「s-fate」さんのページ
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10点 ブラック・ジャック
医療を通じて大小色々な問題をマンガにしたため、すごく幅が広くて読み応えがあります。年齢を重ねないと理解が深まらないお話もあります。その意味でも幅が広い。
手塚さんの起死回生の作品。しかも漫画界では前人未踏のキャリアを積んだところで、自分の人生で深く関わったテーマを描く。凡百の作家でも自分のやってきたことを描くと通常の何割増しかで面白くなる(若い作家のコミケが出てくる話なんかは顕著だと思います)傾向があるところで、あの手塚さんがこのタイミングで描いた。なんという僥倖。
発表当時は少年誌で医者マンガなんて、みたいなこと言われたようですが、実は人気が出て当然の条件が揃っていたのではないかと思います。
病気で困った時の表現は「赤ひげ呼んでぇ」より「こんなときブラックジャックがいればなぁ」のほうが通じるようになってしまいましたよね。それくらいマンガの枠から飛び出した作品だと思います。
人生に影響は与えていませんが、マンガというメディアは軽く超えているので10点。
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[投稿:2011-06-10 04:23:36] [修正:2011-06-10 04:23:36] [このレビューのURL]
10点 うる星やつら
子供の頃これさえ読まなければ、いわゆる萌えマンガ系のマンガは一切読まずに来たんじゃなかろうかと思う、いろんな意味で人生に影響を与えてしまった作品です。サンデーのアッサリサッパリ路線を決定づけて今に至るマンガの源流のひとつじゃないかと思います。
マンガだけでなくアニメ等とのメディアミックスも異常な加熱ぶりを見せていたと思います。当時LDボックス33万円なんて買えるか!と思っていたら完売。子供には国家予算級の現実味の無い金額だったので驚いた記憶があります。
ただ、今読むか?と言われると、読みません。自分の中では完全に消費しつくしたと感じているもので。
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[投稿:2010-02-20 13:16:34] [修正:2010-02-20 13:16:34] [このレビューのURL]
まず黒博物館シリーズが再開したことに快哉を叫びたいほどですがそれより何より藤田さんの復活を喜ばざるを得ません。「月光条例」は正直「藤田さんも老いたな」と思いつつもそこそこ面白いし過去作の実績もあり最悪のことはなかろうと信じつつ読み終えた、と言った感じですが、今作はそういったことは考えずに面白いと思えます。
そして過去作を読んできた人には「色々と濃い」藤田作品の特徴が復活したこととともに過去作に通じる要素も感じられて、より一層面白く感じることができると思います。
個人的には今年まだあと三分の一もありますが、これよりガーンと来る作品には会えないんじゃないかと思います。
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[投稿:2015-08-01 20:44:57] [修正:2015-08-01 20:44:57] [このレビューのURL]
9点 戦場まんがシリーズ
昔「我が青春のアルカディア」というハーロックの出てくるアニメ映画があって、これが松本零士ワールドのリンクの権化みたいな作品でした。で、このシリーズのうち「スタンレーの魔女」と「我が青春のアルカディア」がリンク先でした。そのつながりで読んだら面白くて、ミリタリーものに一時期ハマる原因にもなった作品です。自作リンクにより他作品にも興味を持たせる手法を初めて知った作品でもあります。
松本作品にある「男の世界」とか「夢」とかは近作になると失礼ですが空回り気味な印象を受けますが、このシリーズはその作者の根底にある世界観とがっちり歯車が噛み合っている感じがします。
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[投稿:2012-04-07 19:32:51] [修正:2012-04-07 19:32:51] [このレビューのURL]
9点 世界の果てでも漫画描き
9点の指標が「ものごとの考え方が変わったりするほどの力を持った作品」とありますが、これは個人的には「変えなきゃいけないかなと思ってしまう作品」という感じです。ヤマザキさんの脳内に兼高かおるさんが住んでいることを差し引いても30数カ国を旅している、というか住んでいると言っていいくらい滞在していることを考えると、国内は転々としますが、ほとんど日本から出ない自分はガンダムで言うところの「地球の重力に縛られた人」なんじゃないかなぁ、とつい反省モードに入ってしまいます。
