「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

8点 幽麗塔
名作「医龍」の後で話題が被ることなく、よくこれだけの作品が描けたなというミステリー&サスペンス作品。昭和前半の空気、この時代特有のおどろおどろしさが丁寧に表現され作品に引き込まれました。画力、演出は「医龍」同様にハイレベル。本筋の塔に関する事件を動かしながら、移動して他の事件を解決して行く時もあり、先が簡単に読めませんでした。大量殺人者である死番虫の正体には叙述トリック的なのを漫画媒体で上手くやられて見事に騙されました。細かい伏線も丁寧に回収しています。ジェンダー論をテーマに据えていますがそこについても説得力ある論調が出来ていました。
一方でその辺の微妙な問題を深く扱って、悪く言うと性的変態の集いみたいになっているので少々癖が強かったのは否めません。「医龍」に比べると最後までキャラに馴染みにくかったのもあります(変に人気沸騰で引き伸ばし路線に入らないでキッチリ終われて済んだという面もありますが)。あと死番虫に関しては手強さを描き、正体の謎と共に引っ張った割に、簡単に打倒してしまいあっさりです。真ラスボス役登場からの最終盤も面白さはあったのですが、掘り下げ(一応過去は真ラスボスの口から語られているが)や最後まで立ち塞がって欲しかったという気持ちもありました。
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[投稿:2015-01-14 06:16:38] [修正:2015-01-14 06:19:35] [このレビューのURL]
4点 響子と父さん
「ネムルバカ」が好きで繋がりに期待したのもあって読んだのですが、父親の言動が寒すぎるの(オヤジキャラ好きなタイプの自分が読んでて辛いほど)と娘が真面目キャラで突っ込み不足というのもあって面白くなかったですね。繋がりの方もこちらで後日談が分かって綺麗に終わるとか言う訳でもなく消化不良な感じでした。
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[投稿:2015-01-13 02:30:47] [修正:2015-01-13 02:30:47] [このレビューのURL]
5点 描かないマンガ家
描かない漫画家というタイトル通り、口だけで実力皆無の主人公を据えて、漫画界の実態や成長を見せる若手漫画家を描いて行く作品。画力・演出に力があり、前半は独自性もあり面白かった漫画です。主人公に描かせないことを守りながら、シリアスシーンでは決めさせて周囲に助言する格好で漫画界の現実を描きながら後押しをする。一種のパターンですけどギャグもキレて面白かったです。業界ネタも良く描けていた方かと。
途中から主人公が現実的に転落して行きます。それでギャグがなくなりシリアスに描いて、周囲から見放される展開が続いてほぼ最後まで行きます(和解したんだろうなと示唆するコマはある程度)。現実という意味では一定の説得力があるのかもしれません。一方で専門家以外モノを語るなに通じた説教臭く苦痛に感じたのが残念です。確かに熱烈漫画ファン的な主人公の言い分は否定しようと思えば否定出来る。けれども作中で何度も周囲の人物を救った功は立てている訳です。存在しなければ漫画を辞めていた可能性がある人物すら数人います。彼らの成功に主人公の論が役に立ったのは揺るぎない現実だった訳です。それを掌返しみたいに全否定して、忘れたかのように二度と現れるなと遠ざけるのは恩知らずに感じ冷めてしまいます(別に金の催促に来ている訳でもないのに)。後半は周囲が主人公に接触拒否して成功を重ねつつ、各所でワイワイするシーンがある訳ですが全然楽しめないです。
専門学校出で成功しているなんてほぼ皆無との現実を描きつつ、主人公をのぞいて周辺がほぼ成功人みたいになっていた演出が上記のため的に露骨に感じてしまう。成功キャラが出ても他は主人公同様に50歩100歩レベルで馴れ合い、その日暮らしの現実を背負いつつ「ワハハ」、しかし全員でその成功者とも格差を越えた友人関係は続くなどの方が良かったかと。最後まで前半の雰囲気で描いて欲しかったです。主人公は最後に人格変わったレベルで卑屈な努力漫画家になりますが、たまに真理的なこと言って成功者すら対象に周囲のムードメイカー的に役に立つ大法螺吹きのアシスタント的存在に落ち着く(手伝いばかりで自作をなんだかんだで理由をつけて作らない限り「描かない漫画家」のタイトルで一貫する)でも良かったかなと。そういう存在が許されても良いのではないかなと思いました。少なくとも面白さではその前半が圧倒的に感じます。前半が本当に面白かったので惜しかった作品です。
