「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 このマンガは、残酷な現実を突き付けてきます。もう車なんかネタにならないよと。タイトルどおり女子高生が車に乗るわけです。自動車部で。それもシトロエン2CVに。表紙は人気の旧車がバーンと各巻載ってます。お膳立てはできています。しかし、車が無くても別にいいんじゃないか?もしくは無理に車からめなくていいんじゃないか?という話の進み方をします。だいたい表紙の車はほとんど内容と関係ないです。この作品には車に対する冷淡さが作品の内側からも外側からもにじみ出ているようで、車好きがCGTVっぽいタイトルにつられて読むと、辛い目にあうと思います。まぁ、日常系ならなんでも、という人ならいけるかもしれません。

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[投稿:2018-05-02 16:02:44] [修正:2018-05-02 16:02:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 学がないので「おもたせ」ってなんだ?からわからなかったのですが、土産をもらった側が土産をさしていう言葉、らしいです。
 乱暴にいうと土産持って行って自分が土産食って帰ってくるマンガです。したがって流行りの食べ物マンガの中で土産になりそうなもの縛りのマンガということになります。
 ただし土産持ってく主人公が只者でなさ過ぎます。いまどき若いのに和服。おばさんの使いであちこち飛び回る。そのくせやたらと文学において博識を誇る。何かありそうですが、少しずつしか明かされていません。
 土産と主人公に気を取られてサラッと読み終えてしまいます。

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[投稿:2018-04-07 22:55:35] [修正:2018-04-07 22:55:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 百合と吸血鬼ですね。女子校通いの主人公宅にジャージをこよなく愛する妙な吸血鬼(男)が主人公を眷属にして住み着く。主人公に気のある幼馴染の男の子もいる。学校では百合三昧。さあこれから、というときに話は大きく百合に舵をとって幼馴染は空気に、吸血鬼は他の吸血鬼(女)たちの紹介役に。そう、打ち切りです。ただし、それほどひどいことになってはいないので百合マンガが好きな人にはいいかもしれません。松本さんの作品は好きなのですが遅筆対策が必要です。前作の頃から雑誌で読むと残念なことになってるけどコミックで仕上がってる、ということがあります。なんとか頑張って続けてほしいものです。

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[投稿:2018-04-07 21:57:10] [修正:2018-04-07 21:57:10] [このレビューのURL]

 企画的に予想通りの結果で推移してるんじゃないかと思います。前作も雑誌上の箸休め的なスタンスだと思いましたが、こちらも同じ印象です。ただ舞台が圧倒的に汎用性が高くそれゆえにあらゆるバリエーションを読者が読んでいる「学園」であるが為に個性的な面が前作より埋没気味かな、というところがマイナスな印象を植え付けがちなんじゃないかと思います。

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[投稿:2018-03-06 20:47:03] [修正:2018-03-06 20:47:03] [このレビューのURL]

このマンガは企画の勝利だと思います。「あのゆうきまさみがBL?」という話題性と大ベテランが描くマンガ家マンガ。若い人が描くそれとは違い経験からくる深みがある。さらにBLパートの着色には本職のBLマンガ家が名を連ねる。そして変に長くならないうちに終了。やたら長編にしたがる今では、なかなかお目にかかれない贅沢なつくりだと思います。

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[投稿:2018-02-04 21:52:46] [修正:2018-02-04 21:52:46] [このレビューのURL]

 年齢層が限定されるかもしれませんが、悪くはないです。軽い内容でサクッと読めます。メニューはありもの、旬のもの、家族の食べたいものと専業主婦級の制約のなかで若い子の作るものにしては所帯じみたものが多いです。ただし、具体的な分量は出てこないので、再現するなら味付けは自己流となります。また作者のドイツ趣味の芸風からか、ドイツ料理も混ざってきます。年齢層というのは、登場人物は平成生まれのはずですが、昭和を感じさせる部分が多々見受けられるため、読み手が平成生まれの場合は?となる部分があるかもしれません。

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[投稿:2018-02-04 21:09:43] [修正:2018-02-04 21:09:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「頭文字D」の長期連載による時代との乖離からくる後半の苦しい展開を回避するうまい設定になっていると思います。近未来に設定して登場車も過去の車縛りがない。公道は走っているが人が住めなくなった箱根を走る。ギャラリー立ち入り禁止のドローン中継。と、コンプライアンスがうるさくなった現在にも配慮。速さだけ求めるなら金出していい車買ったもん勝ちでドライバーの介入要素が激減。マニュアルミッションは足枷でしかない。現状その通りでしょうが、そこにちょっと捻ったレギュレーションを加えてはいるものの、車次第なのは変わらず。そこに現行86マニュアル車で登場の主人公…といったところです。この先面白くなるかどうかはまだわかりませんがロースペックの車で無双、というのは古くは「サーキットの狼」の頃からの鉄板の滑り出しですので、期待はできると思います。

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[投稿:2018-01-07 10:27:39] [修正:2018-01-07 10:27:39] [このレビューのURL]

 当たり障りのないラブコメですね。五七五で筆談しかできないヒロイン、シャバ僧などという何十年ぶりかに聞いた言葉を駆使する顔と名前で損しているヤンキー風川柳使い、スペック高めだが何故か非モテでピーピング趣味とガラスのジョーを持つ文芸部部長と、文字に起こすとキャラたちまくりの3人が面白おかしい日常を送るといった感じです。作品から何かを得ようと意気込んで読むというより優しい世界を愛でる人にお勧めします。

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[投稿:2018-01-06 10:45:54] [修正:2018-01-06 10:45:54] [このレビューのURL]

 おいしそうなものをおいしそうな絵で楽しもうという人には進めません。再現しようとすると財布事情やカロリー面、消費時間で挫折すると思います。グルメ漫画というよりナンセンスマンガとして楽しむ要素の部分が多いと思います。個人的には70年代後半から80年代あたりで時折見かけたけど最近見ない系譜のマンガだな、と懐かしさを感じて読んでます。

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[投稿:2017-12-24 08:31:56] [修正:2017-12-24 08:31:56] [このレビューのURL]

 作者のオヤジ好きが爆発してますね。ただ今度は最初から完成されたオヤジではなく、疎遠だった息子の骨壷持った息子の嫁と欠けた部分を補って行く感じですかね。息子の嫁にも暗い影が忍び寄りつつあるので、今後は高校生活に馴染み始めた今までとは違う展開になりそうです。

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[投稿:2017-12-03 22:22:05] [修正:2017-12-03 22:22:05] [このレビューのURL]

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