マンガ自体はそんな重い話はなくて、主にキューバでの貧しいながらもいい話満載のエッセイマンガといったところです。
したがって9点というのはマンガというよりヤマザキさんの生き様によるところが大きいです。
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[投稿:2011-04-29 20:31:28] [修正:2011-04-29 20:31:28] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
例えば食堂みたいなところで、待っている間に読める用に置いてある確率が高い。そして続き物なのにどこから読んでも結構気にせず読める。もう連載開始20年も前の作品なのにすごいことです。そういうわけで読み返す機会が多いため、8点は楽につけられますが、「あきらめたらそこで試合終了」等の名言と、変になれあうことなく常に前向きなテンションをたもとうとするキャラ作りにプラス一点。この作品も歳を重ねると視点が変わりまた別の面白さが見つけられるマンガだと思います。個人的には最近安西先生よりの視点になっていることに気づき、ちょっと微妙な気分ですが。
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[投稿:2010-08-12 17:14:13] [修正:2010-08-12 17:14:13] [このレビューのURL]
9点 TO-Y
絵が最高でした。絵を際立たせるために、連続性があるのか無いのかわからないストーリーが付いている、というくらい絵とストーリーのバランスが偏っています。ですから、上條さんの絵が好きか嫌いか、ストーリー重視でマンガを読むか否か、でこの作品は賛否が分かれるものと思います。こういうマンガもありだな、と自分の視野を広げてくれたマンガでしたので、9点。
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[投稿:2010-02-13 10:20:38] [修正:2010-02-13 10:20:38] [このレビューのURL]
9点 サンクチュアリ
幼少の頃、戦地で地獄を味わった二人が日本へ帰ってきて、ぬるい日本を変えるべく、一人は60歳でハナタレ小僧といわれる政界に飛び込み、ジイさんどもを追いやり早急にのし上がる。そのために極道という裏の世界のから支援していく。支援するためには極道にまわった方もどんな手を使ってものし上がっていく。二人の関係がマスコミにばれても臆することなく肯定し、一度議員を辞職し、再度選挙に臨む。ゆるがぬ信念と執念。この二人を見ていると、熱くなるというのはわかる。
そして選挙の仕組みが、そこかしこにちりばめられている。15年くらい前の作品だが、そこに描かれていることが実際に起こってしまっている。選挙が近づいたら、一度読んでみて下さい。この熱い二人に近づくためには、まず責任ある一票を投じることだと思えると思います。
青年向けマンガと呼ぶにふさわしい名作。
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[投稿:2009-12-12 03:27:07] [修正:2009-12-12 03:27:07] [このレビューのURL]
9点 純ブライド
当時ギャグっぽいマンガを描いていた人なので、そういう気分で読んだら、すごくつらい話でした。つらいけど読むのが止められない。ガツーンとやられてしばらく一人になると暗い気分から抜け出せなくなるくらい破壊力がありました。
負の方向への衝撃が強いので、万人にはお勧めできませんが、楽しいだけがマンガじゃないと思える人にはおすすめします。
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[投稿:2009-12-11 23:53:21] [修正:2009-12-11 23:53:21] [このレビューのURL]
マンガのストーリーの外の世界を知るには良いマンガです。
逆にマンガの中の世界だけに興味がある人には、読まないほうが良いかもしれません。
それこそ物事の考え方が変わったりするかもしれません。
似たような話はいくつか文字で読んだことはありますが、さすがにとてもうまく漫画化しています。
しかし漫画家の自伝的な話は、読んで俺も漫画家になろう、と思う人いるかな?、と思うくらい悲劇が多い。
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[投稿:2009-12-09 23:18:46] [修正:2009-12-09 23:18:46] [このレビューのURL]
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