「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

[ネタバレあり]

 バチバチシリーズの最終章のようです。主人公補正がない厳しい設定で、同期にはだいたい差をつけられた番付で登場。しかしそれは一場所単位でなく一番単位で全力を出してしまう主人公の相撲観による怪我によるもの。よって一番一番が濃い。前シリーズ同様熱い展開で一気読みがいいかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-31 01:15:34] [修正:2016-03-31 01:15:34] [このレビューのURL]

天才のまわりに渦巻く人間模様を描く、という感じです。テーマが純文学というのが珍しいと思いますが、純文学が何か知ってなくても大丈夫です。作中で読んだ人のリアクションから凄さを想像させるという手法ですので。天才は奇人が多いとか、変態は変態を呼ぶとか、自分が欲しいものを持っていないことを嫌という程見せつけられる凡人の葛藤とか、ただ珍しいテーマに頼るだけでなく、楽しめる要素もキッチリ組み込まれているのでこの先も楽しめそうです。
 個人的には発行部数を作中での作家の紹介に何気に書いてあるのがドラゴンボールのスカウターみたいでちょっとウケた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-11 21:36:12] [修正:2016-02-11 21:36:12] [このレビューのURL]

 1980年前後にアメリカ映画のカーアクション映画が日本でたくさん上映されました。その要素を交えつつ、タイトル通り泥にまみれてレースで稼いでアメリカを渡り歩くマンガです。吹き替えのアメリカ映画を見ているような面白さがあります。30年以上前の作品ですが、丁寧な作画のせいか、そこまで古臭く感じません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-12-27 10:39:30] [修正:2015-12-27 10:39:30] [このレビューのURL]

 続編といってもこちらは回想があるとはいえ一場所分しかありません。勢いという面では前作より優れてると思います。一気読みがいいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-08 01:52:20] [修正:2015-11-08 01:52:20] [このレビューのURL]

 幕下というのがいいですね。幕内だともう「選ばれしもの」になってしまい、実力にあまり差があると嘘くさくなってしまう。おかげで個性ある力士を描ける自由度があるいい作品になっていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-01 23:20:42] [修正:2015-11-01 23:20:42] [このレビューのURL]

不思議なバランス感覚で構成されているうまさが光る作品です。史実とまったく関係無い忍びが最前線で、斥候として活躍して信長に重用され、ギャグはちょっと古めの四コマらしい軽妙なギャグをちりばめながらもシリアスな部分はシリアスに進んで行き史実からおそらくぶれずに進められているがギャグとシリアスが上手く融合しているという、結構難しいことを実現しています。
 しかし信長ものがやたら多く発刊されますが何でしょうか。こういう強引でも率先して実践し部下を引っ張っていくくらいのリーダー像が求められているのでしょうか。行き着く先が早死にで結果的に部下や同盟国の頭領の踏み台になるせいか、現実には出てきませんけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-02 08:17:06] [修正:2015-08-02 08:17:06] [このレビューのURL]

 「エロイカより愛をこめて」のスピンオフです。「エロイカ」でよく登場している部下Zを主人公に置いたものですので、まず本編を読むことをお勧めします。でないと今の時代上司のエーベルバッハ少佐は、サボりと判断すればひとくされ嫌味を言って左遷をチラつかせて怒鳴りつけるパワハラ上司にしか見えません。「エロイカ」との違いは、死の匂いがより強く、本編の核にある同性愛とはほぼ無縁で主人公に女が絡み、よりいわゆるスパイものに近いものになっているところです。
読むのでしたら冷戦終結後のエピソードも読める完全版をお勧めします。
本編読むこと前提で7点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-07-08 09:42:35] [修正:2015-07-08 09:42:35] [このレビューのURL]

 王道スポーツマンガとして良いスタートを切っていると思います。弱小相撲部に門外漢が一人の漢に惹かれて集まり試合に挑むところは「うっちゃれ五所瓦」を思い出させますし、主人公にハンデを負わせる手法はジャンプで言えば古くは「サーキットの狼」あたりから続く鉄板手法です。あとは主人公がいきなり大物系にありがちなダレるパワーインフレに陥らなければ文句なしかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-07 11:44:31] [修正:2015-03-07 11:44:31] [このレビューのURL]

なんか目元と口元がセクシーすぎて手を出しづらいオーラが表紙から漂っているので敬遠していましたが、すごく良くできています。手塚作品が好きじゃないと描けない類の良さがあります。ヤングブラックジャックというよりヤングキリコじゃないか?という面もあったり他の手塚作品とリンクしたりします。
 個人的にはここまでやられちゃ第三者によるスピンオフでも文句のつけようがないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-23 01:21:17] [修正:2014-12-23 01:21:17] [このレビューのURL]

 「バカとテストと召喚獣」をヒットさせた井上さんの原作です。絵はどう見ても青年誌系でバカテスとは似ても似つかない絵ですが、読めば完全に井上さんの色が出ているのが面白いです。バカの方向性が違いますが、シラフに戻った時の「俺何やらかしちゃってんだろう?」的なバカっぷりが楽しめます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-02 00:52:54] [修正:2014-12-02 00:52:54] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示