「鋼鉄くらげ」さんのページ

総レビュー数: 292レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年10月28日

自分にとって、ただ単に相性が悪いだけなのかは分かりませんが、サンデーで今推されているのが全く理解できない程、好きにはなれない作品です。

こういう、何万人もの人間が、何万回も使い古したような設定を、いい歳した大人が描いていて恥ずかしくないのかと問いただしたくなる位、オリジナリティのカケラも無い、しょうもない作品です。

プロとして名乗るには、あまりに恥ずかしい作品だと思います。

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[投稿:2008-07-28 20:05:44] [修正:2008-07-28 20:05:44] [このレビューのURL]

5点 LOST+BRAIN

進学校に通う高校生の妄想の様な作品でした。

序盤はそこそこ面白かったですし、全体的にも緊張感があって割と面白かったんですけどね。終盤、もっと色々破壊的に出来るはずだったのに、あまりに現実に近すぎて、一歩引いた形の終わり方になってしまった、というのが率直な感想です。

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[投稿:2008-07-03 20:35:49] [修正:2008-07-03 20:35:49] [このレビューのURL]

何かとウワサになっていた漫画だったのですが、正直、絵が色んなイミでキツいので今まで避けてきました。しかし、食わず嫌いは良くないと言う事で、まず(レンタルで)DVDを見て、次に(漫画喫茶で)原作を読んでみました。

まぁ、そうですね。内容は普通の4コマ漫画ですね。でもまぁ結構面白かったです、自分は。ただ、あのためにやたら高いDVDや、その他のグッズを買う気にはなれませんけど。

漫画かアニメだったら、アニメの方がテンポも良く、話も上手くまとまっているので、アニメの方がお勧めです。

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[投稿:2008-06-21 22:08:37] [修正:2008-06-21 22:08:37] [このレビューのURL]

期待外れの作品です。

作者自身は、この作品に対して直球で描き過ぎたとか、残酷描写や性的描写がマズかったとか、色々言っていましたが、本質的な問題はそこではありません。

まず、話が単調で、物語に厚みや面白みが無い。次に、キャラクターが平凡・陰湿で魅力を感じられない。最後に、話全体に、これから先どうなるんだろうという、興味を持てない。

他にも幾つかありますが、要するに、つまらない。

読みきりの頃は期待してたんですけどね。

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[投稿:2008-05-28 22:17:42] [修正:2008-05-28 22:17:42] [このレビューのURL]

5点 GTO

昔は好きな漫画だったんですけどね。今読んで見ると、どうも、すんなりと受け入れられません。何と言うか、善人も悪人もどうも主張が幼稚な感じがします。

善人も悪人も社会の矛盾に対して不満を持っているが、その不満を解消する術を持たずに、ただ暴れているだけ。まるっきり自分の思い通りにならず、ただダダをこねているだけの、幼稚園児の主張のような作品です。

唯一、この作品の主人公が、そうした彼らの気持ちを汲んでくれるヒーローであったことは救いですね。

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[投稿:2008-04-18 22:22:14] [修正:2008-04-18 22:22:14] [このレビューのURL]

唯一買った少女漫画です。まぁ、はっきり言ってしまえば映画で知ったから興味を持ち買ったんですけど、物語そのものの「深さ」という点では、映画の方が数倍高いものになっています。

これを読むといかに原作をアニメ化するという事が、アレンジする人によって大きく変わるのかという事を実感させられます。まぁ、この作品は変わり過ぎですけど。

映画と原作の違いがどのような感じなのか。そこを読み比べてみると、結構楽しめると思います。

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[投稿:2008-04-08 22:13:12] [修正:2008-04-08 22:13:12] [このレビューのURL]

4点 結界師

どうしたらいいのか迷走している作品です。黒芒楼編以降、どうする訳でもなく、ただ回数を重ねているだけの作品です。

現在、本誌の方でもそれなりに事件を起こして、それなりに連載を続けているようですが、はっきり言って全体的に緊張感が無く、作品全体としての方向性が不明瞭です。

絵は上手いんですけどね。ですが、作品全体の芯となるストーリーがしっかりしていない以上、それだけではやはり不充分のように感じます。

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[投稿:2008-03-29 20:50:49] [修正:2008-03-29 20:50:49] [このレビューのURL]

例えて言うなら、「面白いだけの彼氏」。せっかく一緒にいて楽しくなってきたのに、盛り上がってきた所でつまらないギャグを言ってしまうから、彼女の気持ちが冷めていってしまう。そんな寒い作品です。

要するに、話の展開として盛り上がってきたのに、いちいちつまらない所で、つまらないギャグにページを割いてしまうから、作品全体に緊張感が無くなってしまう。それが、この作品の最大の問題点だと思います。

ギャグに関しては、学園祭のコントのように、作者だけが面白いと、一人で盛り上がっている感じでした。

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[投稿:2008-03-15 20:01:08] [修正:2008-03-15 20:01:08] [このレビューのURL]

例えて言うなら、小さな町の喫茶店で出されるブレンドコーヒーのような、独特のクセを持った作品です。

正直、この作品を昔、本誌で読んだ時は、とても気持ちの悪い作品か、とてもいやらしい作品といった印象しかありませんでした。しかし、十年以上経って改めて読んでみると、各話ごとに作者が伝えたかった事が何だったのか、改めて伝わってくるような感じがします。

ただ、後半は少しネタ切れの印象が強いので、その辺りが少し残念な所です。しかし、ストーリーそのものの厚みという点では、近年の漫画達に比べれば、よほど優れていると思います。久し振りにこの作品を読んでみて、本当にタイムカプセルを開けたかのような懐かしさを覚えました。

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[投稿:2008-02-24 20:28:41] [修正:2008-02-24 20:28:41] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

黄金期以降、落ち目に来ていたジャンプを支えていた作品の一つです。物語のテンポも良く、世界観もしっかりと出来ているため結構好きな作品なのですが、やはり物語の鍵となる人誅編では、少し納得のいかない部分があります。

京都編での勢いが嘘のように、人誅編では話の流れが鈍化していきます。その中で最大の山場となる「薫の死」を巡っては、作者自身の、どうしたらいいかと右往左往する姿がはっきりと見てとれます。

最終巻の作者コメントを見た限りでは、本当は薫は殺すべきだったが、読者の反応が心配だったため、敢えてああいう選択を取ったという風に見受けられます。

確かにヒロインが死んでしまってはハッピーエンドとは言い難く、後味も悪いかもしれません。しかし、だからと言って、無理に描きたいものをねじ曲げてハッピーエンドの形を繕っても、それはハッピーエンドとは言えません。単に体裁を整えただけです。

結局、殺すべきか殺さぬべきかという問題ではなく、周りの目を気にして妥協してしまった事が問題のように思います。

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[投稿:2008-02-11 23:11:24] [修正:2008-02-11 23:11:24] [このレビューのURL]

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