「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

多分発刊当時のひぐらし人気の盛り上がりに乗じて出た作品だと思います。ひぐらし外伝が湯水のごとくあふれている現状では、もはやどれがデフォルトの絵なのかわからない状態なので、みもりさんの特徴ある絵も今となっては良いアクセントという気もします。
 話はいつものメンバーが揃わない系の外伝としては、ひぐらし要素(怖めの謎、どんでん返し、まさかのオチ等)が多く含まれていて、それほどひどいものではないと思います。
 ただし、ひぐらし作品が好きでない限り、手にする理由はない作品である事は確かです。

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[投稿:2011-04-02 12:34:27] [修正:2011-04-02 12:34:27] [このレビューのURL]

「史上最強の弟子ケンイチ」が好きなら、そのまま読んで大丈夫だと思います。外伝という事になっていますが、本編に幕間的に混じっていても遜色ない話もありますので、あまり違和感なく読みやすいです。

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[投稿:2011-04-02 12:04:16] [修正:2011-04-02 12:04:16] [このレビューのURL]

7点 8

 雰囲気10点、話6点という感じです。その時代の東京の情景を抜き出して描かせたらクールさは天下一品だと思います。ただし、話は中途半端に終わっているので大減点です。当時1〜2巻でかなり期待していたら、それ以降一応最後にまとめた形跡はあるものの、伏線回収が未済で結局終わっています。少し長めに続くかなと思ったのに、非常に残念な作品でした。

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[投稿:2011-04-02 11:57:19] [修正:2011-04-02 11:57:19] [このレビューのURL]

 読む前に黒鷺死体宅配便は知っていたほうがいいですが、作者があとがきで言っている通り、話がスピンオフの領域を超えています。結果、読み手を選ぶというか、絞ってしまっているかなと思います。短編集みたいな単独で楽しめるものでもないし、黒鷺死体宅配便の補足としての役割もやや希薄。よって手に取る人がそもそも少ない、みたいな。
 個人的には映画「犬神家の一族」に出てくる等々力警部みたいな早合点キャラが面白くて楽しめましたけど。

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[投稿:2011-04-02 11:35:34] [修正:2011-04-02 11:35:34] [このレビューのURL]

 よく女子高の実態、みたいな感じでスカートの中を下敷きであおぐ、みたいな描写がありますが、そういったシーンが若干のコメディ要素を含めて延々と続きます。特に胸には並々ならぬ執着を感じます。このマンガの役割は大半がこちら方面だと思います。
 ただ、意外と登場人物の大人と子供の間の世代の言動が独特のリアル「感」を演出しているところが見どころだと思います。

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[投稿:2011-04-02 11:00:22] [修正:2011-04-02 11:00:22] [このレビューのURL]

 何となく編集側の方針が決まり切らずに見切り発車してしまったような印象を受けます。掲載誌もコロコロ変わったのか、4巻の中に焼き直しの話が散見されます。したがってもともと巻数も少なめ、ページも少なめですが、ボリューム感はさらに少なめです。こういった作り手都合のブレは読み手にはあまり見せてもらいたくないところなので、点は低くさせてもらいます。
 話としては舞台的には日本っぽいけど欧州風の階級社会を匂わせる世界観に、主人公をサラッとひどい環境に置いて物質社会から乖離した精神社会を中心にした生活を描く、といったところでしょうか。まぁ簡単に言えば貧富の差を超えた先にあるハートフル系です。
 最初なんで主人公が中途半端なチョンマゲヅラかぶってるのかわかりませんでしたが、頭に備長炭くくりつけてたんですね。
 

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[投稿:2011-03-28 02:52:17] [修正:2011-03-28 02:52:17] [このレビューのURL]

新刊が出ると、つい読み返してしまいます。最初のころの物欲丸出しの古田織部(左介)の姿が爆笑ものです。古田織部というと、織部焼きの人?くらいの知識しかありませんでしたので、爆笑できるとは思いませんでした。ここで出てくる「名物」は現存するものもあります。正直骨董に興味はありませんが、これだけ必死こいてでも欲しい、と思えるものなら、一度見てみたいと思わせる描写は白眉です。
利休と会ってからは、求道の人、創作の人という面が強くなってきて古田から前半ほどの滑稽さは失せていきますが、反面他の登場人物も物語を引っ張って行くようになり、面白いことに変わりはありません。マンガ的な面白さと史実とのバランス感覚がすごくいい。史実に沿って進めば、このあとも結構波瀾万丈なはずですので、この先も期待できると思います。

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[投稿:2010-02-13 01:55:17] [修正:2011-03-27 03:03:29] [このレビューのURL]

 元祖キャッツアイの続編だと思うとガッカリすると思います。この作品はあくまでスピンオフで末っ子の愛にスポットを当てて話を進めるようです。当時絵で驚かせてくれた北条さんが絵を書いているわけでもないし、今のところ基本泥棒はやめた事になっていますので、なおさら「これキャッツアイか?」と思ってしまうかもしれません。
 ただし、北条さんの作品に共通している家族愛というテーマははずしていないこと、イマイチ冴えない男が喫茶店に入り浸っている事、絵も綺麗な絵と、キャッツアイのテンプレートは何とかそろってるんじゃないかなと思います。
 ビッグネームの復活に過度な期待をしなければ普通に楽しめるかな?と思いますが、今後の展開次第だと思います。

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[投稿:2011-03-27 02:48:19] [修正:2011-03-27 02:48:19] [このレビューのURL]

 チョイエロ姉貴が、姉が大好きな義弟をいじって遊んでるマンガです。エロ成分が多いとか貧弱な義弟を熊に立ち向かわせるようなマンガ的表現は置いといて、兄弟姉妹がいれば弟や妹をいじり倒すシチュエーションはあったかも、とかすかな記憶を思い起こさせる設定ではあります。複数の本屋で平積みになっていたので期待して読んでみましたが、普通に面白いかな、というレベルです。あとがきは読むとしらけるので読まないほうがいいと思います。

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[投稿:2011-03-26 14:33:53] [修正:2011-03-26 14:33:53] [このレビューのURL]

ネタとして抑えておくタイプのマンガだと思います。とにかくタイトルと設定と主人公の驚愕している時の顔が抑えておくポイントだと思います。
内容は今となっては結構ソフトで、ある程度の歳の人であれば、「ああ、子供の頃の一時期こういう話夢中で読んだっけ。なつかしいな」というような話です。

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[投稿:2011-03-26 14:05:18] [修正:2011-03-26 14:16:31] [このレビューのURL]

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