「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 ダンダリン一○一
ほぼ知られていない労働監督基準官を主人公として、ブラック企業的な労働問題を題材として、解決して行く一話完結型作品。今のご時勢だからこそ必要な題材を分かりやすく、話としても面白く、毎話終了ごとに豆知識解説でまとめて親切です。主人公の正義感に好感が持てましたし、ツンツンとした中でも可愛げを覗かせる場面もありました(顔自体はそこそこ美人)。相棒的なオッサン監督官も有能な良キャラです。ただ最終回だけは完全に打ち切りみたいな感じで主人公の欠点だけ描いて(痛い性格的欠点や男性関係での不誠実さまで出てくる始末)、人員が足りないんだ(この現実を提示するのは良いですが)と無断欠勤して終わるので後味が悪かったです。全体として良い漫画ですがさらに話題も増えているだろうし、この結末がスッキリしないので、完とされていますが続編が出て欲しいなと思いました。
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[投稿:2015-08-21 06:05:27] [修正:2015-08-21 06:05:27] [このレビューのURL]
7点 獣医ドリトル
獣医を題材とした医療漫画。獣医版ブラックジャック。獣医系漫画ではおそらく随一ではという情報量、分かりやすさがあり(人間との比較を述べるシーンも多く人間医療理解にも役立つ)、ほぼ一話完結でそれを交えた後味の良い物語を提供して行きます。
画力も可愛いキャラ絵ながらそれなりに高く、シンプルにどんどん上達(意外にキャラの描き分けが上手く、多数のゲストキャラを含め絵で見ただけで区別出来るほど)。主人公ドリトルを獣医はビジネスと言い切る人間(キャラ的にブラックジャクのそっくりさん的ですが)に据えた故の、ときに厳しいペット業界の実態、環境、ペットを通した人間描写など説得力があります。
前半は定番オチに強引に運ぶ一面があり、食傷気味になる部分がありましたが、後半は周辺キャラが増えて来て、題材を拡げてオチは同じようでも一話完結のレベルが格段に向上してきました。
最終巻で謎だった主人公の過去を種明かしして、綺麗に話をまとめて終わるところも好印象。総合的に近年研究までカバーした獣医漫画最高の作品であろうと思いますが、強引にだろうがペットを治療して、飼い主自身の問題までを救うというさすがに同じようなオチが多すぎる部分(特に前半は繰り返し。この辺本家ブラックジャック、美術品ブラックジャック的なギャラリーフェイクは工夫が上手い)だけは残念なところでした。全20巻が結構長く感じてしまいますから。
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[投稿:2015-08-21 05:43:54] [修正:2015-08-21 05:43:54] [このレビューのURL]
6点 ラブやん
居候参入一話完結ギャグ漫画。主人公の特殊性(無職ロリ)、ほぼ下ネタなどの独自性かつ強烈な癖がありますが、絵柄や表現おかげもあって下品さが薄く、毎回テンションが高く笑える部分があってかなり面白かったです。主人公が上記人間な訳ですが、そういう現実に触れる話があっても、それも物語のテンションを変に下げない部分も良かったと思います。ただ相棒的だった天使ラブやんとの恋愛話になってからダラダラして来て、テンションが落ちて来たのだけが残念でした。最後もくっつけようと職につく訳ですが、簡単にプロ漫画家になったのも「そんな上手く行く訳が」と萎える部分もありましたし(周辺のどうしようもなかった人々も天使なり宇宙人なりとご都合的にくっつくなども)。全体としてまずまず楽しめたが後半はという作品でした。
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[投稿:2015-08-16 20:14:34] [修正:2015-08-16 20:14:34] [このレビューのURL]
3点 ヤンキー塾へ行く
不良が塾に行って勉強という概要などで西森作品の現代版みたいな作品を期待していたのですが、ギャグが引いてしまうのが多い不良漫画成分が強くて、そういうのがほとんどだったので途中で読むのをやめました。最初の話に出てくる先輩が好感が持てないウザキャラだったこと、主人公碇石が風貌が元朝青龍みたいな感じで(こういう極端な容姿のキャラが多い)無口でしゃべらないキャラというのも感情移入しにくかったです。画力はあるのですがそれが余計生々しい感じでした。
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[投稿:2015-08-15 21:23:52] [修正:2015-08-15 21:25:03] [このレビューのURL]
民間での科捜研という珍しい舞台での一話完結型をこなしながら、本筋的に主人公縁が巻き込まれた猟奇殺人事件の謎を追うミステリー。画力はありますが、絵柄に結構癖があって慣れるのに少々時間がかかりました(顔がみんなちょっと濃い。縁が某教授的な阿部寛激似なのは笑える)。