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[投稿:2015-01-10 13:08:44] [修正:2015-01-10 15:25:53] [このレビューのURL]
6点 サユリ
前半はありがちなホラー漫画でしたが、後半は婆さんが覚醒してからそれに抗うという独自性が出て来た感じです。
突出したものはありませんがなかなか良く出来た佳作だと思います。
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[投稿:2015-01-10 03:46:44] [修正:2015-01-10 03:46:44] [このレビューのURL]
7点 椿鬼(ツバキ)
一話(一篇)完結で絵柄に良い意味で合わないバイオレンス欝系な話を積み重ねながら、人と山のために生きるため銃を撃つクール美少女主人公の掘り下げと山を巡る人間の業が描けている良作漫画です。全3巻で一応畳めていますがあとがきでまだやりたい的なことが書かれており、十分続きが作れるし見たいなと思わせられる作品でした。
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[投稿:2015-01-10 03:42:06] [修正:2015-01-10 03:42:06] [このレビューのURL]
4点 白砂村
推理とか探偵とか出てきますが「ニードレス」と
そんな変わりません。あの作品が駄目だったのでこれも駄目でした。特にこの作者の作品は1巻だけじゃなく、数巻は試し読みした方が良いと思います。
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[投稿:2015-01-08 02:55:11] [修正:2015-01-08 02:55:11] [このレビューのURL]
4点 NEEDLESS
画力や迫力もそれなりにあり能力バトルの駆け引きもあり1巻の時はそう悪い印象じゃなかったのですが。たまにしか笑えないギャグ連発とロリコン主人公に合わせたかのようなロリキャラばかり登場、無駄でしかないパンチラ連発のエロシーン、毎回一辺倒のノリで4巻くらいから続きが読めなくなってしまいました。
そういうのが好きな人向けとしか言えません。
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[投稿:2015-01-08 02:50:29] [修正:2015-01-08 02:50:29] [このレビューのURL]
5点 悪夢のエレベーター
シナリオはそれなりに二転、三転で伏線回収もされていて面白かったですが、画力・演出が物足りないに尽きます。映画版は視聴してないですがそっちの方が良かったかもしれません。
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[投稿:2015-01-06 23:54:06] [修正:2015-01-06 23:54:06] [このレビューのURL]
6点 BIOMEGA
「ブラム」より絵の構図は若干分かりやすくなった分話がごちゃごちゃして難しくなった感じです。相変わらず作者独特のセンスが垣間見えて面白いのですが、前作に比べると探索冒険感がないこと、バケモノバトルは二回目の既視感、仮面ライダーと重なる部分でどうしても落ちている感じが否めなかったのも事実です。おそらく打ち切りでしょうが一応畳んでますし、変に引っ張らなかったのはそれはそれで良かったかなと思います。
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[投稿:2015-01-06 23:50:57] [修正:2015-01-06 23:50:57] [このレビューのURL]
人物作画が全体的に幼なく不安定で話の重さについて行けてない感じでした。妖怪で善良なのが多すぎて人間との区別が曖昧なのも気になったところ。たまに良い描写もあったのですがキャラもイマイチ立ちきれてない。ちょっと捻った西遊記という題材には惹かれるものを感じたので残念でした。
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[投稿:2015-01-01 11:51:24] [修正:2015-01-01 11:51:24] [このレビューのURL]
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