「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 かもめ☆チャンス
近年流行りで数多いロードレース漫画でも絵の上手さと迫力があって、ロードバイクやレースの解説(ややクドい箇所もあるが分かりやすく、作者の愛が伝わる。ここまでの心理戦や戦術があるとは驚いた。主人公をエースでなくアシスト役にしたのも効いている)、社会人目線の人物描写など総合的にも高いレベルでまとまった作品ではないかと思います。
物語的に主人公が子持ち社会人な故の等身大な前半とプロクラスに立ち向かう後半に分かれますが、前半の方が練習・日常生活描写を含めて面白かったです。後半は本格的なレースばかりで間延びも感じましたし。物語に確たる軸がないのですが、後半はどこ行ってるんだと多少不安になったことも。それでも後半なりの面白さはありますし、最後も打ち切り気味ながらそれなりに畳まれています(読後感が悪くなく続きも気になる余韻を残す塩梅)。
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[投稿:2017-06-27 20:58:09] [修正:2017-06-27 20:58:09] [このレビューのURL]
7点 高機動無職ニーテンベルグ
ガンダムの世界観を元にして、近年の社会労働情勢をギャグ要素として取り入れたロボット漫画。ガンダムの知識はなくても大丈夫でしょうが、やはりあった方が良いと思います。ところどころノリやネタに笑ってしまいました。
ギャグ的なノリでありながら、ときに上記労働ネタをシニカルに突いて唸らせたり、ロボットもの(ガンダム)としてのツボを押さえてイラストも綺麗で無駄に格好良い場面も。キャラデザも癖が少なくて好きでした。
全体として出オチ感もありましたが、落ちて行く中でもつまらなくはならなかったですし、強引さもありましたが良い頃合で終わったかなと。個人的にはもっとギャグ方向でぶっ飛んだ方がとは思いましたが、ロボットもの亜種として好きな作品になりました。
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[投稿:2017-06-22 21:08:09] [修正:2017-06-22 21:08:09] [このレビューのURL]
7点 続勇者と魔王の四畳半
前作から積み重ねや掘り下げで面白みが増して来ました。ロリ魔王の設定や扱いは笑いと感心が。そして続きがどうしても気になるこの最終回はある意味ズルい。まだ話を作れそうな素地があっただけに、あとがきでの作者の言葉を信じて、更なる続編を待ちたいなと思います。
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[投稿:2017-06-04 16:55:46] [修正:2017-06-04 16:55:46] [このレビューのURL]
知名度なら題名通り「神のごとき」ですが、ミケランジェロ個人の人生についてはほとんど知らなかったので、漫画として違和感がないほどの面白エピソードの数々には笑いとタメになるの両方で楽しめました。かといって彼の根底にある真摯な芸術家性も描かれており、元々抱いていたイメージ通りで安心出来たところ。
レオナルドやラファエロとの絡み、参考文献多数の情報量も活かされており、基本コメディ調ですが歴史漫画としてもしっかりしています。最近流行している作風の流れを汲んだ一作で掘り出しものでした。
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[投稿:2017-05-26 21:31:59] [修正:2017-05-26 21:31:59] [このレビューのURL]
7点 掟上今日子の備忘録
西尾維新原作のコミカライズとしては画力はじめ最も上手い作品ではないかと思います。タイトルにもなっている忘却設定がやや強引かつキャラ付けくらいしか機能していない感じが残念ですが、現代の殺人に頼らないライトなミステリとして質が高く、個性的なキャラと掛け合いも特徴的。原作が未完結ということもあって、主人公に関する謎が投げになった第一部完の半端さは否めませんが、いつか完結まで描かれる第二部にも期待したいです。
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[投稿:2017-05-21 03:35:14] [修正:2017-05-21 03:35:14] [このレビューのURL]
7点 かみさま日和
神社の巫女を題材としたお仕事一話完結系漫画。堅苦しい感じにならずにコミカルな人情モノに薀蓄を交えた良作だと思います。
