「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

イジメに対して反発して元凶を殺害した友人と逃避行する作品。「Goth」の乙一原作ですが、原作未読ながらその特徴を強く感じました。画力が高く丁寧な作画(最近の作品である故の良い面)、青春モノとしての側面も上手く描けていますが、本質はミステリー作品だと思うほど伏線が豊富で、多少は読めていた自分にもオチの捻りには驚きましたね。全1冊ですが急いでいる感じもなく綺麗に終わったと思います。全部読むと思わず二度読みしました。1冊完結作品では相当に勧められる作品だと思います。

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[投稿:2015-09-01 02:17:29] [修正:2015-09-01 02:17:29] [このレビューのURL]

6点 GOTH

猟奇ミステリー作品としてページの少なさが結局残念と言った感じですが、原作の雰囲気自体は良く出せていると思います。僕と森野はイメージ通りですし。内容は原作読みをお薦めしますが、漫画1冊で手早く知りたいって感じならこれで十分かと。作者の代表作でライトノベルを越えた人気になっているだけの個性ある作品だと思います。

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[投稿:2015-09-01 02:02:07] [修正:2015-09-01 02:02:07] [このレビューのURL]

癖あるキャラデザですが画力は感じますし、何より女性キャラは
かわいい。後発の作品でそれを押し出して売りにしている感じなのも納得。ただこの作品ではありきたりで先が読めるホラー短期集中なので、ストーリーそのものが弱いのが裏目という感じです。後発の作品には興味が持てました。

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[投稿:2015-09-01 01:56:41] [修正:2015-09-01 01:56:41] [このレビューのURL]

「帯をギュっとね」の日常パートを剣道で延々とやっているような作品。それ自体は原作者のセンスも感じて良いのですがやはり画力が低すぎます。キャラデザも少女漫画的なのも違和感がありますし。男キャラは空気なのでそこが下手だと厳しいとしか。もう少し絵が上手い人に作画を頼んだら良かったのではないかと。

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[投稿:2015-09-01 01:53:34] [修正:2015-09-01 01:53:34] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ここでは評価が低いけど自分は評価したい作品ですね。バトルの駆け引き要素は薄いですが、迫力と見やすさはありますし。話はテンポが良く、インパクトがある描写・展開もあり続きが気になりました。

絵は前作エウレカ以上に向上して相当に綺麗です。一気読みだからこそ様々な伏線の貼り方と回収には感心しました。大部分は綺麗に回収しているのではないかと。シロの正体判明が早すぎと思っていたら、彼女の由来と詳細にはなお捻りがありましたしね。ヒロインであるシロのかわいさと切なさが柱ですが、前半はかわいさで後半は切なさを上手く表現出来ていましたし。主人公の名前の伏線には一番驚きました。歪んだキャラが多かったと思いますが、大部分が理不尽な震災で不幸になった上実は冤罪だった(水名月はやり過ぎですが。彼女だけは父とカウンセラーを意味なく殺害しているので)という由来考えるとその過程にも一定の感情移入が可能でした。理不尽な現実と対峙するというテーマも一貫して描けていましたし、中盤くらいからは曲がりなりにも良い意味で少年漫画だったと思います。序盤に何がしたいのか見えにくかったこと、黒幕的人物が完全にキチガイだったところだけは擁護出来ませんが、変な引き伸ばしもなく綺麗に纏まった良作だったと思います。前作よりも心に残りました。

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[投稿:2015-08-29 22:07:23] [修正:2015-08-29 22:07:23] [このレビューのURL]

ナイチンゲールの伝記もの&うしとら的な怪奇設定を合わせた
黒歴史館第二弾作品。藤田先生が月光条例で迷走してるなと思っていたので読むのを迷いましたが、見事な復活的な作品だと思います。ナイチンゲールの伝記要素が強くて、怪奇バトルが脇になったところはありますが前者が素晴らしいです。

ナイチンゲールに知識がほぼないので彼女の偉大さに驚きましたし、展開もどうなることかとハラハラしました。やや単行本が分厚いのも全2冊ながら分量が豊富で各々キャラ立ちが出来ていました。ラストも感動的で総合的に前作よりかなり上だったと思います。画も申し分なく力が入っており、先生の気合を感じました。ただ欲を言えばバトルにもう少し存在感があればとは思う面はありましたが。黒歴史館シリーズ第三弾にも期待したいです。

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[投稿:2015-08-25 16:07:04] [修正:2015-08-25 16:07:04] [このレビューのURL]

話としては驚きもなく普通だったので昔一度読んだ時は大して面白くないと思った作品でした。しかし今読み返すと作画の丁寧さに驚きました。描き込みの量とか凄いですし。題材も怪奇を史実を絡めて良く描けていた方かと。一見クールビューティな学芸員さんが話してみるとかわいい性格なのも良いですね。

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[投稿:2015-08-25 15:53:20] [修正:2015-08-25 15:53:20] [このレビューのURL]

完全に表紙詐欺。ほのぼのSFに見せかけた急展開作品。絵柄は優しいのでそのギャップには驚きます。SF要素はありきたりと言えばそうですが、二転三転しながらもまとめたところを評価したいです。ただ最後はクローンに頼って元に戻して和解しただけなので、本物が戻って来たという訳でもないところ(これは作品のテーマなのだと思いますが限りなく本物に近い偽物は偽物なのかどうか)が、すっきりしない部分もあります。全1巻ものとして出来が良い作品で一読の価値はあると思います。特に第一話は予備知識なしだと衝撃が凄いのは間違いないです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-08-24 18:59:07] [修正:2015-08-24 18:59:07] [このレビューのURL]

コンセプトが相当に面白い作品だと思います。名探偵気取りの主人公キドリが日常推理ものを大事のように騒ぎ立てます。そして探偵ものテンプレを抑えているようで、ズレている推理を披露するコメディ。ちゃんと推理するヒロインの子(絵的にも美少女が彼女くらいしかいないが。結構かわいい)も登場して収拾をつけながらキドリの暴走が楽しめました。

基本一話完結ですが、一話ごとの出来が振り幅が激しくて後半は明らかに日常推理ものから外れた超人ギャグ漫画みたいな設定が増えたこと、ギャグが引いてしまうようなシーンがあること、個人的にはヒロインが相棒みたいになって、なんだかんだでキドリに好意持って支えてくれているとかならさらに良かったのですが、そういう感じは一切ない、この辺が残念ではありましたね。ギリギリ引き伸ばしての息切れ気味の全3巻でした。

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[投稿:2015-08-22 09:35:48] [修正:2015-08-22 09:35:48] [このレビューのURL]

6点 パズル

「僕だけがいない街」の作者だけあって、画力・演出に味があり(妙にエロい)サスペンス漫画として犯人判明くらいまでは緊張感があり面白かったです。武装集団に
学校が襲撃され、選ばれた人間がパズルを解かされるという基本設定が面白いのでそれで引っ張っていけたと思います。
今思えばそこそこ伏線も回収しています。

ただ犯人が判明してからまるで同情出来ないしょうもない
動機かつ展開的にも茶番劇になったのが残念です。
参謀役が自分の台詞がほぼなしで引用ばかりで喋る
のもウザったく感じました。全2巻で纏めてはいるし、
総じてはページを捲るのも早くそこそこは楽しめましたが。

これでも聞くところによると原作をかなり手直しして、
良化しているらしく、原作はどれくらい酷いんだとそっち
の方も気になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-21 22:36:10] [修正:2015-08-21 22:36:10] [このレビューのURL]

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