「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

前作とそう変わらない出来だったとは思います。
新作キャラも馴染んで来ましたし。

前作キャラのうち権藤さんだけは退場させた理由が不明
で意味無く出て来ないのは、この作品らしくないなとは
思いました。

人情話と戦隊ネタがやや増えた傾向にあるのは、ネタ切れ
への兆候だったと思うので、まだやれそうなのに短期で締めた
のは正解だったのではないでしょうか。

評価的には前作よりこれらの点で少し落ちるが楽しめました。
前作を楽しめた人にはこれも含めて1セットで完結だと
思いますのでおすすめです(こうやって薦められる続編
作品が少ない)。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-13 21:24:06] [修正:2011-01-13 21:24:06] [このレビューのURL]

6点 RAVE

ここでの評価は最悪レベルですが、読んでみると5巻ぐらい
は絵、表現、ストーリー共に酷いですが、どんどん尻上がりに
向上したと思います(一方で絵柄は一定しませんが。中盤くらいの絵が一番好きですね)。

伏線貼りと回収が上手い方で、シバのハルという名
は聞いたことがある、エリーの正体、リーシャの墓守の骸骨
、世界の謎など驚きもありました。

キャラも主人公のハルが青臭くマンセーされる厨二全開ですが、
他キャラはそこそこ個性があります。
ストーリーは人種差別など結構重い問題も扱っています。

欠点として、バトル描写は根性主義が多く上手くありませんし、人物描写は悪役にも深い一方で、「悪人≒理由があるだけで本当は良いやつ」を強調しすぎて、そこは女々しく納得出来ない描き方
だと思いました。

総合的に見て、長所と短所が混在する漫画で、長所部分と長編RPG漫画を纏まった形で畳んだ点は高く評価したいです。荒削り、未熟な面が随所に目立つのが残念でしたが、それなりに楽しめました。




ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-01 00:41:40] [修正:2011-01-01 00:41:40] [このレビューのURL]

これも初レビューですね。

12歳で宇宙最高レベルの科法(「魔法」みたいなものですが、
科学の裏打ちがある)の星から、妃殿下に選ばれた少女
のところに、科法
使い「チンプイ」がやってくるという話です。
エリは唐突な話と好きな男の子がもういるので
それを拒んでいるが…。

主人公のエリが可愛いですし、藤子F
作品にしてはあざとくならないレベルで恋愛に
本格挑戦しています
(殿下→エリ→内木)。作品が後期に入ったので絵
といい話の完成度といい高いし、面白かったのですが、
この作品最大の欠点はオチが分からないまま作者死亡
の一点に尽きます。

なんとなく諸描写(予知水晶、未来の自分の里帰り、
、子供が来る)から最終的には星を捨ててでも、向こう
に行くのかなという気はしますが。エリ自身も
殿下の好意やマールの文化に惹かれて行くのを自覚して
はいました。でも、作者死去で結局は藪の中になったのは残念です。

しかし、藤子F先生は魔美といいこれといい少女主人公
も描けて、普通に面白い辺りが凄いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 07:51:21] [修正:2010-12-20 07:51:21] [このレビューのURL]

絵が上手く、キャラデザも良いです。
巻数も2巻で特にダレたり、
急いだ感もなく纏まっていると思います。

話は最初にクライマックス
直前のところから回想という伏線貼って、次第にそれを
回収して行くという形式で読んでて興味を持続出来ます。
オチはショッキングです。

主役格同士女の子で相手が理解できず、当初は険悪な関係
だが、次第に真正面から心を通わせていくという描写は、
少女漫画的な雰囲気もなく、原作小説だけに上手く描けていたと思いますし、新鮮味を感じました。
堂々としてた引き篭もりの兄貴も面白かったです。