全3巻ですが過不足なく、古の祭復活に集約されて行くプロットは見事でした。人物絵が安定しない部分があったこと、序盤主人公の言動が身勝手に見えてしまうなどが気になりましたが、最終回読後感の素晴らしさはそれらを覆い隠すものがありました。
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[投稿:2017-04-23 08:42:05] [修正:2017-04-23 08:43:47] [このレビューのURL]
7点 DEATH NOTE
頭脳戦漫画と言えば現在でもこれを除いて語るのは難しいと思います。クセが強いですがキャラ達が立っていて、スリリングで続きが気になるストーリーは先駆者的なのがあります。ちょくちょく粗っぽいのがあって、連載中からそれを突っ込まれてましたし、二部辺りから顕著になって叩く人も増えました。それでも現在だと本作よりもっと粗が際立つような頭脳戦漫画も多いです。なんだかんだで続きが気になる引きつけは最後までありました。ラストも帰着点としては綺麗に終わった方では。
ただ文字数が多くて読み難い部分は確かです。テンポがやや悪く、じっくり読んで考えるからこそ粗がより気になるのはあったかもしれません。その辺がカバーされてほぼ原作準拠で完結までクオリティが高く描かれたアニメ版の方を今からの人には薦めたいとは思います。
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[投稿:2017-04-16 02:01:31] [修正:2017-04-16 02:01:31] [このレビューのURL]
7点 なつのロケット
全1冊もので名作に挙げる人が多いのにも納得です。小学生が主人公ながら大人が読んでも深みがある台詞、ノスタルジック感に浸れます。宇宙エンジニアの考証(巻末解説も面白い)により小学生が作れる本格的なロケットが考え抜かれ、分かりやすいウンチクを絡めながら90分映画を意識したとされる締まった作品。強いて言えばもっと過程と分量が見たかったとも思いましたが。
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[投稿:2017-03-25 08:07:25] [修正:2017-03-25 08:07:25] [このレビューのURL]
7点 リュウマのガゴウ
「リュウマ」という雅号(ガゴウ)を受け継ぐ者達の「風の谷のナウシカ」に似た世界観での群像大河作品。作者の作品はどれも暗さが根底にある中で本作は求められているところに上手く合っていたと思います。最初の時系列や人物がバラバラのオムニバス形式が後から思えば全部伏線と言えるほどだったのは驚きです。
ただそれがおまけ漫画などでも自嘲されているように後から分かってくるという感じで、読んでいる最中には理解しにくい感じはありました。終盤掲載されたストーリーや人物紹介ページは最初からあった方が良かったかと。相変わず画力は高いですが、バトルがややゴチャゴチャして見にくいのも上記難解さを増した感もあります。最後を締める白皮眼リュウマの物語がやや低調に思えるもので、打ち切りを喰らったような駆け足になっているのが残念ですが、全体としては必要な要素は描かれて、読後パズルのピースが嵌り一枚の絵画が出来上がったような感覚は本作独特のものでした。
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[投稿:2017-03-22 23:22:36] [修正:2017-03-22 23:22:36] [このレビューのURL]
7点 弘法大師 空海
不遇な漫画家であり、そのせいで本作も知名度が低いですが、手塚治虫の弟子だけあって「ブッタ」の空海版のような作品です。読みやすく漫画として伝説的名僧の一生、その教えが描かれています。コンパクトながら空海の底知れなさ(ある意味怪物)、ライバル最澄との関係、薬子の変まで触れているのは驚きました。
唯一空海に惚れてくれる女の子との恋愛的なのは、運命的にも空海の完全拒絶しかないので余計な感じもありましたが、空海を扱う作品では現在でもスタンダードと言える作品だと思います。
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[投稿:2017-02-26 00:52:18] [修正:2017-02-26 00:52:18] [このレビューのURL]
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