「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

6点 電車男
本当かどうか別にして「電車で美女を救って交際が始まる」ネットで実話として公開され、社会的にも話題になった恋愛物語。恋愛ものとしては地味な内容ですが、ネット民衆の反応、応援が加わることが独特のスパイス(ネットの正部分が良く描けている)となって、面白く読めました。展開としては波乱など全くないですが、創作を銘打つ恋愛話の方が次々と困難連発なのがある意味不自然なのかもしれません。全3巻でまとまっています。噂で前から知っていた作品ですが、女性本人を直接助けたのかと思いきや少しズレてたりして、作品には直接触れなきゃ分からないところもあるなと再確認しました。
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[投稿:2014-12-21 12:22:56] [修正:2014-12-21 12:22:56] [このレビューのURL]
ゲーム未プレイですがゲーム原作RPGとしてはかなりの良作漫画だと思います。ゲーム未プレイで細部がやや分からない箇所は正直ありますが、おおまかには理解出来ますし、画力の高さには唸るものがあります。実はラスボスにそれなりの大義があったというどんでん返しには驚いたところもありましたし。群像劇的な構成でどのキャラもそこそこ存在感があります。ただ、主人公がラスボスに比べると少年過ぎて未熟だったのが、ややカタルシスに欠けていたのは否めませんし、問題は一旦解決しただけで核心は先送りでした。
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[投稿:2014-12-18 22:16:31] [修正:2014-12-18 22:16:31] [このレビューのURL]
7点 バンクーバー朝日軍
2014年の年末劇場公開される海外での幻の野球チームを描いた作品で原作未読です。野球漫画としてよりも、カナダでの日系人が受けた差別と闘う漫画で、白人から日本人への差別を描いたものとして、その激しさに驚きました。他作品ではあんまりスポットが当たるものではないのですが、こちらでは詳細に描かれています。白人の黒人への差別は周知の事実で現在も根深いものだとは知っていましたが、日本人も有色人種であるのは間違いなく、そしてこの物語がたった1世紀前という事実からも、現在はそれなりに友好でもやはりと思ってしまうところがこの作品のゾッとするところでした。他は青春漫画としても野球漫画としても特筆すべきところはありませんが、小難しいところはなく、バランスよくそれなりに纏まっています。地味な絵柄ですが個人的には好みな部類ですし。ラストはいくら最近名誉回復的に表彰されたとしても、やはり差別により台無しになってしまったものが戻って来ない切なさがこみ上げる締め方で余韻が残りました。
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[投稿:2014-12-18 22:07:01] [修正:2014-12-18 22:07:01] [このレビューのURL]
7点 モテるマンガ
「漫画で分かる心療内科」コンビによるモテる方法解説漫画。モテると表題にあるものですが、心療内科の観点によるもので異性のみならず人間関係に応用出来そうに感じるものです。心療内科同様に分かりやすく、テンポが良く一話完結。心療内科が多少マンネリになって来ているのに比べて、こちらは始まったばかりでギャグの切れ味がありますし、解説役の女田幸(オンナダコウ、女抱こう)を軸にして、聞き役のエロゲ会社スタッフを上手に絡ませています。心療内科以上に不定期連載ですが、単純な面白さでは現状上ではってほどなので続きに期待したいです。
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[投稿:2014-12-16 08:27:46] [修正:2014-12-16 08:27:46] [このレビューのURL]
8点 裁判員の女神
他の方も指摘してくれている通りなのですが、裁判員制度のお勉強漫画に留まらない、様々な観点から示唆を与えてくれる漫画だと思います。司法制度全体の闇にも切り込んで行ってますし。少しでも刑事裁判に興味がある人には是非読んで欲しい漫画かと。全体的に堅く重い漫画ではあるので、相当な良作なのに無名なのが残念ですね。全5巻で短く終わったのですが密度も十分で主人公兼ヒロインの掘り下げも良く出来ておりそれなりに纏めた感じがあります。
絵柄が親しみやすく(主人公兼ヒロインが可愛いです。こんなかわいい女裁判官が現実にいるかよというツッコミはおいといて)最初から画力もそれなりにあるのも良し。
ただ素材や事件はたくさんありそうですし、まだまだ続けられたのではという残念さもありますが。あともう少し事件を議論し推理する、どんでん返しなどの要素があればより良かったかなという部分も感じました。この辺はゲームですが『有罪×無罪』という作品が凄く良く出来ていますのでおすすめです(裁判員裁判に参加して有罪・無罪・量刑まで決められます)。全体的に非常に良く出来た全5冊で勉強になり読み応えがある漫画だと思います。
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[投稿:2014-09-21 07:05:48] [修正:2014-12-16 08:05:30] [このレビューのURL]