欠点として感じたのは主人公の思春期そのものだなあ的な厨二
モノローグが多くて、ウザったく感じた
のが結構ありました(面白いこと言うなと感じるのもありましたが)。

兄貴がなんで引き篭もったか、うさぎを
殺した犯人は誰かなど本線とは違うが、結構大事なところが
不明なままであったことと、小説は分かりませんが、こっち
の方が最後のオチがすぐに読めちゃうことも痛かった
と思います(足とか痣が絵になってるから
運転手が言う前に他の連中なんで気付かないのかよってレベル
でしたし。まあでもドキドキはしましたけどね。
ちゃんと末路を絵場面で見せたのは良かったです。)

ちょっとここの点数は高めかなとは思いますが、それなり
に楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-19 04:43:31] [修正:2010-12-19 04:46:11] [このレビューのURL]

6点 YAIBA

今読むと一つ、一つの展開は子供、児童向けで、やはり厳しいかなとは思いますが、連載当時はメチャクチャ面白く感じた作品です。冒険漫画という感じでしたし。
宮本武蔵や佐々木小次郎やらここまでデフォルメされた歴史上
の剣豪達も良いキャラしていました。

ライバル鬼丸と対かぐやのため、利害で一回組んでも、また敵対しなきゃいけない辺りは、少年漫画の純粋な王道とは違う点が今でも印象
に残っています。
その後は途中ラスボスのかぐやとまた組んで鬼丸にあたるとか、
斜め上の展開で目まぐるしかったですしね。

一定の質を維持しなががら、最後はややダレましたが、ちゃんと
完結した点も今のコナンにはないものでよかったです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-15 02:36:51] [修正:2010-12-15 02:36:51] [このレビューのURL]

場面、場面の盛り上がりは凄まじい作品だと思います。
絵もクセはありますが、迫力や丁寧さなど素晴らしいですし。
伏線が多く、貼り方と回収も上手いです。
フランシーヌ本人、その人形の過去などの物語
の舞台裏、真相の判明描写には驚きました。

しかし、大人的な鳴海パートに比べると、
子供的な勝パートが面白くなくて、
サーカス団のノリやギャグが滑りまくってたような気がします。
そして、最終的には勝が主人公で鳴海が脇役にような扱い
になったのが残念です。勝が悪いってわけじゃないですが、
鳴海に比べると面白み、深みに欠ける主人公な気がしました。
その勝関連での黒賀村辺りからの中だるみも激しかったと思います。
まあ、なんだかんだで話を纏めたところはさすがでしたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-12 04:12:27] [修正:2010-12-12 04:12:27] [このレビューのURL]

読んだ時は楽しめた記憶があります。
特に前半は優れた短編が多く、感心しましたし、
記憶に残ってる話も多いです。

ただ中盤以降からキートン自体が一般人に凹られて、
やられたり、能力の低下が著しく、仕事よりも
人情話が増えた辺りダレちゃったなという感じもします。
ここら辺は話自体を忘れがち

終盤はそれまでの話を上手く纏めて、綺麗に結論
を出した辺りには盛り返しを感じました。
ここは他の浦沢作品には少ないですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-12 01:17:10] [修正:2010-12-12 01:17:10] [このレビューのURL]

全1巻にしては戦争とそれに対する
諦観、無常感をしっかり描いて、切ないラスト
にもなりますが、味のある作品です。

個人的に欠点に感じたのは終始淡々として起伏に欠ける
こと、皆無レベルでカタルシスがないことです(これは長所
のために仕方ないところもあるのでしょうが)。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-09 05:14:43] [修正:2010-12-09 05:14:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

話題になった光る部分はありましたが、すべてにおいて若い作者の力量不足を感じました。
上下巻完結にもかかわらず、下巻は迷走していましたし、いきなりタコピーの自己犠牲で解決エンドは、タコピーが説教らしきこと言ってるのが頭にまるで入らず、あっけにとられました。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2022-07-23 18:12:25] [修正:2022-07-23 18:12:25] [このレビューのURL]

中断を挟みまくって連載期間が20年に達するも、今なお終わりが見えないのが、この作品の評価をもたげる最大の要因でしょう。厨二臭いとも言われますが、個性の強いガンアクション作品なのは間違いないだけに、適正な期間(と巻数)で完結出来ていればと残念でなりません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2021-10-07 21:56:54] [修正:2021-10-07 21:56:54] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示