「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

5点 恋愛怪談サヨコさん
3巻まで読了。
ああ探偵事務所の作者による心霊ラブコメ作品です。
画力は前作と違い高いレベルで安定していますし、主人公
かつヒロインのサヨコさんはかわいいのですが、相手役の稲葉
君含めて周辺キャラの個性がないこと、前作のああ探
の筆休め部分が延々と続くようなストーリーと
焼き直し的なギャグも見られるのが残念です。
技量ある作者なのでひまつぶしとしては十分ですが、
ああ探の再来を期待すると難しい作品だと思います。
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[投稿:2012-12-13 11:30:29] [修正:2012-12-13 11:30:29] [このレビューのURL]
7点 ヴァンパイア十字界
評価数少ないけど十分お薦め出来る作品。何の漫画と言われる
と原作者も困ったなと言っていますがその通りのSF、バトル
、知略戦なんでもありのヴァンパイア漫画ですね。
メイン的な知略戦、二転三転する展開が素晴らしくデスノートとか好きな人には合うんじゃないかなと思う作品です。原作者もそういう筋の人らしく事件の真相を少しづつ解明する推理要素もあります。伏線をたくさん貼ってますが、ほとんど回収した辺りも上手に出来ていると思います。
絵柄がかなり癖がありますが書き込みが多く丁寧さは感じました。
欠点を言うとネタバレにもなりますが、登場人物がみんな良い人達
だったから悪い方にひたすら転んだってオチ(これはあんまり気分良いものじゃない。解けた時のカタルシスが落ちてしまう)。
そういう意味でちょっとキャラの幅が弱いです。
宇宙人が出てきますが舞台装置以上の価値がなかった扱い、最後の最後はさすがに展開がほぼ読めてしまうので、最終巻入るくらいまでが盛り上がってあとは消化戦になってしまったことですかね。あとひたすらってほど重い話で息抜きもほぼないなのでそういうのが苦手な人は注意。9巻でちゃんと畳みましたし、最初に挙げた良い部分が好きな人にはかなりお薦め出来る作品なので、タイトルや絵柄で敬遠するのは勿体ないなと思います。
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[投稿:2012-11-17 05:32:13] [修正:2012-11-17 05:32:13] [このレビューのURL]
9点 ホーリーランド
才能は凄いですが素人状態のエヴァ
のシンジのような主人公がストリートファイトに飛び込み
成長して行く漫画です。
作者の経験や格闘技術論の解説が随所に入るのですが、それがボコボコ殴り合ってる漫画と違って考えさせられるのが上手いです。
個人的にはそれが入ってもテンポもちょうど良いし、
なるほど、なるほどと目から鱗で読んでました。
こういう形式の漫画は珍しく非常にインパクトを感じました。
画力が高く、起伏や展開のあるストーリー、キャラも良くて先が気になりますし没頭出来ます。読む前はもっと殺伐としてるのかと思うとなんだかんだで主人公を支えてくれる人達が出てきますし、少なくともこの漫画に出る不良はほとんどが筋は通す連中なので不快感は少ないです。こういうジャンルの漫画ですが作風に優しさがあります。街で喧嘩する人間に対しては変に美化せずキッパリと否定的な結論に至ったのも良かったと思います。
主人公は後半はともかく前半はエヴァのシンジから影響が強すぎる
と感じるのと最後がちょっとすっきりはしない終わり方だと
思いました。でも読み易くあっという間に全巻読めたこと、
格闘やってる人への敬意が湧いたことを考えても
この漫画はもっと評価されても良い名作だと思います。
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[投稿:2012-11-09 02:31:00] [修正:2012-11-09 02:32:52] [このレビューのURL]
4点 喰霊
退魔ラブコメアクション漫画というべきですかね。
ストーリーがありきたりなのと、アクションシーンが
ごちゃごちゃしてるのと、絵柄が少女漫画色入ってるのが
どうも個人的に合いませんでした。
漫画としての技量はそこそこ感じるシーンもあるのですが。
同じ退魔ものなら『GS美神』、アニメ版でこの漫画の前日談
である『喰霊零』の方が面白いと思います。
後者は全然別物といって良いくらいクオリティがあがってます。
その評価が高かったのに本編のこっちが一向にアニメ化されてない
