしでした。

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[投稿:2017-03-10 17:59:56] [修正:2017-03-10 17:59:56] [このレビューのURL]

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