「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

6点 YAIBA

今読むと一つ、一つの展開は子供、児童向けで、やはり厳しいかなとは思いますが、連載当時はメチャクチャ面白く感じた作品です。冒険漫画という感じでしたし。
宮本武蔵や佐々木小次郎やらここまでデフォルメされた歴史上
の剣豪達も良いキャラしていました。

ライバル鬼丸と対かぐやのため、利害で一回組んでも、また敵対しなきゃいけない辺りは、少年漫画の純粋な王道とは違う点が今でも印象
に残っています。
その後は途中ラスボスのかぐやとまた組んで鬼丸にあたるとか、
斜め上の展開で目まぐるしかったですしね。

一定の質を維持しなががら、最後はややダレましたが、ちゃんと
完結した点も今のコナンにはないものでよかったです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-15 02:36:51] [修正:2010-12-15 02:36:51] [このレビューのURL]

場面、場面の盛り上がりは凄まじい作品だと思います。
絵もクセはありますが、迫力や丁寧さなど素晴らしいですし。
伏線が多く、貼り方と回収も上手いです。
フランシーヌ本人、その人形の過去などの物語
の舞台裏、真相の判明描写には驚きました。

しかし、大人的な鳴海パートに比べると、
子供的な勝パートが面白くなくて、
サーカス団のノリやギャグが滑りまくってたような気がします。
そして、最終的には勝が主人公で鳴海が脇役にような扱い
になったのが残念です。勝が悪いってわけじゃないですが、
鳴海に比べると面白み、深みに欠ける主人公な気がしました。
その勝関連での黒賀村辺りからの中だるみも激しかったと思います。
まあ、なんだかんだで話を纏めたところはさすがでしたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-12 04:12:27] [修正:2010-12-12 04:12:27] [このレビューのURL]

読んだ時は楽しめた記憶があります。
特に前半は優れた短編が多く、感心しましたし、
記憶に残ってる話も多いです。

ただ中盤以降からキートン自体が一般人に凹られて、
やられたり、能力の低下が著しく、仕事よりも
人情話が増えた辺りダレちゃったなという感じもします。
ここら辺は話自体を忘れがち

終盤はそれまでの話を上手く纏めて、綺麗に結論
を出した辺りには盛り返しを感じました。
ここは他の浦沢作品には少ないですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-12 01:17:10] [修正:2010-12-12 01:17:10] [このレビューのURL]

全1巻にしては戦争とそれに対する
諦観、無常感をしっかり描いて、切ないラスト
にもなりますが、味のある作品です。

個人的に欠点に感じたのは終始淡々として起伏に欠ける
こと、皆無レベルでカタルシスがないことです(これは長所
のために仕方ないところもあるのでしょうが)。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-09 05:14:43] [修正:2010-12-09 05:14:43] [このレビューのURL]

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