という点でもこの漫画の評価が分かると思います。
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[投稿:2012-11-07 19:38:13] [修正:2012-11-07 19:38:13] [このレビューのURL]
6点 刑務所の中
昔風の絵ですが丁寧かつ出来るだけ軽い感じで刑務所の中
の日常というものを実際
入所した作者が描いており、読んでいて勉強になります
し面白いです。世間から隔離されまくった
謂わば異世界を描くことに終始して、大概この手の作品にある政治色がないのも好感が持てます。
当然ですが無言の圧力的にやはり刑務所の中は
おそろしいという感じも十分描けており、これ読んで
実際入りたいとはとても思えるものでないので、「入りたいな」
的感想を見るとやっぱ首をかしげます。
なんだかんだで囚人もそんなキツくなさそうに見えてみんな出たい
という本音が見え隠れしているのが印象的でした。
全1巻で手に取りやすい本だと思います。
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[投稿:2012-10-20 02:00:34] [修正:2012-10-20 02:00:34] [このレビューのURL]
8点 ファンタジスタ
サッカー漫画は初めてですがこの漫画はかなり良いと思いました。
現実的な度を越えないように意識しつつ(マルコとかたまに
越えているのもありますが)、技術論や戦略の解説が
わかりやすく随所に入って素晴らしいです。
代表合宿辺りからはここまで作者は詳しいのかと思うほどで
展開も一気に盛り上がります。
サッカーのルールを一通り知っている必要は感じましたが
(ここを初心者に説明するコーナーがあればもっと間口が広がった
のに)、それ以上の人にはお薦めです。
全25巻ですが「ファンタジスタ」とは何か、それを如何に
戦術に絡めるかというテーマも
明確に答えを出して、テンポ良く進んで纏まっているのは好評価かと。画力・作風も良い意味でサンデー連載らしく癖がありません。
主人公と変に馴れ合わない近藤みたいな灰汁の強いキャラも描けててキャラの幅広さも感じました。ヒロインが姉という珍しい
作品ですが琴音姉さんは格好良く可愛いです。
ただキャラの入れ替わりが激しい中で読者が
追い続ける主人公の轍平は
魅力が出し切れなかった感じはします(基本キャラはサッカー馬鹿で好感が持てるのに急にキレて喧嘩っぱやくなったり、無駄な挑発・失言をしたりして違和感を感じるシーンがありました)。
物語最初とイタリア編で五輪に入るまで辺りが読めるレベルですがちょっと低調でしたね。キャラの描き分けもちょっと甘かった
感じもしました。
それでも総じてお薦め出来る良作サッカー漫画なのは間違いありません。女性サッカーの活躍が話題になり、男子サッカーも着実に世界と競う力を付けてきている現状ならばもっと多くの人に関心
を持たれても良い作品ではないでしょうか。
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[投稿:2012-10-19 07:59:58] [修正:2012-10-19 08:05:12] [このレビューのURL]
7点 銭ゲバ
金のためなら殺人を含めてなんでもする
成りあがり物語を描いた作品。
先のストーリーが読めない、衝撃的展開とアシュラとの
違いですが構成がしっかりしている感があり話も纏まっています。
現在含めてもここまで荒んだ作品ってそうそうないですね。
公害問題とかこの時代を感じさせますがそれでも興味深かったです。金に振り回される人間の本性や愛に対する餓えなどのメッセージ性はアシュラよりも分かりやすい感じもします。
後者は被りますが。
ただ主人公の殺人がいくらなんでも多すぎますね。ここまで
殺人鬼になると時代が中世で餓えという死活問題が
絡んだアシュラと違い
主人公への共感は難しいと思ってしまいました。
生い立ちは悲惨ですが非難されてしかるべきとなってしまい
ます。
誰でも彼と同じとまで作品は言いますが、そこまでじゃないだろ
という結論にどうしても感じてしまいました。困ったらすぐに
殺すということに話が頼った故にこうなったのではないかと。
作品の完成度はアシュラより上だと思いますがこの部分で
互角かなと思ってしまいました。絵柄や画力の古さの我慢は
前提として当然必要になりますがお薦め出来る作品です。
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[投稿:2012-10-13 06:35:44] [修正:2012-10-13 06:35:44] [このレビューのURL]
