「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

終電の擬人化という新境地を開拓したマンガです。手に取ってもらえばわかりますが、擬人化といっても電車がしゃべるわけでなく、妖精的な感じで終電に乗ってる感じです。で、終電に乗れるようツンデレ気味に配慮してくれたり、毎度終電にあわてて乗るような酔い方するんじゃないと説教してくれたり、他社線の終電ちゃんと連携して遅れを取り戻したりと、終電ならではの話を織り込んだ社会人向け癒し系に近いマンガです。
 最近は地方の終電にも触れるようになってきました。これをネタ切れとみるか、話の輪を広げて来たとみるかは、今後の展開次第でしょう。

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[投稿:2016-10-15 09:54:42] [修正:2016-10-15 09:54:42] [このレビューのURL]

 面白いのは食材は現実ではありえないフィクション。しかもゲテモノ寄り。ただし調理法は現実的。この辺が最近増殖している飯食いマンガとは一線を画すものです。取材でなんとかなるものではなくアイデアが光る作品です。また個人的には遠目では90年代風だけど実際手に取るとやっぱり今風な表紙が結構楽しみです。

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[投稿:2016-09-01 00:44:51] [修正:2016-09-01 00:44:51] [このレビューのURL]

正直巻を追うごとにキャラが増えていき、初期のキャラの影が薄くなってきたとか良くない面はあります。ハーレム系でここまで女の子?が増えるのも珍しいです。モンスターの定義も悪魔とか出てきてあやふやです。ただ主人公は良くあるヘタレで優柔不断オンリーではなく、一夫多妻でもやっていけそうな妙な安定感があるような気がします。話もそれほど重くならない程度にうまくまとめてある結果、読む側は軽くドタバタラブコメを楽しむことができるようになっていると思います。あまり深く考えないでサラッと読むのがいいと思います。

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[投稿:2016-09-01 00:30:30] [修正:2016-09-01 00:30:30] [このレビューのURL]

あろさんの作品としては、これでも個性を抑えた作品になっています。その分3頭身ディフォルメを取り入れたり、ジャンプお色気枠を意識した分かりやすい作品になっています。とはいえおちゃらけマッドサイエンティストとか後半のSF展開とか、あろさんらしいテイストも含まれています。あろさんの作品の中では入りやすい作品だと思います。

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[投稿:2016-08-28 10:37:21] [修正:2016-08-28 10:37:21] [このレビューのURL]

まだ二巻ですが、お色気枠として盤石感があります。温泉で女だらけのハーレム状態。主人公の能力はわかりやすい。ついでに後付設定しやすい。絵もきれい。このまま行ってほしいと思います。

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[投稿:2016-08-12 22:36:37] [修正:2016-08-12 22:36:37] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 ちょっと目を引く設定でその後は非日常な日常がゆっくりした展開で続くといった、この手のマンガとしては、悪くはないのです。おそらく作者も当初腰を据えて続ける気だったのでしょう。作者の初の長期連載のようですから、チャンスを逃さずここぞと設定を作りこんだのでしょう。しかし何らかの理由で最終巻で急に終わってしまいます。せめてあと2、3巻続けば伏線もなんとか回収できて読者も納得だったのでしょうが、残念です。残念な分-1点引いて6点とします。

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[投稿:2016-08-12 18:01:10] [修正:2016-08-12 18:01:10] [このレビューのURL]

 ちょっと敷居が高いです。「まい・ほーむ」の続編であることと、巻数の少ないこちらの方が面白いからです。それでも幼馴染のんびり進展初恋成就タイプが好きな人はどうぞ。

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[投稿:2016-08-07 10:46:51] [修正:2016-08-07 10:46:51] [このレビューのURL]

 音楽マンガのようでいてギターマンガかなと思わせて実はロックマンガです。いわゆる生き方がロックかどうか、みたいな方に重点が置かれています。破天荒でノーフューチャーな感じです。主人公が主人公なりにロックな生き方を選んで終わりですが、どうなんでしょうね。個人的には80年代なら今この一瞬に生きる、みたいなこの設定もアリかなと思いますが、現実がノーフューチャーな今、読み手を選ぶと思います。

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[投稿:2016-07-31 14:23:06] [修正:2016-07-31 14:23:06] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

当時バードウォッチングという珍しい題材をテーマにした珍しい作品です。しかも少年誌で。今でもあるかどうか。主人公が転校してきて作品内時間で実質2年も描かれていないのですが、密度が濃いです。転校してきて、いきなり先輩と勝負したり、恋人作ったり、冬山に雷鳥見に行ったり、恋人隣に引っ越してきたり、休学して全国回って鳥見て、その間に部が同好会に降格し、復学して同好会の建屋自分たちで立てたり、部に再昇格するものの建屋は壊すのが条件だったりと。その間に世代交代や他校との交流(と言っていいかどうか)により鳥好きの輪が広がっていく、という面もあります。
 小山田先生の作品では主人公がグイグイ引っ張っていくタイプの作品のピークではないかと思います。
 ここまでが丸顔ですかね。この後は絵柄が変わっていきます。

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[投稿:2016-07-31 13:46:50] [修正:2016-07-31 13:47:05] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

家族を残酷な殺され方をした男が「復讐屋」を営む話です。題材はだいたい実在の事件をアレンジしたもので、読めばなんとなくあの事件を基にしているな、と思うものが多いと思います。そして話が進んでいくうちに復讐失敗のあと依頼人を保護したり、保護した依頼人と相棒との共同生活が少し殺伐さを緩和したり同業者とかち合ったりと話が膨らんできたところでタイトル替えで仕切り直しのようです。
 個人的には淡々と仕置きが完了されるのでそれほど残酷さは感じません。一見えげつないけど意外と考えられたリミッターの存在を感じます。ただし、被害者は作品の性質上ひどい目にあうし、加害者の仕置きもだらしない体型の中年のオッサンのケツに焼き火箸突っ込むとか、局部を使った拷問が多いとか、そういったものに話の内容如何に関わらずとにかく嫌悪感を抱く人にはお勧めできません。

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[投稿:2016-07-16 11:38:50] [修正:2016-07-16 11:38:50] [このレビューのURL]

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