「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

完結したあと連続二回読み返してしまいました。透明感のある奇麗な絵とテンポのいい話の進め方が非常に読みやすく、高度にバランスが取れています。この高度なバランス上に構築された作品が囲碁という失礼ですがそれまで子供の間ではすっかり下火になっていたジャンルに火をつけて、マグネット碁盤とかが売っている風景を久しぶりに見るまでに至ったものと思います。プロの作品です。

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[投稿:2010-02-20 09:53:23] [修正:2010-02-20 09:53:23] [このレビューのURL]

4点 ヒミズ

なんというか、面白いと言っていいものなのか何なのかわからない作品でした。つい読んでいってしまうのですが、これは楽しんで読んでいるかというとそういうわけでもない。レビューが難しいマンガです。暗いのは間違いなく、妙なリアルさが二読目を阻むような衝撃を与えます。当時なぜか近隣の本屋では売っていませんでした。県外で入手していた記憶があります。ヒミズってこのマンガで初めて知りました。

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[投稿:2010-02-18 00:50:04] [修正:2010-02-18 00:50:04] [このレビューのURL]

これは前半だけなら8点以上だと思います。あの絵は衝撃的でした。だからどっちかというと、扉絵、ジャンプの表紙絵など、イラスト的なもののほうが実はマンガの内容より記憶に残っています。内容も前半は好きですが後半の口からかめはめ波みたいの出したころにはもう惰性で読んでいました。今となってはドラゴンボールの異常な人気に隠れてしまった感がありますが、マンガ史に残る作品だと思います。

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[投稿:2010-02-18 00:23:12] [修正:2010-02-18 00:23:12] [このレビューのURL]

現代に戦時中の女学生がタイムスリップしてくる話です。面白いのは現代人と戦時中の人との感覚のギャップ、戦時中に戻る際の現代との描写のギャップ。そして喫茶店の秘密。今のところはジュブナイルな感覚に包まれた、何となく懐かしい感じのするマンガとなっています。

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[投稿:2010-02-18 00:08:31] [修正:2010-02-18 00:08:31] [このレビューのURL]

このマンガは破天荒な主人公のハチャメチャな行動と恋愛運の無さをネタにして進んでいきます。
中盤のハチャメチャの割合が濃いほうが面白いと思います。ただ、巻数が少ないわりに、完結までが異常に時間がかかっているため、絵柄がだいぶ違いますし、最終巻はたしか結婚して子供もいる設定になっています。ある時期から魔夜さんのマンガは子育て関連のネタが増えますが、これもその流れに乗っています。パタリロが好きなら、これもどうぞ。

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[投稿:2010-02-17 23:58:22] [修正:2010-02-17 23:58:22] [このレビューのURL]

基本設定をある程度つかめれば、どこからでも読めるタイプのマンガです。基本的には妖怪始末人ギルドにスカウト(拉致?)されたトラウマが、貧乏神とコンビを組んで貧乏暮らしをしながら妖怪退治をするという話です。この他にもトラウマシリーズというか、妖怪始末人が出てくる作品もありますので、気に入ったらそちらもどうぞ。
蛇足ですが最初のジェッツコミックス版は、持ってみると異常に軽いものがありました。

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[投稿:2010-02-17 23:49:38] [修正:2010-02-17 23:49:38] [このレビューのURL]

戦艦のデザイン等、独特の世界観がある作品です。ただ、6点としましたが、素直に読めるかと言うと、微妙です。5点じゃないという感じです。人外と意識させるための演出か、キャラに感情移入を拒ませるような描写があります。また、ハッピーエンドとは言い切れない終わり方なので、読後感に何とも言えないモヤッとしたものが残ります。ちょっと異色なSFが読みたければ手に取ってみてもいいかもしれません。

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[投稿:2010-02-17 23:38:42] [修正:2010-02-17 23:38:42] [このレビューのURL]

「はじめの一歩」と「カメレオン」を足して二で割って十分の一をかけたようなマンガ。特徴は「!?」を連発してループしまくること。ループのピッチが短くて読み切る前に飽きました。

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[投稿:2010-02-14 22:03:52] [修正:2010-02-14 22:03:52] [このレビューのURL]

たしかこのマンガに落ち着く前にもキン肉マンを復活させるようなマンガを描いていたと思いますが、うまくいかずに結局「世代交代系焼き直し」に落ち着いたのでしょうね。さすがに新人時代の前作と違いあからさまな破綻は無いですが、「キン肉マン」というブランドが無ければ、続けられた内容だったろうか?というのが読後の感想です。

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[投稿:2010-02-14 21:50:10] [修正:2010-02-14 21:50:10] [このレビューのURL]

このマンガ以前は「きんにくまん」と言えば「筋肉マン」と変換しマッチョな人を指し、このマンガ以降はほぼ「キン肉マン」そのものを指す言葉に変えてしまった程の力を持っていたマンガ。
内容は最初は読み切り時代も含め怪獣退治だったが、そのうち超人オリンピックとか始まってプロレス色が濃くなっていきます。当時プロレスブームだったのでそれにうまく乗った面もあります。そしてあとはジャンプ三原則の友情、努力、勝利にのっとって無限バトルループに入ります。
新人漫画家がいきなり大人気になってしかも週刊誌という過酷な条件下で書かれたもののようなので、あちこちでつじつまが合わなくなっています。だから今読むとなるとネタの勉強目的か、当時を懐かしんで読むか、といったところじゃないでしょうか。

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[投稿:2010-02-14 21:38:12] [修正:2010-02-14 21:38:12] [このレビューのURL]

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