ガンダムの原点である「ガンダム」の主人公アムロとライバルシャアの永きに渡る決着を描いた一旦の完結編的作品。映像化されてる劇場版の出来が良くて、この作品がガンダムシリーズで一番好きですね。短期決戦ですが「ガンダム」から見違えるほど美麗になったモビルスーツをはじめ世界進化の衝撃は今でも忘れられないし、現在にも十分通じるのではないかと。三十路を超えたアムロとシャアを中心とする人間関係など全体に漂う大人の雰囲気も非常に好きなところです。
まずは予備知識として「ガンダム」、「Ζガンダム」、余裕があれば「ガンダムZZ」までアニメ本編じゃなくも「Gジェネ」などのゲームでも良いから世界観や流れは抑えてからっていうのは前提になると思います。主人公とライバルがガチで敵→味方→敵で終了した作品というのは、思いつくのでこの作品と青山剛昌作の「YAIBA」くらいで独自性があります。そのアニメ映画「逆襲のシャア」を本作はそのまま漫画化したという訳ではなく、原作者がスポンサーの要望で変更を余儀なくされた本来やりたかったものを漫画化した作品です。様々な変更点や映画で描かれなかった掘り下げや深みもあって、既に小説という形でも出版されていますが、昔読んでストーリーではこちらが上なのではとさえ思いました。ただ文章が小説家が本業じゃないので非常に分かり辛い。そこをこの漫画では映画のキャラデザに近く、画力もそこそこで分かりやすく再現しているように感じました。自分の中のガンダム熱も再燃しそうです。このまま綺麗に完結し漫画化として成功して、「ベルトーチカチルドレン」版の認知度も広がって欲しいなと期待しています。
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[投稿:2014-12-14 17:04:20] [修正:2014-12-14 17:04:20] [このレビューのURL]
7点 応天の門
平安時代を舞台に探偵ものとして菅原道真と在原業平をコンビに据えた作品。史実でもこの二人が親友だったというのはこの作品で知ったところで驚きました。無愛想で頭がキレる道真とチョイ悪渋いオヤジとして描かれる業平の掛け合いが楽しい。時代考証の専門家が付いているので、リアルな雰囲気が良く出ているところも長所。絵柄はあまり好みではないが画力の高さも感じます。ただ一つ一つの事件がこの時代の限界という部分もあって、毎回人を犯人とするとどうしても地味になってしまっているのは残念な部分。だからこそ2巻で藤原摂関家との権力闘争要素も加えようとして来ていますが、史実でも分かる通りに敗れて終わってしまう部分なので扱いの難しさをどう乗り切るのか今後に注目したいです。
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[投稿:2014-12-14 16:18:24] [修正:2014-12-14 16:18:24] [このレビューのURL]
6点 神経科医Dr.イラブ
本当に直木賞作家原作かよってほどお下劣で主人公がただの気持ち悪いデブというのは意表を突かれました。一話完結型で様々な心の病の人間が登場しますが、この主人公は引っ掻き回すだけで治療を狙っていた訳でもない、でも結果的に解決してしまうのが毎回です。正直ホラー漫画系の絵柄もあって引いてた上に途中で切ろうか迷ったのですが、慣れてくるとコメディとしてだんだん面白みを感じるようになって来ました。最終回で言っていた精神的な悩みなんて命の危機があれば即解決するだけのしょうもないもの(ある種の贅沢病)という問題提起には一理あるなと思いました。当人にはそれぞれ辛いものではあるから完全に肯定はできませんが。
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[投稿:2014-12-14 15:35:58] [修正:2014-12-14 15:35:58] [このレビューのURL]
7点 棺探偵D&W
「怪物王女」でも存在した一話完結推理話を怪物から人間を犯人にして、片方が情報を集めて、片方が推理するという王道的コンビもの作品。不定期連載のおかげで一話、一話が練られている感じがして推理が意外に本格的です。決定的な手がかり提示に探偵役が超常能力を用いるので読者に推理しろと言っても無理な話ですが、解答を聞くだけでも面白いです。しかしキャラがどうにも怪物王女に比べると立ってない感じがします。今後も不定期連載な感じなので定期的に質の良い話が読めればありがたいなと思います。
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[投稿:2014-12-14 15:16:47] [修正:2014-12-14 15:16:47] [このレビューのURL]
7点 レ・ミゼラブル
たった2巻とは思えないほど古典的名作を上手に要約してダイジェストしているであろう作品。歴史漫画が得意な作者らしく意外に本格派で分かりやすい背景解説がなされています。男キャラがブサイクばかりで、ヒロイン達は別作品の人物じゃないのかってほど絵柄にギャップがあるのも面白かったです。たまに寒すぎるギャグがあるのはマイナスですが、笑えるのもありました。悲惨な物語の悲惨さを軽減する効果もありましたし。ただ、ラストは作者もあとがきで言うように重要人物を生存させてかつ明るい方向の終わり方というニュアンスを変えた重大な変更点があります。ここは個人的にはこれまで通りに徹底すれば良かったのではと少し残念に感じました。
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[投稿:2014-12-14 15:04:38] [修正:2014-12-14 15:04:38] [このレビューのURL]
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