7点 アシュラ
応仁の乱(一番日本が荒廃してた頃かも)時代頃の
日本での人肉食少年が主人公の物語です。
当時発禁になったらしく
生まれ前後から非常にショッキングな描写で…。
映画化で気になって作品調べたら興味湧いたので読んでしまい
ました。画力はさすがにかなり
古い漫画で拙い面はありますが、
描かれたテーマは今の漫画にはないものが見えます。
ストーリーが勢いで描いた部分も大きくてゴチャゴチャ
や超展開(アシュラや母が人外のしぶとさ)していますが、
場面・場面は引きつける演出、セリフが巧みです。
特に法師が真理をついた良いこと言ってるんですよね。
途中からアシュラが人として目覚めたからこそ人を殺して
しまう(餓えだけじゃなく幸せそうな家族を見ると
トラウマ刺激が入って来る。ただし人は食べなくなっている)皮肉な描写。ただ食がないから人を殺すのも仕方ない
じゃないかという話よりもっと深いと感じました(映画は
そこに話を帰結させてしまっています)。
知名度低いですが悲惨な終わり方をした本編後の完結編(別冊
で入手可)まで
読んだ方が良いです。皆のその後や法師の人の道しるべを示した
最期には感動しますしアシュラが
それで救わた終わり方で印象が違いますから(映画は若狭が
その役ねじ込んた感が強く無理があったと思います)。
ヒロインの若狭がヒロインらしくなく、アシュラを救えない
様子、人肉食に堕ちて彼女を聖母視してたアシュラを絶望
させるシーン、二人の男の間で迷って愛より利をとる(そう批判できないと思います。それほど食は深刻ですし)描写も古い漫画なのにやるなと感じました(映画はここも何故か改変しています)。
拙い点は多々ありますが、映画を見た人も見てない人も是非一度は読んで考えた方が良い漫画かと思います。
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[投稿:2012-10-12 02:01:46] [修正:2012-10-12 02:02:54] [このレビューのURL]
7点 暴れん坊少納言
こんな作品よく思いついたなって発想が凄いですよ。
もっと知名度出て欲しい作品ですね。
ツンデレな(ツンデレ要素もありますが
タイトル通り暴れん坊要素の方が強いと思います)清少納言主役のコメディ物語なんて誰が思いつくかと。
キャラが立ち、話として安定感がある日常ものです。平安
文化については毎回解説してて面白かったですね。
トリビア的には勉強になります。
絵柄とキャラ付けとか言葉使いとか行動が現代的に改変して
ますが、一方で当時の本当の風習とか史実との違いとかは4コマでちゃんと解説されています(ある種言い訳ですがこれがあるから史実との違いをちゃんと意識するのは大きいです。4コマ自体が面白い)。枕草子、当時の歌も引用とかで作中出て来ます。
史実じゃ面識がない紫式部なども出て来てどうなるかと心配しましたけど、なんとか噛み合わせて作品に厚みが出ています。
その辺は年代とかイベントとか順番変えたり色々やりながら、話に筋を付けて最終巻の巻末年表みるとそこそこ
拾ってて驚きました。全7巻でダレることなく清少納言の
出仕から引退まで華やかに(史実じゃ最後は暗そうですからこの作風なら改変して良かったです)描いて終わったので高評価が付けられると思います。欲を言えば枕草子が300段越えるくらいあったのだから、もっと引用量を増やした方が清少納言主役としては
良かったかなとは思いました。
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[投稿:2012-09-30 09:21:57] [修正:2012-10-02 17:41:17] [このレビューのURL]
6点 サイコスタッフ
超能力を題材にしたバトル要素ありの定番漫画ですが、
「惑星のさみだれ」は読んでいてどうしても気持ち悪さを
感じた(主人公とヒロインが特に)のに、
こっちは全1巻ということもあり癖が
相当抜けて無難に描かれてたと思います。
相変わらず無意味なパンチラが多過ぎるのは気になりましたが、
設定や展開も1巻でよくここまで詰め込みつつ纏めたと感心
しました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-10-01 16:55:06] [修正:2012-10-01 16:55:06] [このレビューのURL]
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