「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

原作、アニメはそれなりにブーム巻き起こした
作品です。ホラー系謎解き話という感じで(謎解きにファンタジー
要素がかなり多く、リアル的推理を期待すると裏切られる
のでそこを期待してる人には向いてません)。

キャラは萌えなのに、エグい過去やグロい話など
満載ですが、真に訴えてるものは仲間を信じることなど
王道的、真摯的なのが良いと思います。

平行世界を何度も見せることで、他の世界との関連
を使い、見えないキャラの一面が語られたりや謎が解けるという
非常に面白い構成になっており、他編を読んでいて、興味が持続
します。

その出題編的第一弾「鬼隠し編」なわけですが、アニメの該当部分
をそのまま漫画化したというくらいの出来でとり立てて
語ることはないレベル。絵のキャラデザはアニメ的だけど
並からちょい下くらいの画力。表現はまずまずといったところ。
全体としては合格点だと思います。

ひぐらし初という人にとっては普通に衝撃的なものだと思い
ますので、初めての人は是非読んでみて欲しいです。
アニメで該当部分視聴した人は読まなくても大差ない
と思います。

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[投稿:2011-02-14 07:45:16] [修正:2011-02-14 20:05:56] [このレビューのURL]

出題編第二弾的作品。謎解きしてない内は非常に
怖い作品です。「ケケケケケ」、やラストは特に。

ただアニメの該当部分とそこまでこの編も差がない
ですね。絵はアニメや鬼隠し編よりは上手いという
のはありますが。アニメで視聴した場合は無理に読む
必要はない編だと思います。
未視聴の人にはおすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-14 07:50:54] [修正:2011-02-14 07:50:54] [このレビューのURL]

「その定説には疑問がある」が口癖の
通説と違った形で描くマイナー武将の戦国歴史漫画。

絵柄が丁寧で合戦シーンが盛り上がるところは長所です。
通説に疑問を呈するシーンの考察も面白く、
ところどころグッと来たり、
考えさせられるような力のある描写があります。

だが、この漫画が結局弱いのは主人公関連のドラマがつまらない
の一点でこれが大きいです。主人公は史実がやはり
マイナーで全然大した武将
ではないため、この漫画では異常に歴戦の勇者的に持ち上げまく
っています(これだけ頑張るとむしろ秀吉の片腕でないと
おかしいほど)。ライバルにされたキャラは史実は山崎某含めて、
全員無名同然です(山崎は浅井の要みたいにされてて笑ったw)。

主人公持ち上げのために相手を異様に強くしたり、交流を嘘
臭い人情ドラマ入れたりして、有名人物の史実的にやってやろう
という部分に凄くアンバランスに見えてしまうわけです。
ゴンベエの最初の恋人なんて何のために居たの?状態ですし、
それ関連の三角関係の鳥居某とのがまた面白くなくてですね。

主君の秀吉がこの漫画の現時点の主流なので、彼を主役
にして、死後をやるなら次の主君の家康に引き継がせるなど
にして、有名人物を異説により別角度で描くというくらいのが
面白かったように思うのですが(信長、秀吉はこの漫画では通説
的キャラです。家康が男臭いイケ面熱血漢という独自設定なので
こういう感じで、史実を足跡は整合とって切り込むとかで)。

良い漫画ですが、以上の一点が残念です。短編
ではない以上やはり主人公の
選定が長編歴史漫画は特に大事ということを感じます。





ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-04 13:14:28] [修正:2011-02-04 21:26:58] [このレビューのURL]

絵の綺麗さ、ロゼッタと
クロノを始めとするキャラ、適度なグロいシビアファンタジー系
が売りの作品だと思います。
長所面は優れており、読んでいて引き込まれます。
ロゼッタの寿命がクロノが戦うほど短くなるという過酷
な設定が緊迫感、悲壮感が出てて良かったです。

欠点は、ギャグが寒かったりところどころセリフが臭く感じたこと、ストーリーがラストの美しさに比べると、よく分からない
宇宙人どうこうがネタバレで、それ以外はありきたりすぎたなあ
ってことでしょうか。特に説明不足がすっきりしませんでしたね。
あまり話が練られているとは感じませんでした。

全体的には普通に楽しめましたが。単行本の価格が高い
のは何とかして欲しかったですね。見た目は良いのですけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-30 16:26:04] [修正:2011-01-30 16:26:04] [このレビューのURL]

史実を題材にしたガンアクション漫画。
史実の伝説的女戦士(アメリカ西部劇時代)
主人公ベル・スタアに興味が持てるだけの作品的魅力があります。

彼女の伝説はほとんど周囲が勝手に作ったものであり、彼女自身は天然の可愛い女性として解釈して描いています。なんだかんだで拳銃の腕はそれなりにありますが。

べル含めて女性キャラが可愛いです。他キャラの取り巻きも魅力的な人物が多いし、その過去や背景事情も描いています。
ストーリーも列車強盗事件をクライマックスにして、作風的にまるで映画を見てるような感じの印象がある作品です。
ハッピーエンドのようで、悲惨なその後の史実をナレーションで
同時に入れたのは余韻があってよかったですね。

欠点としては、ガンアクション描写が丁寧ですが、一方で何がどうなってるかゴチャゴチャしています。

次に人物の数が多く、過去描写が深いですが、誰が誰でどういう事情なのかなど、これもゴチャゴチャしたり、説明不足も多かったです。

今思い出すと欠点の方を思い出して、読んでてストレス溜まりましたが、終わって見れば楽しめた全3巻の纏まった作品だったなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-25 04:30:38] [修正:2011-01-25 04:30:38] [このレビューのURL]

