「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 父であったカリスマ社長の遺言で跡を継ぐ条件の一つとして高校卒業までに嫁探しをしなくてはならなくなった主人公。でも周囲にいる女の子に、どうやら異母妹が紛れ込んでいるらしい・・・。義妹が嫁になってしまったらどうしよう、という感じの話です。
楽しめる年齢層のしぼられたマンガじゃないかと思います。
個人的には都合の良い王子様系の主人公設定の毒気にあてられて、つかみの段階で冷めてしまいました。

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[投稿:2012-04-07 18:20:09] [修正:2012-04-07 18:22:37] [このレビューのURL]

 話はテレビでやっていたものとはまったく違いますが、子供の頃ウルトラマンにハマった時期がある、程度の知識の範疇では、よく再構築されていると思います。ウルトラマン大百科?あたりで読んだ記憶のある設定、またジャックとかタロウとかエースメインの話あたりは、原作のエッセンスをうまいこと取り入れていて話は意外と違和感がありません。また、絵もウルトラマンがやたらカッコ良く描かれています。
 ウルトラマンが好きじゃないと描けない作品だと思います。
ゾフィーが人間体のときの見た目がドクターKにしか見えないのはご愛嬌。

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[投稿:2012-04-07 08:06:09] [修正:2012-04-07 13:21:16] [このレビューのURL]

 冒頭で「ラノベ原作 キャッチーなタイトル 本を食べる文学少女というあざといキャラ付け」というところから、それなりの出来でも良いかと思いましたが、期待以上でした。たった3巻で繰り返される主題を納めながら多段のオチを描いているのは見事です。
 太宰を題材にしてたたみかけるように、狭い視野でものを見る危うさを教えてくれる良い作品です。

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[投稿:2012-03-21 22:56:35] [修正:2012-03-21 22:56:35] [このレビューのURL]

 清々しいくらいのド少女マンガですね。寺とか教会とか舞台がちょっとひねってありますが、一巻を読む限りは平和で安心して読める少女マンガだと思います。
 個人的には今もこういう絵柄でこういう話に需要があることにちょっと安心します。
 少女マンガの古典的かつ普遍的なところは押さえているいいマンガだと思います。

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[投稿:2012-03-19 01:47:26] [修正:2012-03-19 01:57:23] [このレビューのURL]

 ひぐらし第一作。後半の怖さを体感するには実は前半のキャラの濃い萌え要素に支えられた日常描写に耐える必要があります。ここをクリアできるかできないかが一番の山だと思います。一度山に登ったからこそ谷までの落差が大きい。この落差がこの作品の面白さです。
 個人的にはこの前半の濃さは原作>>マンガ>アニメという感じです。ただしマンガは原作と違い視覚に訴える部分で主に怖さの増幅に成功していると思います。
 それぞれのメディアにそれぞれの良さがあるので、まずは手軽なマンガから、というのは充分アリだと思います。

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[投稿:2012-03-01 00:58:01] [修正:2012-03-01 00:58:01] [このレビューのURL]

 「戈を止めると書いて「武」と読む」と刃牙か何かで描いていた板垣さんだから、土下座も究極の「武」と言えるという視点で読めるかも・・と思いましたが、それも2話目の全裸土下座キメたところまで。3話目の「土下リミナル」とか言い出した時点でネタマンガかなこれ、という印象を持ちました。
 今後土下座マンガがあちこちの雑誌に載るようなブームになるとは考えづらいので話のタネにちょっと読んでみたい人、または板垣さんのマンガが読める人でネタマンガとなっても読んでもいい、と思う人はどうぞ。

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[投稿:2011-09-19 12:20:40] [修正:2012-02-26 20:54:17] [このレビューのURL]

 主人公が48歳ということもあって年配の方向けです。でもバンド、70年代ロック、フュージョン、とりわけエレクトリックギターに造詣の深い方にはグッとくるマンガだと思います。
 自称そこそこのマンガ家が、マンガはそこそこでもマンガ家の中ではギターじゃ負けねぇと意気込んでいたところ、ひょんなことでマンガ家を含むマンガ関係者のセッションに誘われて・・・というような話です。
 読んだ後バンド経験者なら「あー楽器でデカイ音出したいなチクショウ!」という気になると思います。

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[投稿:2012-02-26 20:46:07] [修正:2012-02-26 20:46:07] [このレビューのURL]

 頼りない先輩とぬいぐるみが課長やってる謎の役所に新人が入ってきてその新人たちを中心に役所の日常が主に4コマで描かれるといった感じです。
 先輩らも含め新人のうちの一人だけが仕事できて空いた時間はサボってるって役所のイメージ最悪だなおい、というツッコミどころはありますが、日常系としては普通の出来だと思います。一巻最後の4コマは気になります。

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[投稿:2012-02-11 21:18:36] [修正:2012-02-11 21:18:36] [このレビューのURL]

準和風ファーストフードチェーン店とかカップ麺とか缶詰等、男の一人飯系の食い物を中心に、刑事が容疑者に、もしくは同僚や上司、檀家(情報屋)に延々とウンチクを交えて「めしばな(食い物の話)」を繰り広げるマンガです。ウンチクが二、三十年(もしくはそれ以上)またいでいたりします。「あーそうそう」的な懐かしさも重要なファクターだと思いますのである程度歳を召した人向けかと思います。
 また全国展開している店以外も結構でてきますので、そこをどうみるか。例えば「へぇーそうなんだ」ととるか「しらねーよそんな店」ととるかで評価も変わると思います。
 個人的にはしばらく喰わないうちにやきそばバゴーンが地域限定販売になってしまっていると知って妙に喰いたくなってしまいました。
 ただし3巻の段階で複数回出てきているネタが複数ありネタ切れっぽいところもあるので、この先はちょっと様子見かもしれません。

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[投稿:2012-02-04 23:44:55] [修正:2012-02-11 20:07:40] [このレビューのURL]

 一度は売れっ子になることはできても、返り咲ける人は滅多にいないと思います。このマンガはどん底期から見事返り咲いた手塚さんの話です。とにかく飽くなき探究心と新人賞の審査なんかしたくない、自分が応募したいというチャレンジャー精神には敬服を通り越して畏れすら感じます。凡人にはそこまでしないといかんのか、と思える鬼気迫る話を集めています。倒れる時は前のめりで、いつ何時誰の挑戦でもうける(仕事を断らない)という坂本龍馬とアントニオ猪木の格言?を両方実践するとどうなるかがこのマンガでわかります。
 絵は丁寧ですが手塚さんてこんな太ってたっけ?という感じですが、内容が内容なのでこのくらいやわらかめじゃないとホラーになりかねない(目覚まし時計のくだりは充分怖いですが)のでバランス的にこれで良いのでしょう、

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[投稿:2012-02-11 03:21:14] [修正:2012-02-11 03:21:14] [このレビューのURL]

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