「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

慣れるまで多少時間かかりましたが(絵の見にくさはついて回る)、そこから癖になるだけのセンス、上手さのある芸術的とも言える独特な絵。19世紀末の世界史知識を絡めた人間と恐竜人間コンビによるハイセンススパイアクション漫画。

最後が打ち切りめいてるのが残念ですが。ただ作者もあとがきでこれほどの仕事はもう出来ないんじゃないかってほど中盤から最後まで辺りの力作ぶりは凄いものがありました。

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[投稿:2017-08-16 20:42:24] [修正:2017-08-16 20:42:24] [このレビューのURL]

他の方が指摘されるように絵が見辛く、荒削りさを随所に感じましたが、それなりに読めて「こりゃ化けるかも」というモノも感じました(実際続編「マキシマム」がブレイク)。今時になると逆に多くない王道なSF西部劇、心身両面で苦しみを抱えながら安易ではない不殺を目指す主人公は個性的。表層を覆うコミカルさも息抜きにはなっています。掲載誌の都合で序章完という感じですが、伏線めいたものを貼りつつ、世界観の導入にもなっているのでここから入るべきでしょうね(ここで完全に合わない人は厳しいかも)。続編も読みたいなと思いました。

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[投稿:2017-08-13 07:21:54] [修正:2017-08-13 07:22:32] [このレビューのURL]

前作「ヨルムンガンド」が好きだったので期待して読んだのですが…。作者の絵柄は独特で癖あれど、女性キャラは魅力的だとは思いますが、それ以外印象に残らないほどストーリー性に欠けたのが残念です。

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[投稿:2017-08-11 04:56:38] [修正:2017-08-11 04:56:38] [このレビューのURL]

題材として面白いロボットエンジニア漫画。現在のロボット技術と空想で昔から描かれて来たロボットに追いつけない現実(ここは自分の中でもずっとあった疑問)を技術や経営の観点双方から掘り下げているのは良かったです。作者のロボット愛は感じるし、モーニング掲載らしい空気感も悪くなかったのですが、画力・キャラ・熱さ・感動など総合的に物足りない、地味という部分は否めず。

第一章完という感じで打ち切り臭もありますが、ちゃんと話をそこまではまとめていますし、出来れば続きが読みたかったなとは素直に思える佳作でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-08-05 21:52:30] [修正:2017-08-10 23:23:26] [このレビューのURL]

絵は綺麗で好きですが。既に他の人が仰っている否定的な意見に賛同します。個人的に警察にあまり好意的な感情はないにも関わらず、本作の腐敗的な描き方はぶっ飛んでいて引いてしまいました(外国のどこぞのヤバい国レベル)。主人公が刑事なのに犯人を射殺しまくって平然としているのも残念です。全体的に格好つけてるのに滑って寒い作風に感じて、大筋の事件への関心も沸いてこないままリタイアしてしまいました。

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[投稿:2017-07-30 22:37:18] [修正:2017-07-30 22:37:18] [このレビューのURL]

同漫画担当である「神様のカルテ」が面白かったのと、労働基準監督官を扱う本作にも興味が出たので読んでみました。労働法や監督官の職業知識を絡めて、読みやすい一話完結で悪くない出来だったとは思います。しかし、「ダンダリン」という同じ職業漫画も読んだことがありますが、あちらよりインパクトには欠けるかなという印象。主人公のどら公僕こと佐倉がそういう蔑称で呼ばれるほどのスタンドプレー感はなく、至極まっとうに仕事をしていますし。それでも「ダンダリン」は全一巻ですし、本作もおそらく打ち切りでしょうが全二巻なのでセットで読むのがおすすめの作品かなとは思います。

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[投稿:2017-07-30 19:58:45] [修正:2017-07-30 19:58:45] [このレビューのURL]

画力にやや欠ける、主人公一行が強すぎてバトルがあっさり気味だったり、最終盤で盛りあがらない(さあ新世界へと畳まれているが)などに粗さはありましたが、ガンアクション漫画の中では外せない一作ではないかと。

軍事要素も雰囲気作りがしっかり出来ているので、知識はなくても大丈夫だと思います。ノリ、キャラ、テンポや話作りなど全体的にセンスを感じて、格好つけている(芝居がかる)感じには乏しいのも良かったです。最近にしては珍しい完結まで忠実にアニメ化されているようなのでそっちで見るのも良い(特に絵と見やすさの補正は助かりそう)のかもしれませんが。

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[投稿:2017-07-28 18:54:31] [修正:2017-07-28 20:28:06] [このレビューのURL]

世界的な名作「罪と罰」を現代日本にリメイクした作品。原作の記憶は曖昧になっていますが、要素や大筋を取り込み調整や解釈を行い上記の目的を及第点で達したのではないかと思います。
あとがきを読むと作者の原作愛と努力が窺えます。
後半は文字が増えてダラダラしたかなと思う部分に残念さはありましたが、なかなかの意欲作だったと思います。

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[投稿:2017-07-24 18:39:36] [修正:2017-07-24 18:39:49] [このレビューのURL]

野性味のある画風で絵は上手く、キャラは個性的で作風的には同じ題材の箱根駅伝を目指す「風が強く吹いている」の漫画版より好きでした。ただライバル大学の二軍に勝つまでという始まったばかりだろの打ち切りそのものな終わり方なのが残念です。現在は漫画図書館Zで無料で読めます。

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[投稿:2017-07-24 18:27:15] [修正:2017-07-24 18:27:15] [このレビューのURL]

映画にもなった現役医師による地方病院を舞台に描く小説のコミカライズ化。地味な話かもしれませんが、大病院ではない地方病院におけるリアルな現実医療を描きつつ、それを優しくオブラートに包む作風で良く出来ていました。主人公の口調は滑ってる感じはありますが。原作がまだ先もあったので続きが読みたかったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-20 18:40:20] [修正:2017-07-20 18:40:20] [このレビューのURL]

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