「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

6点 自殺島

すごい題名につられて読んでみました。
既刊の2巻までは、今まで生存権を意識することなかった自殺常習者である主人公が、権利を剥奪されて島という閉鎖空間に閉じ込められて生きていくうちに、原初の「生きる」ということに向き合うようになる、というようなお話だと思います。
ただ、これで終わるとは思えませんので、この先が楽しみです。

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[投稿:2010-02-08 21:52:28] [修正:2010-02-08 21:52:28] [このレビューのURL]

帯とか見れば、いかにもエロそうですが、実は内容は、そうエロくはないです。
意外と設定がしっかりしてて、今のところは、天性の特技?を生かした声優成長譚みたいな感じです。設定はあまり深く掘り下げると重い話になりそうなので、このまま作者の欲望通り、「恥ずかしがる女の子を描く」ことに焦点を当てて進んでいけば素直に楽しめる作品になると思います。

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[投稿:2010-02-08 21:34:37] [修正:2010-02-08 21:34:37] [このレビューのURL]

8点 おせん

連載当初すでに作者の絵の方向性が固まっているので、全般通して絵には安定感があります。ただし独特の絵なので好き嫌いは出るでしょう。そしてその独特の絵を持って徹頭徹尾和風で通しているところが、舞台は現代なのに下手なSFや海外描写よりも何倍も異世界観を感じさせます。
この作品も美味しんぼ同様、北大路魯山人の影響が見られますが、あちらは毒々しい部分が散見されますが、こちらは粋な感じに昇華しているのであまり気になりません。
ただし、この作品は、ある事情でいったん残念な終わりを迎えています。当時は、また有終の美を飾れない作品ができてしまったか、とも思いましたが、今では作者も開き直って再開しているので、今から読んでも面白いと思います。

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[投稿:2010-02-04 21:59:45] [修正:2010-02-04 21:59:45] [このレビューのURL]

前半は勢いもあり面白いが古いこともあって絵が下手。後半は、無理矢理延命処置をされているような状態特有の、だれた感じが漂いまくるが、絵はまぁ、うまくなってる。ということで今となってはすっきり読めるところが無い。北大路魯山人ネタを取込んだ系の恐らく最初の料理マンガであり、このジャンルの金字塔であることには違いないだろうが、終わりどころを間違えた残念なマンガとなってしまった。

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[投稿:2010-02-04 21:31:09] [修正:2010-02-04 21:31:09] [このレビューのURL]

最近、面白いけど自分の人生の切り売りをしているかのような痛々しさを感じる作品に触れる機会が多い気がします。しかし河合さんは自分の中に無いものでも取材を生かしてマンガを作れる作家です。この作品は皆さんがレビューしている通り書道というマイナーな題材と、なんか冴えない主人公のせいか、ガツーンとくるインパクトは無いですが、個人的には難しい題材に挑戦する河合さんのプロの仕事っぷりに感銘を受けます。高校が舞台ですが、大人に読んでもらいたいマンガだと思います。

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[投稿:2010-02-03 21:23:24] [修正:2010-02-03 21:23:24] [このレビューのURL]

このマンガは魔夜さんのアスタロトシリーズの一部です。
掲載誌休刊でこのタイトルでは2巻のみですが、パタリロを筆頭に、かなり前から魔夜さんはこのアスタロトというキャラクターを使っているので、古いファンには掲載前からおなじみのキャラ、休刊後も何らかの形でアスタロトシリーズは何らかの形でまた見ることができるだろうという、変な信頼感があります。実際パタリロシリーズでも再三登場しています。
ただし、年単位のピッチでの再登場ですので、魔夜さんのファンで気の長い人向け、という評価になるかと思います。

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[投稿:2010-01-07 21:23:30] [修正:2010-01-07 21:23:30] [このレビューのURL]

7点 ゲノム

新ゲノムから読んだ人には、エロ度が若干高めだし、1〜2巻は絵がまだ安定していないので、ちょっと違和感はあるかもしれませんが、間違いなく古賀マンガです。古賀さんのマンガが好きならどうぞ。
ただ、現在入手困難だと思いますので、最初に古賀さんのマンガとして手に取る人は、もっと入手しやすい他の作品から読むことをおすすめします。

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[投稿:2010-01-07 20:47:35] [修正:2010-01-07 20:47:35] [このレビューのURL]

ナンセンスギャグ寄りのラブコメ。
絵・話の進め方より、新人作家が毎週なんとか綱渡りでがんばってる感がにじみ出ていて、それが意外な好印象の背景にあると思います。

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[投稿:2010-01-07 20:07:52] [修正:2010-01-07 20:07:52] [このレビューのURL]

ネタ知っていて6点。
ただ、ネタ自体10年以上前の話なので、今から読もうとしても厳しいと思います。
絵が目当て、というなら止めませんが。

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[投稿:2009-12-21 22:39:52] [修正:2009-12-21 22:39:52] [このレビューのURL]

4点 変ゼミ

文系の理屈っぽい話が全面に出ているところが個人的には70年代のノリを感じさせます。
かわいい絵ですが、内容はかなり変態なので、一度読めばいいや、と思っても、たぶん買うほか読む方法はないと思います。そのせいか、近くの書店では長期に平積みで売っているのですが、実は結構売れているのでしょうか?

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[投稿:2009-12-21 22:28:02] [修正:2009-12-21 22:28:02] [このレビューのURL]

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