「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

導入部の神崎の裏切りと過酷な前線でのたたかいで激変した風間の静かだけどギラギラした心象風景が好きですね。風間が見た目少女漫画風の優男であるギャップもあり、人気があったのもうなずけます。そしてあらゆる戦闘機や爆撃機が一つの基地にある飛行機好きには夢のような設定。
大筋は、神崎の社長令嬢をGETして成り上がろう、というちょっとした野望が世界を破滅に追いやる寸前にまで話が発展する超展開系ではあるが、それを感じさせないストーリー、渋いサイドプレーヤーたちの生き様が見ものです。
最後は、中盤で涼子と風間が会ったときに、風間が記憶を持っている以上、ハッピーエンドは無い、と決まってしまったため、ああするしか無かったんじゃないかな、と思います。

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[投稿:2010-02-21 01:46:51] [修正:2010-02-21 01:46:51] [このレビューのURL]

戦争がテーマですので、悲しい話もありますが、意外とコメディっぽい話もあり、師匠の松本零士さんの戦場まんがシリーズより泥臭さがありません。うんちくも兵器に限らない幅の広さが読み飽きなかった原因かもしれません。なにしろ貴腐ワインの存在を知ったのはこのマンガでしたし。
もともと第二次世界大戦が舞台ですので、思ったほど古く感じることもなく読めるのではないでしょうか。

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[投稿:2010-02-21 01:15:45] [修正:2010-02-21 01:15:45] [このレビューのURL]

バトルになるたびに、4人が8人、8人が16人と、どこまで行くんだというねずみ講のような増え方とか、困ったときのリセットボタン的機能を持つ無敵キャラ塾長江田島平八とか、バトルマンガをおちょくったギャグマンガだと思っています。そして日本のネクロノミコンと言っても過言ではない究極の架空書籍民明書房の本。もうネタの宝庫です。終わってからのほうが評価が高いんじゃないでしょうか。
それから、マンガと違いますが作中に出てくる民明書房の本のガイド本である「民明書房大全」は、まじめな本が並んでいるところに紛れ込ませると一部の世代からウケが取れます。

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[投稿:2010-02-20 14:17:05] [修正:2010-02-20 14:17:05] [このレビューのURL]

子供の頃これさえ読まなければ、いわゆる萌えマンガ系のマンガは一切読まずに来たんじゃなかろうかと思う、いろんな意味で人生に影響を与えてしまった作品です。サンデーのアッサリサッパリ路線を決定づけて今に至るマンガの源流のひとつじゃないかと思います。
マンガだけでなくアニメ等とのメディアミックスも異常な加熱ぶりを見せていたと思います。当時LDボックス33万円なんて買えるか!と思っていたら完売。子供には国家予算級の現実味の無い金額だったので驚いた記憶があります。
ただ、今読むか?と言われると、読みません。自分の中では完全に消費しつくしたと感じているもので。

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[投稿:2010-02-20 13:16:34] [修正:2010-02-20 13:16:34] [このレビューのURL]

猫視点と人間視点のギャップとその擦り合わせの部分が面白いです。大きな話としては、種族の壁を越える覚悟はあるのか?というテーマが脇役も含めつきまといますが、基本的にはドタバタとほっこりまったり系の話が多いです。これは!というような驚きはありませんが、5点じゃないという意味で6点。

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[投稿:2010-02-20 12:23:29] [修正:2010-02-20 12:23:29] [このレビューのURL]

絵は90年代初頭を思わせる絵です。最初古いマンガだと思ってしまいました。でも悪くはないと思います。
他の皆さんのレビューにもある通りバイクマンガ、それもマシンはかなりマニアックなものを扱っていますが、バイクをよく知らなくても読めます。そして知りたければ説明も載っていますので、敷居は高くありません。作者はバイクが好きなのでしょう。ネタ切れを起こすこともなく、ラブコメ部分も超のんびりしてますが進んでいっていますので、安定していて安心して読めます。
個人的には思わぬところでお宝が見つかりました、もしくは見つけてやるぜ系の話が好きですね。
最近ネットの発達で足で探す喜びみたいものを忘れつつあったもので。

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[投稿:2010-02-20 12:14:26] [修正:2010-02-20 12:14:26] [このレビューのURL]

絵は奇麗ですね。そこかしこにいろんな作者の影響を感じますが、文句無しです。
ただ、ストーリーが繋がっているのか繋がっていないのかブツ切り感があったり、仕切り直しみたいな印象を途中で受けたり、最後は「・・・終わり、なの?」という感じです。一桁巻で「面白そうだ」と思い読みはじめましたが、だんだん惰性で読むようになっていきました。終わった今、すすめられるかと言うと、微妙です。

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[投稿:2010-02-20 11:56:29] [修正:2010-02-20 11:56:29] [このレビューのURL]

このマンガで唯一ウケたのは、敵役にミュージシャンのプリンスそっくりのヤツが出てきたことです。劇画でマッチョなプリンスを見た瞬間、吹いた。前後なんら展開に波風立つところが無かっただけに。これもギャップルールというものなのだろうか。

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[投稿:2010-02-20 11:39:42] [修正:2010-02-20 11:39:42] [このレビューのURL]

成り上がりヤンキーマンガ。主人公矢沢栄作が極端な高校デビューを果たし、次々ととんでもないワルに目を付けられ、偶然と口先で勝ったことになる?ということが繰り返されます。続き物が切り替わる幕間でのギャグ一辺倒の話も笑えます。ただし下品な下ネタ満載ですので、その辺が嫌いな人はおすすめできません。吹き出しの中に入っていないセリフの下ネタ、字口ネタが特に面白いです。
また、このマンガはどう見ても昭和風の設定ですが長期連載に伴い、だんだん敵役のワルが昭和風から平成風になっていくのが、なにげに興味深いところもあります。
今読むと、キューとか美島ジュンはヤンデレ、松岡英治などはツンデレに見えて別の視点で笑えます。

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[投稿:2010-02-20 11:24:06] [修正:2010-02-20 11:24:06] [このレビューのURL]

6点 DEATH NOTE

何度も読み返してしまうマンガというより、読み返さざるを得ないマンガと言ったほうがいいと思います。まじめにデスノートのルールとかまで読みながら読んでいくと読むテンポが崩れるので、「なんかルールがあるんだな」程度に把握してとっとと先に読み進めていくような感じで読んでいました。読みづらさと後半の歯切れの悪さで−2点して6点としました。
一読入魂の人には手頃な巻数で完結しているが密度の濃さは一級品ですので、オススメです。

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[投稿:2010-02-20 10:36:31] [修正:2010-02-20 10:36:31] [このレビューのURL]

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