作者のヒット作『めぞん一刻』と似ている雰囲気の作品だと思います。。ただそれ故に二番煎じ的な
パワーが落ちたなというのをキャラ個性にしろ、
ギャグにしろ、シリアスにしろ、色々な箇所に感じず
にはいられない出来だと思います。

特にヒロインのキャラがまんまめぞんの響子さん、主人公も五代とやや被っているのは痛かったと思いました(常に
好意をヒロインにアピールしている点は畑中が上。五代の方が
もっとやる時やる生真面目さは上など違いはありますが)。

連載当時人気が出ずに、この巻数で終わったのはその辺
が大きな要因ではないかと思います。

しかし、めぞんからの良い意味での高橋作品青年誌の雰囲気
は再現されていますし、ヒロインがシスターで恋愛することへの
葛藤やボクシング世界を舞台にするなど興味を持たせるだけの内容
はあり、人魚シリーズと並び高橋作品の隠れた名作的に噂されていた理由も分かる気がします。

テンポ良く話はすすみ、全4巻で短いわりにすっきり締めた結末でまとまっているので、良作の部類であることは間違いないです。

高橋作品との相性を調べるために入門編的な本を探している人、めぞんが好きで高橋作品で似た雰囲気の作品をさらに読みたい人には特に薦めたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-22 05:36:43] [修正:2011-01-22 05:36:43] [このレビューのURL]

前作とそう変わらない出来だったとは思います。
新作キャラも馴染んで来ましたし。

前作キャラのうち権藤さんだけは退場させた理由が不明
で意味無く出て来ないのは、この作品らしくないなとは
思いました。

人情話と戦隊ネタがやや増えた傾向にあるのは、ネタ切れ
への兆候だったと思うので、まだやれそうなのに短期で締めた
のは正解だったのではないでしょうか。

評価的には前作よりこれらの点で少し落ちるが楽しめました。
前作を楽しめた人にはこれも含めて1セットで完結だと
思いますのでおすすめです(こうやって薦められる続編
作品が少ない)。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-13 21:24:06] [修正:2011-01-13 21:24:06] [このレビューのURL]

6点 RAVE

ここでの評価は最悪レベルですが、読んでみると5巻ぐらい
は絵、表現、ストーリー共に酷いですが、どんどん尻上がりに
向上したと思います(一方で絵柄は一定しませんが。中盤くらいの絵が一番好きですね)。

伏線貼りと回収が上手い方で、シバのハルという名
は聞いたことがある、エリーの正体、リーシャの墓守の骸骨
、世界の謎など驚きもありました。

キャラも主人公のハルが青臭くマンセーされる厨二全開ですが、
他キャラはそこそこ個性があります。
ストーリーは人種差別など結構重い問題も扱っています。

欠点として、バトル描写は根性主義が多く上手くありませんし、人物描写は悪役にも深い一方で、「悪人≒理由があるだけで本当は良いやつ」を強調しすぎて、そこは女々しく納得出来ない描き方
だと思いました。

総合的に見て、長所と短所が混在する漫画で、長所部分と長編RPG漫画を纏まった形で畳んだ点は高く評価したいです。荒削り、未熟な面が随所に目立つのが残念でしたが、それなりに楽しめました。




ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-01 00:41:40] [修正:2011-01-01 00:41:40] [このレビューのURL]

これも初レビューですね。

12歳で宇宙最高レベルの科法(「魔法」みたいなものですが、
科学の裏打ちがある)の星から、妃殿下に選ばれた少女
のところに、科法
使い「チンプイ」がやってくるという話です。
エリは唐突な話と好きな男の子がもういるので
それを拒んでいるが…。

主人公のエリが可愛いですし、藤子F
作品にしてはあざとくならないレベルで恋愛に
本格挑戦しています
(殿下→エリ→内木)。作品が後期に入ったので絵
といい話の完成度といい高いし、面白かったのですが、
この作品最大の欠点はオチが分からないまま作者死亡
の一点に尽きます。

なんとなく諸描写(予知水晶、未来の自分の里帰り、
、子供が来る)から最終的には星を捨ててでも、向こう
に行くのかなという気はしますが。エリ自身も
殿下の好意やマールの文化に惹かれて行くのを自覚して
はいました。でも、作者死去で結局は藪の中になったのは残念です。

しかし、藤子F先生は魔美といいこれといい少女主人公
も描けて、普通に面白い辺りが凄いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-20 07:51:21] [修正:2010-12-20 07:51:21] [このレビューのURL]

絵が上手く、キャラデザも良いです。
巻数も2巻で特にダレたり、
急いだ感もなく纏まっていると思います。

話は最初にクライマックス
直前のところから回想という伏線貼って、次第にそれを
回収して行くという形式で読んでて興味を持続出来ます。
オチはショッキングです。

主役格同士女の子で相手が理解できず、当初は険悪な関係
だが、次第に真正面から心を通わせていくという描写は、
少女漫画的な雰囲気もなく、原作小説だけに上手く描けていたと思いますし、新鮮味を感じました。
堂々としてた引き篭もりの兄貴も面白かったです。

欠点として感じたのは主人公の思春期そのものだなあ的な厨二
モノローグが多くて、ウザったく感じた
のが結構ありました(面白いこと言うなと感じるのもありましたが)。

兄貴がなんで引き篭もったか、うさぎを
殺した犯人は誰かなど本線とは違うが、結構大事なところが
不明なままであったことと、小説は分かりませんが、こっち
の方が最後のオチがすぐに読めちゃうことも痛かった
と思います(足とか痣が絵になってるから
運転手が言う前に他の連中なんで気付かないのかよってレベル
でしたし。まあでもドキドキはしましたけどね。
ちゃんと末路を絵場面で見せたのは良かったです。)

ちょっとここの点数は高めかなとは思いますが、それなり
に楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-19 04:43:31] [修正:2010-12-19 04:46:11] [このレビューのURL]

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