「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

ひぐらし解答編第二弾。ボリュームの増加もあり、
アニメでは表現し切れない細部が描かれているのは共通の
傾向です。
今回は綿流し編への直接の解答(綿流し編
とほとんど同じ設定の平行世界で分岐もないです
。完全に解答編という感じ)、魅音と詩音の掘り下げ
がなされている回ですが、アニメで何故か変更されている
入れ替わりがこっちではちゃんと描かれている
ということがもっとも大きな変更点かと。
これがあるとないとでは全然意味合いが違いますしね。
あと最後のページを見るとショックが大きいです(綿流し編の
オチでも言及はあり、分かってたことですが)。
この両編は単にミステリー仕立てという感じなのですが、ひぐらし
の全編共通の謎として、非常に重要なのはここまで読むと
分かって来るのが巧いです。この綿流し、目明かし両編だけは、
その他の編共通の大害が起こっていないのです。人物周辺は、
悲劇の話なのですが、小害を起こして大害を実は防いでいます。
そういう意味では、実はハッピーエンド寄りなのでは、という
のが話を深くしています。
何故防げたのか、この編と他編との違いは何か、ここを意識
すると、完全な謎解きをする次編以降がますます楽しみ
になります。
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[投稿:2011-02-25 18:21:37] [修正:2011-02-25 18:21:37] [このレビューのURL]
ひぐらし出題編が終了して遂に解答編へ。
そしてこれが第一弾。
ここからページ数のボリュームが一気に増加します。
よってここはカットしまくりのアニメ2期よりも見るべき
価値がある作品に。原作を見なくてもほとんどしっかり
纏めてるくらいの出来はあります。
漫画としても鬼隠し編の時よりも描きなれて、画力、
表現など色々と向上が見られます。
鬼隠し編、祟り殺し編の時とリンクする謎が色々判明
する回、圭一とレナの掘り下げが深まる回でもあります。そしてハッピーエンドへの足掛かりにも。しかし、結末としては結局祟り殺し、暇つぶし編などと同じになるという
悲惨な結果です(ここをしっかり漫画版では描いている)。
明かされた重要な謎解きとさらに深まる謎。
次回以降に惹き付けられる良作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-25 18:05:15] [修正:2011-02-25 18:05:15] [このレビューのURL]
7点 風の谷のナウシカ
アニメ映画は名作として有名。
映画化された部分は実は第一部完的なもので、まだまだ先
があったという事実だけでも驚きでした。
それが今度は打って変わって、テーマが難解かつ複雑な多勢力の物語になって読み応えはあります。基本欝系の暗い話が
続くのでそこは覚悟が必要ですが。
キャラとしてはアニメでは小物王女だったクシャナがこっちで
大物感の出た人物になっており、これには驚きましたしね。
主人公ナウシカも光を人類に示す、救世主的なアニメの扱いではなく、進む道を示すだけで責任は取らないというキャラに最終的になりますし。その道が非常に厳しいもので、ナウシカの決断含めて彼女を非難することすら可能になるものだという辺りが、この作品
の含蓄に富むところで考えさせられます。
「なんであんなマスク程度で腐海で人が生きられるの?」という
突っ込むだけ無駄そうな話が、ラストの実は伏線だったというのに
一番驚きましたね。
ただ、言われてるように漫画としては、作者がアニメ監督なだけあって、絵は綺麗なのに読み難いです。これで話が暗く難解なのだからそこはなんとかならないのかと思いました。
話もすっきりはしませんし、なんだかんだで色々な点を綺麗に整えたアニメの方が、比較すると漫画より上だったかなという気はします。それでもアニメを視聴した上で、この作品も知名度もっと
高くても良いのにという作品ではありました。
出来ればこっちもアニメ化して数クールで作っても面白い
なと思うのですが、今のジブリの作品傾向とは違うので、難しそう
なのが残念です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-18 04:01:22] [修正:2011-02-18 04:01:22] [このレビューのURL]
7点 キャッツ・アイ
シティハンターが合う人にはこの漫画も合うだろうなという
くらい面白いです。
題材は違いますが、話は同じような良い意味でのB級
感が出せています。
画力はこちらの方が前の作品だけに落ちますが。
主人公兼ヒロインの瞳(彼女が一番好き
だったのでこの作品が特に楽しめた)をはじめ三姉妹が魅力的で良かったです。最初から恋人設定という割りに清らかすぎる関係で、
キス一つで大騒ぎする瞳と恋人関係の俊夫には、不思議
でしたが当時の少年誌の限界でもあったのでしょうね。
