「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 主人公が何となくやろうとしていたアイデアを具現化していくライバル(?)に次々と先を越されて苦悩しつつも、結局何をやりだすわけでもなく気持ちがフラフラしながら何となく前作(吼えろペン等)までの主人公につながるのかな、という感じの作品です。題名の冒頭に「ケツの」とつければもっとわかりやすいかもしれません。
 この作品はどの辺を高橋留美子さんやあだち充さんなどに先を越されたかの説明と、今につながる80年代のマンガやアニメの内輪話が面白いと思います。したがって80年代にマンガを読んでいる人、もしくは古参のマンガ家やアニメ関係者作品になじみが深い人には楽しめるかと思います。個人的には矢野健太郎さんが出てきて、ものすごく懐かしく感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-04 19:24:07] [修正:2011-12-04 19:24:07] [このレビューのURL]

 外伝ではある意味原作並の怖さのある鬼曝し編の舞台がベースです。レナが飲んでいた「あの薬」とおぼしきものが出てきたり、「ひぐらし」らしさに不可欠な疑心暗鬼もしっかり描かれています。「ひぐらし」にしてはだいぶマイルドな感じですが、玉石混淆のひぐらし外伝の中では「玉」の部類に入る作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-04 18:39:20] [修正:2011-12-04 18:39:20] [このレビューのURL]

「黒い魔女」というキーワードがトリガーとなっていつでも話が急展開しそうな印象を受けますが、童話的な雰囲気と昔の西欧風の舞台の中で旅を続けているのが現状です。旅の中で少しずつストーリーの片鱗が見え隠れしますが、今のところ片鱗以上のストーリーの露出は無くどう話が進むのかわかりません。
 絵は4コママンガで大ゴマ使わないのにえらく細かい仕事していてカラーも多く手間かかっているな、という感じです。
 7点くらいにしたいところですが、今のところ休載中なので5点にしておきます。来年再開という話も聞きますので、個人的には楽しみにしています。

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[投稿:2011-12-03 19:14:15] [修正:2011-12-03 19:14:15] [このレビューのURL]

 ギャグ臭をまったく感じさせない表紙からは想像すらできませんが、変態が変態を呼ぶタイプのマンガです。変態のインフレが起きて当初の変態はツッコミ役に回ることが増えます。
 何となく雑誌の中の箸休め的立場だったんじゃないかという印象のマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-14 22:58:18] [修正:2011-11-14 22:58:18] [このレビューのURL]

 良くできた小品、といった印象です。列車の中でつらつらと記憶をたどって行くと突然第三者が現れ話が急展開する、というのはどこかで見たことがある気がしますが、個人的には好きな展開です。寄せ集めでもなく打ち切りでもない一巻で綺麗に終わっている意外とタイプの珍しい作品です。この作品もSWWEETと同様主人公が一歩前へ進むところでENDとなります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-14 02:05:01] [修正:2011-11-14 02:05:01] [このレビューのURL]

話はそこそこしっかりしています。読むとあらすじの妙なハイテンションが空回りしているような印象を持ちます。生き別れの兄妹が再会して邪霊を払いながら、さまようような話で充分話は膨らますことはできそうな展開だと思いますが、何故乳を揉む設定に?という感じです。今のところ、乳目当ての中学生くらいが読者層でしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-11 21:35:20] [修正:2011-11-11 21:35:20] [このレビューのURL]

6点 SWWEEET

 これは思い出の中で美化されがちな嫌悪感まじりの「青さ」をよく表現しているマンガだと思います。だからあちこちキツイ描写もあります。抱えきれなくなった過去に端を発する心理描写や、度を超したイジメとか。しかし2巻で密度の濃い話の進め方をしているので集中してすぐ読み終わってしまいます。最後はいろいろと再出発により「救われる」パターンですので、よかったような、ちょっと悲しいようなそんな読後感をもたらしてくれます。
 絵は初連載という言い訳は無用なレベルだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-08 20:46:16] [修正:2011-11-08 20:46:16] [このレビューのURL]

この作者独特の一種倒錯した設定がまたしても炸裂しています。今度は未来から来た娘でしかも同い年。さらに魔法少女とキャラ立ちはOKかと思います。今のところはこの作者の作品が好きなら読んでみてもいいかと思います。
女の子が突然押し掛けてくるタイプの展開ですぐにドタバタ劇が繰り広げられていますが、設定に今後何らかの大きな流れが出てくるか、単にこのままドタバタが続きっぱなしになるかどうか、とおもっていたら、こじんまりとタイムパラドックスオチで終わりました。
井上さんの作品は、つかみと過程を楽しみ、オチはそこそこでいいと思って読むのがコツなのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-23 16:49:23] [修正:2011-11-06 12:47:19] [このレビューのURL]

 設定だけ見ると危ない設定ですが、自分の置かれた立場と、(今となっては)望んで持っているわけではないスキルをもてあまし、主人公が子供ながらに頑張ったりやや暴走したりの、まったり系のマンガです。エロ本屋の常連客がフランクで紳士なのが危ない方向に転げ落ちないストッパーになっています。
 帯とかにみられる売る側の明らかに狙っている感がマイナス要素ですかね。
 キングオブPOPには笑いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-06 12:00:55] [修正:2011-11-06 12:00:55] [このレビューのURL]

 テレビのほうはちょっとだけ見た程度ですが、マンガとして長続きしているだけのことは十分にあると思います。基本数話完結で読みやすい。
 ただし、数話完結で次の事件に移行するとはいえ、例えば浅倉検事の話など、話が繋がっている部分もあるので最初から読んだほうがいいタイプです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-05 20:45:06] [修正:2011-11-05 20:45:06] [このレビューのURL]

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