「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

ベトナム戦争という存在は知っていても詳細は知られてない題材、陰惨はどうしようもないが、ポップ感がある絵柄とキャラクター、センスある台詞回し、異色な歴史作品だと思います。
一話冒頭で衝撃的な結末を先に提示、ときに未来のシーンを挿入する手法も引き付けがありました。

ただ、前書きにある荒唐無稽さをもって逆説的に真実を描くという試みはある程度成功しているとは思いますが(作中の台詞、付録のアオザイ通信で知識的なのも説明されている)、個人技を超えた超人バトル連発にはやり過ぎとしか思えなかったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-09-24 04:42:06] [修正:2018-09-24 04:42:06] [このレビューのURL]

世界を転々とするボディーガード集団によるアクション作品。途中からテンプル騎士団、不死軍団などSFに入ってしまったのが残念(伏線皆無だった訳ではないが)。闇組織とか出てくるにしても、そこまでは入らないで調子を保って欲しかったです。それまでは緊張感のあるミッション、近年の国際問題の勉強にもなって、熱く濃い作画や作風でかなりの良作でした(シリア編は終わってみれば逆に勿体ないくらいの出来)。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-09-23 08:41:33] [修正:2018-09-23 08:41:33] [このレビューのURL]

長期間の本来は大河ドラマな話を全四巻にギュウギュウに詰め込んだ感じが残念ですが、そうしないと途中で終わらされそうな落日のインカという高揚やカタルシスに欠ける題材なので仕方ないところでしょう。絵は綺麗ですし、脚色あれどこの珍しい時代の空気感をちゃんと描けている歴史漫画だとは思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-09-13 20:24:52] [修正:2018-09-13 20:24:52] [このレビューのURL]

東京に核攻撃があったならという万一の想定を基にして最も犠牲が出る最初期への災害マニュアルと等身大なパニックやドラマを穏当な感じでまとめていました。全一巻の佳作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-09-09 07:20:10] [修正:2018-09-09 07:20:10] [このレビューのURL]

正直前半は低調に感じましたが、後半ついにロケット打ち上げが近づくにつれて盛り上がってラストは感動も。
下町ロケットをバディものにしたような話で全一巻で良くまとまったとは思います(2018年漫画大賞2位に見合うかはともかく)。上手い絵ではないですが個性があって表紙よりも主人公がずっとかわいいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-09-06 17:47:14] [修正:2018-09-06 17:47:14] [このレビューのURL]

6点 夢印

全一巻ものとして浦沢テイストを凝縮したような人情話です。舞台装置として企画されていたルーブルとのコラボもされていますし、興味を引くミステリー要素もあって、丁寧に回答しているのは例外的とも言えるかもしれません。

全体としては派手さに欠ける感もあります。そこに彩りを加えるのは「おそ松くん」のイヤミが超重要キャラとして登場していることでしょう。浦沢世界に召喚されたような違和感のなさで驚きました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-08-04 21:42:19] [修正:2018-08-04 21:42:19] [このレビューのURL]

怪しい新興宗教を使った不気味さ、キャラクター、物語の謎や引きつけなどは素晴らしかったと思います(浦沢絵は当然のものとして)。新キャラ続々で寄り道しながらユルユルと迫る感じだったので中だるみ的なのを感じて、リアルタイム読みだと自分を含めてマイナス印象に繋がったのかもしれませんが。これから一気読みする人には軽減される部分もあるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-07-30 22:20:13] [修正:2018-07-30 22:20:13] [このレビューのURL]

異世界感が今一つな事件内容と地味な作風ですが、絵は綺麗で異世界なろう系、法律系の基本的なエンタメを踏まえていたと思います。
逆転裁判系が好きな人にはおすすめの小さくまとめた佳作という感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-07-23 20:53:43] [修正:2018-07-23 20:53:43] [このレビューのURL]

絵は素晴らしく磨きがかかって、アクションシーンには目を見張ります。主人公紋子のキャラも格好良く愛らしかったです。本作からのラブコメなライト要素は良かったのですが、和洋世界感が独特ながらややとっつきにくかったり、本筋のシリアスが邪魔に感じること(いっそいらなかったかも)、伏線は回収したものの駆け足で終わって日本一の旦那は見つからないままなど「ガゴゼ」時代から感じた物足りなさも変わってないように思えました。

作者にとっては現時点ではこれが最高傑作だとは思いますが、今後は原作者が必要になるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-07-12 17:45:32] [修正:2018-07-12 17:46:48] [このレビューのURL]

お化け屋敷クリエイター会社を題材にした物語。珍しい仕事内容や魅力、イベントの裏で誰かがこんな風に頑張ってると思うと感慨深くもなりました。終盤のエンゲージお化け屋敷は現実でやってもウケるかもしれません。
黒塗りで雑にも見える絵柄(愛らしいアニメ調だが)、弾けたノリはないまっとうな描写。この辺がどうしても地味になっての打ち切りでしょうか。手伝いをする新人主人公が正式に入社するまでという最低限にまとめています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-07-03 23:40:04] [修正:2018-07-03 23:40:04] [このレビューのURL]

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