ラストはなかなか酷く切ないものの筈なのに、良く考える
とここしか落としどころ無さそうだし、まあ妥当なところ
ではあったのかと。
シティハンターのラスボス海原(厳密には別人設定かもしれませんが、容姿、性格など同一キャラの描き方。同一キャラならCHの前日談に)との対決話は特に印象に残っています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-11 02:14:23] [修正:2011-02-12 04:21:25] [このレビューのURL]
7点 無敵看板娘
商店街が舞台の基本1話完結の格闘ギャグ漫画。
どの漫画でもそうですが、ギャグ漫画と言えば
すぐに新キャラ投入に頼るのですが、この漫画
はそれをギリギリまで抑えています。
そのため既存キャラの掘り下げがしっかり出来ているので、
キャラの個性に惹かれますし、後半になればなるほど
失速する他の作品と違い質の維持
どころか話が活きて来るように感じました。
絵が最初からそこそこで、どんどん画力が上がりますし、
バトルなど動きのある絵は特に巧く、作品の良さを感じます。
強いて言えばギャグ自体が暴力ネタ多いのと、もう一捻り
欲しいな、絵柄で誤魔化せていますが非現実色強いとは思うのはありましたが、読んでて楽しいかなりの良作だと思いました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-10 16:38:14] [修正:2011-01-10 16:38:14] [このレビューのURL]
7点 ブッダ
火の鳥ブッタ編的な作品。
明るさがない、途中までブッタの影が薄い(オリ
キャラなど他キャラ
の描写を後半の伏線貼りとしてやる)
ので読んでて疲れるタイプの漫画
だと思いますが、中身がぎっしり詰まってる
良作かと。
後半の方が前半の伏線が効いて、どんどんその良さ
を感じて面白く感じました。
何よりブッタという神格レベル人物を漫画化して、この
巻数で一生を纏めたという功績は
大きいと思います。
改変は色々あるんですけど、史実(仏伝)の方にも
それなりに配慮して、ある程度は抑えています。
違った部分は調べて行くと面白いですし、その興味
を持たせてくれる作品です。
仏教の考えも、そんなに前面には出してませんが(その手の
解説本でもないのだから、それで良いと思います)、要所
で絡めて提示してくれて考えさせられます(手塚
先生なりの解釈が入ってるそうですが)。
超能力やら非現実要素がかなり多いこと(仏伝自体
そういうところありますが)、手塚ギャグがこの作品
には特に合ってないな、邪魔だなと思ったこと(これが
一番キツかったです)、冒頭挙げた部分など含めて欠点
もありますが、総合的には長所が勝った、「タメになる」
漫画だと思います。
来年映画化でどう料理するかが楽しみです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-25 05:55:04] [修正:2010-12-25 05:55:04] [このレビューのURL]
7点 パーマン
この作品は初レビューですし、色々ある作品
なので詳しく書きます。
おそらく知名度は高いヒーロー系の藤子F作品です。
巻数が一般的な虫コミで7巻です。話としては旧作、新作と二つを繋げて、最後に旧作の最終回
を持って来ているという一本に纏めた構成で、
上手くつなげましたが、絵柄、作風の違いなどあります。
ちょっと違いを纏めてみると
旧作・・・F先生初期の絵柄、等身など低い。しかし、話は
子供向けなのに深い場合が多い。
海外に行くことも多い本格的な少年
ヒーロー漫画になっている。主人公が結構命を張る
新作・・・絵柄が完成されている。ご近所ヒーローものになってい
る。全悪連やマド博士などコミカルな悪役
(旧作では彼らもガチ殺しで来るような連中だったが)
パー子=星野スミレ(アイドル)が明確になっている
ので、彼女に焦点を当てた話が結構ある(後述でさらに
述べたい)
話は旧作の方が良いと思います。「パーマンは
つらいよ」とかはメッセージ性に溢れた話ですし、今でもグッ
と来ます。新作はどっちかというとスミレに焦点あてた話が
多くそれ自体は出来が良いですが、話はスケールが小さく
なったのは残念です。
新作は、恋愛はあまり描かない先生が、さりげなくですが、パー子(スミレ)→パーマン→みち子という構図でその要素を描いている
のが面白いです。
これは旧作、新作の途中にある、「ドラえもん」での後日談で、
パーマン最終回後
のスミレが大人になって出る話(虫コミ「ドラえもん」
19巻、24巻の話)から還元したのですが、
それが感動的です。最終回後の後日談を別作品
でやったということに、F先生への「パーマン」、星野スミレ
への特別な思い入れが見えます。
(余談ですが、「中年スーパーマン左江内氏」【これもおススメ。
少し大人向け】の方で成長した脇キャラのパーやんも最終回
で出ます。)
「パーマン」最終回自体は初見で読むと結構衝撃的です。
