「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 最初は霊的事件解決が主軸だったと思いますが、だんだんサヨコさんの奇行を楽しむマンガになってきました。最近4コマに多い無口だの見た目が怖いだの、主人公のキャラをわかりやすく立たせて脇役が頭の中でツッコむ、みたいなパターンに似ています。それ自体は頭使わないで読めるので嫌いじゃないのです。
 また、サヨコさんと稲葉君が双方やっと意識し始めたので、やっとラブコメっぽくなるかもしれません。

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[投稿:2014-01-04 11:01:29] [修正:2014-01-04 11:01:29] [このレビューのURL]

弟か妹がほしかったところに親が再婚して弟ができてストーカー気味の偏愛を姉が弟にそそぐことによるドタバタを楽しむマンガです。この手のマンガにしては、弟がそれほどドン引きしていないところと色仕掛け系の話がまったくないところが珍しいかと思います。そういった点では少女マンガから派生した4コママンガという印象です。
 ただし絵が好き嫌いを分けると思います。姉の三角口がデフォルトである顔が受け入れられるかどうかです。ほかのキャラは普通ですが、姉だけ特異な顔。ただし作品中では美人姉さんで通ってる。ここに違和感を感じるかもしれません。

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[投稿:2014-01-01 11:52:45] [修正:2014-01-01 11:52:45] [このレビューのURL]

最初は、いじめられっ子が救われる話かなと思ったら、さにあらず。一巻のラストから大きな展開を見せて「えー?」という感じですが、そこからは人死にまくりで救いなし。でも主要キャラはそれぞれの事情を抱えていて、それぞれの持つ歪みが負の方向へ相乗効果を持つにいたり大惨事となる、という感じです。コイツが悪い、と単純に言いきれないこの手にしてはちょっと丁寧な作品です。単純バカはいますが。
 掲載誌がホラーミステリーと知って振り返ると、確かにちょっとしたどんでん返しや惨死、惨殺もあり、なるほど掲載誌への配慮がなされた上で、3巻でうまくまとまっていると思います。
 内容的に素直に楽しめるものではありませんが、良くできているという意味で6点。

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[投稿:2013-01-23 19:01:50] [修正:2013-12-28 18:42:25] [このレビューのURL]

 作者の欲望丸出しのマンガです。「恥ずかしがる女の子を描く」ことを至上とする紺野さんの欲望をかなえるための設定です。したがってパンツはかなくてもじもじしたり、恋愛フラグが立ってもじもじしたりと、そういったシチュが好きな人はどうぞ、といった感じです。
 

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[投稿:2013-12-21 13:20:18] [修正:2013-12-21 13:20:18] [このレビューのURL]

 有り体にいうと、フランス書院あたりの近親モノの設定の日常にエロリミッターをつけたような話です。ただこの手の作品のキャラは相手が好きすぎて奇行に走るところが面白い部分かと思いますので、エロを抜いてもオモシロさは残る、といった感じです。軽妙という言葉が似合うサラッと読めるマンガかと思います。
 また、ほぼ固有名詞を持たないキャラ設定という、ずいぶん思い切った手法をとっています。「弟」「姉ちゃん」「妹」といった感じで。この手法は、よくあるテコ入れキャラ増やしが難しいんじゃないかと思いましたが、今のところ意外と支障がありません。その辺計算ずくだとすると、この作者ポテンシャル高いかもしれません。

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[投稿:2013-12-01 01:59:23] [修正:2013-12-01 01:59:23] [このレビューのURL]

 ネットで見られる「麦茶だこれ」の元ネタとして思い出しました。このマンガはタイトルと「原作梶原一騎」がすべてを語っています。この辺が好きな人ならどうぞといった感じです。今でも面白い。
 ただし、プロレスブーム期のマンガとしては比較的冷静なスタンスで描かれている物と思っています。例えばキン肉マンなどはそもそもウルトラマンみたく怪獣と戦っていたがリングで超人と戦いはじめる。そのくらいならまだしも、プロレスと関係ないマンガでいきなり作者がプロレスを熱く語りだすものまであったくらい。それが許されるほどのブーム。その中でこの作品は地味な印象でしたが、今となっては当時のブームの片鱗を伝える貴重な作品だと思います。

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[投稿:2013-11-23 23:37:13] [修正:2013-11-23 23:47:18] [このレビューのURL]

 このマンガを手に取る人は二次創作に抵抗がなくて北斗の拳は既読でしょうから、それを前提にレビューします。 
 北斗の拳もいい加減覚えきれないくらい外伝が出てきて、いくらなんでももうネタがないだろうと思ったらこんなものが。当時のジャンプコミックス調の表紙の出落ちだけでも笑えますが、まさかサウザーネタでほぼ一巻押し切るとは思いませんでした。それだけならまだしも、「ターバンのガキ」なんてモブ中のモブを持ち出して笑いに昇華させられたら、もう降参です。
 あまつさえ作者の姉?の美麗な絵でハート様をあさっての方向へ掘り下げた問題作、さらに巻末の作品紹介で原哲夫さんがまだ52歳であることに驚いたと同時に、ポローンだのアラーンだの重鎮と思えぬ文章まで載せていて、厚さは薄いけど濃いギャグマンガになっています。

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[投稿:2013-11-09 23:29:09] [修正:2013-11-09 23:29:09] [このレビューのURL]

6点 謝男

土下座感の違い、で「どげせん」やめて始まった本作品。1巻読んだ時は何ともいえなかったですが、3巻までくると「ペンは剣よりも強し」というより「ペンは拳よりも強し」という感じの板垣さんの作風がにじみ出てきているようです。
 別作品ですが、確か餓狼伝で松尾象山が「俺は拳でわがまま貫き通してぇ」みたいなこと言っていたと思いますが、こちらは拳じゃなくて土下座版といった感じです。
 

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[投稿:2013-10-19 10:02:40] [修正:2013-10-19 10:02:40] [このレビューのURL]

帯とか表紙の紹介文読まないでまず中身を読むことをお勧めします。行方知れずの長兄が亡くなった。残された兄弟が死亡現場のマンションに乗り込んだところ、そこには長兄死後もずっとそばにいた金髪碧眼の女の子がいた。彼女は長兄の養子だった。導入部はだいたいこんなです。これはトラウマとたたかうタイプのマンガか?ZUKIさんならそういう重めの話のパターンもありそうだし、とおもったら1話目のオチが。
 その後は基本ほのぼの路線ですが2巻の最終ページを見る限り、まだトラウマとたたかう線も消えていないかな、という感じで続きが気になります。
 大きく分類すれば「よつばと」とか「ばらかもん」あたりに近いですが、ちょっとエッチなので注意、といったところです。

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[投稿:2013-10-19 09:24:38] [修正:2013-10-19 09:24:38] [このレビューのURL]

6点 南Q阿伝

 怪物王女のスピンオフという立ち位置ですが、個人的にはこちらのほうが面白いです。キャラが絞り込まれていてわかりやすい、と思います。

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[投稿:2013-09-23 01:29:37] [修正:2013-09-23 01:29:37] [このレビューのURL]

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