鑑定の豆知識を盛り込みながら面白く、本筋部分でも話の引きつけや伏線張り(謎解き以外の人物関係や描写も含む)と回収が上手でした。話が進むにつれ登場人物にも愛着が持てて行きます。引き伸ばしなく綺麗に終わっている部分も好印象。ただ主人公原動力たる故人への愛が安易にヒロインに傾いてるように見えてしまう部分(すべて終わって時間経過後日談でそうなっているなら納得したところはあるのだが)、黒幕が読みやすかった部分(実は生きているだろとすぐに読めた。露骨に怪しい人がそのまま犯人でしたに近く、ヒントも多すぎでかなりベタベタだったと思う)、物語の鍵だった主人公の失われた12時間が緻密じゃなかった(これを丁寧に埋めていくことを期待していたのだが)という核心には多少不満が残ってしまいました。それでもあまり知名度がないのが不思議なくらいミステリー漫画として楽しめる良作だったと思います。
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[投稿:2015-08-03 23:03:18] [修正:2015-08-03 23:03:18] [このレビューのURL]
8点 ブッシメン!
タイトル通り仏師を題材とした漫画ながらフィギュア製作要素も扱った作品。仏像・フィギュア知識を丁寧に盛り込みながら堅苦しさがなく、ギャグがかなり笑えて、地味ながら話の質も高く良作だったと思います。絵が上手いのも良かったです。「美味しんぼ」や「ギャラリーフェイク」みたいな一編完結の楽しい業界系漫画としてまだまだやれそうだったのに、題材が題材のためかおそらく打ち切りだったのが残念ですね。一応最後は一番言いたいテーマを語って終わってはいますが。キャラ達のその後がもっと見たかったなと思いました。作者の他作品にも興味が湧きましたし、未読の人にはおすすめしたい作品です。
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[投稿:2015-07-28 02:01:07] [修正:2015-07-28 02:01:07] [このレビューのURL]
5点 おもいでエマノン
画力と独特の雰囲気を持った漫画ではあり、一読の価値は
あると思います。一方で説明不足や結局何がやりたかった
のかというモヤモヤは否めなかったです。
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[投稿:2015-07-16 23:53:27] [修正:2015-07-16 23:53:27] [このレビューのURL]
7点 真田幸村
名将真田幸村(信繁)は存在自体は超有名なのですが、大坂の陣だけの活躍のため、生涯全体はマイナーという感じだと思います。その辺を掘り下げ描いた作品で、画力と演出に誇張は激しいが迫力がある、作者が得意らしいハードボイルド調の格好良いキャラ達と見せ方(北斗の拳作者の元アシと聞くと納得)、誇張演出をのぞくと解説などが随所に入り、まずまず史実に準拠しつながら、1冊で上手く描けていたと思います。最初の冬の陣での活躍を描いて、生涯を振り返り、夏の陣へと突入という構成も良かったです。来年の大河ドラマ主人公ですが、この作品で予習としては十分かなと思いました(逆に1年間ドラマでやるのは相当難しいかも)。
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[投稿:2015-07-11 03:51:55] [修正:2015-07-11 03:51:55] [このレビューのURL]
7点 大関ケ原外伝 野望の群像
「大関ヶ原」の外伝で本編で描かれなかった部分の補完短編集。こっちの方が本編より面白かったと思います。三成配下渡辺新之丞との逸話などこの作品で初めて知って感動、驚きを感じるところが多かったと思います。本編を読んでない人でも外伝だけでも読めるし、薦められると思います。
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[投稿:2015-07-11 03:30:08] [修正:2015-07-11 03:30:08] [このレビューのURL]
6点 大関ケ原
天下分け目の関ケ原を実質的な総大将だった石田三成中心に西軍視点で描いた漫画。絵柄がやや可愛い感じで独特ですが慣れて来ますし、漫画として十分な質があって面白かったです。石田三成周辺の面白い部分だけじゃなく、敵役である東軍家康の凄さもちゃんと描かれていました。
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[投稿:2015-07-11 03:26:22] [修正:2015-07-11 03:26:22] [このレビューのURL]
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