後日談も切なさがあり、これより後の話は結局F先生は描きませんでしたが、これ以上描くのは野暮と判断してのことだと考えて、読者としては前向きな結末になったと思いたいです。
点数的には後日談の存在、出来も考慮して、作品の古さ・
新旧のバランスの悪さなどありますが、それなりの点数をつけ
たいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-20 07:18:47] [修正:2010-12-20 09:41:29] [このレビューのURL]
7点 金田一少年の事件簿
コナンと並ぶ有名推理漫画です。事件ごとに1シリーズ物として
、連続殺人事件を解決して行きます。
主人公を有名な架空探偵金田一耕助の孫として少年誌で登場させたのはいきなりインパクトが凄まじかったですね(クレーム問題があったらしいですが)。
その名に恥じない推理力と個性がもった主人公で、他キャラ及び犯人も興味深い人間が多数いました。
絵が古い初期からなかなか迫力と一定の画力があります。よって連続殺人事件について一種のホラー漫画的楽しみ方も可能
です。トリックも盗作騒動があったようですが、詳しくない
自分には、驚きが多かったですね。
もっとも優れた点は、作品の途中までは、色々と考えさせられる余韻を残す人間ドラマを事件に関連して
見せてくれるところです。犯人の自殺も多いのが理由でしょうが、それ抜きにしても心に響く物語が語られています。この辺は他作品にはとてもないものだと思います。コナンやQEDと違い金田一が犯人を人間として全否定せず、真摯に接しようとしたり、粘り強い説得、逮捕後は会いに行ったりして、更生にまで配慮していたのは、事件をゲーム扱いしていないのが伝わり、非常に好感が持てました。
ただ、この作品の最大の欠点はやはりコナン同様に引き伸ばしによる質の低下だと思われます。後半の犯罪芸術家(この職業自体が気持ち悪い)の登場で色々事件がとかなった時点で、もうネタ切れなんだなとは伝わって来ました。非恋湖の犯人を再登場させたのも彼の処遇(例の事件は記憶がないからという理由だけで免責できるものではない筈)やその事件の悲しい余韻を奪う行為でしたし。
途中までの素晴らしさは高く評価したいですし、1部完結までなら粘っていた方だと思うので、今から読む人にはそこら辺を目安
して読んで欲しい作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-15 02:22:38] [修正:2010-12-18 01:57:08] [このレビューのURL]
7点 ロケットマン
QEDとややキャラが似てるな(主人公、R、ヒロインは読んだら
すぐに気付くと思う)というのはあります。
しかし、推理系だけじゃなく、冒険要素、アクション要素(格闘シーンはあまり上手くないですが)を加えて、続き物話として10巻で世界レベルの話になり、伏線も回収しているなかなかの作品かと思います。
加藤先生の作品で「QEDは長すぎるからとりあえず」、
「大きなストーリーもある話が見たい」と希望する人には
格好の作品だと思います。
ただ個人的に、主人公が途中からRになった位影が薄くなったのと、ヒロインも途中から同様にアイエネスになったような感じで、主人公&ヒロイン交代のような格好になったのは、「少年よ冒険せよ」というキャッチフレーズの漫画としては、残念だったような気がします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-15 01:56:36] [修正:2010-12-15 01:56:36] [このレビューのURL]
北の魔王を倒すという目的で初志貫徹した冒険漫画
として、全体としてなかなかの出来だと思います。
キャラの魅力も上手く描けています。外道勇者
という珍しい主役でもありますし。
ギャグの切れがなかなか凄く爆笑する場面もありました。
シリアスはなかなかブラックな話が多いのですが、
それが清涼剤になります。
ただ短所は以下の点に感じました
・絵柄が変遷しますが、途中からの方が顔が逆三角形
になって、おかしく感じました。前半の方が古臭さはあって
良いと思える少ない作品です
・中盤以降ギャグが滑って、バランスが悪くなりますし、入れる
場面も強引かつしつこくなります。それ読み飛ばそうにもギャグ
からシリアスに伏線的につなげるから、ますますキツい
・ヴォーカル、サイザーなどの話で、「もう良いよ
。次行こうよ」的な中だるみする
ただし、終盤はギャグを切り捨てて、うって変わって盛り返して、
綺麗に締めます。終わりよければ全て良し的に読後感が
良いのは大きいですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-12 01:28:14] [修正:2010-12-12 01:29:13] [このレビューのURL]
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