「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 ディアスポリス 異邦警察
世界観と設定が斬新な作品。裏都庁とか本当にあるのかもと思わせるものがありますし、難民や外国人問題も連載時以上に注目度の高い問題なだけに10年越しでドラマ化決定したのも納得出来ます。正直序盤はやや低調だなって感じだったのですが、主人公久保塚がシステマを覚えて戦えるようになった辺りから話もキャラが立ち、時事やバトル要素を絡めて面白さが増しました。
勢力や思惑も絡んで複雑化する中でさりげなく問題提起する姿勢も良かったです。序盤から貼っていた伏線も随所に絡めて消化して行きました。欠点と言えば絵にかなり癖があること、そのため外国人はともかく日本人も外国人と同じような顔に見えてしまう。扱うテーマを考えてもこれはマイナスでした。あと終盤はかなり急いで話は畳んだものの、あれだけ窮地で複雑だったのがあっさり解決したように思えました。久保塚を憎悪する因縁の殺し屋が放置のままだったのもスッキリしない。気になる箇所は序盤と締めにあったものの、全体的にはドラマが良い出来で原作人気も再燃することを願いたいなと思えるほど印象深い作品でした。
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[投稿:2016-03-12 14:09:22] [修正:2016-03-12 14:09:22] [このレビューのURL]
弁護士に比べ圧倒的に目立たない難関資格公認会計士を題材とする漫画。年代にしては絵柄が相当古いため打ち切りになった気がします。「美味しんぼ」の初期に近い感じ。でも慣れれば漫画としても読みやすく、大丈夫だと思います。原作を現役公認会計士(アニメオタクらしい)が担当しているだけに、内容はビジネスミステリーとして職業知識を絡めて、一話完結を原則に面白いです。キャラも主人公萌ちゃん(名前と違って姉御肌のツンデレ系。現役女子大生である意味は謎。仕事ばかりで大学通ってる感じもない)と相棒カッキー(萌より相当年上なのに部下)の掛け合いが楽しめました。
打ち切りでありながら全3冊で会計士の実情を掘り下げ、内容的にもまとまりがあるので(萌ちゃんとカッキーの恋愛関係も暗示を感じる)、続きが読めない残念さはありつつも、隠れた良作だったと思います。
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[投稿:2016-03-01 18:07:49] [修正:2016-03-01 18:07:49] [このレビューのURL]
タイトル通りの出オチと言えば出オチなんですけど、最初の衝撃は凄いです。吃音をテーマにしていますが、作者自身の体験もあり、かなり現実感のある描写で勉強になりました。強引に治さなければという方向ではなく、それも自分だから向き合いながら生きていこうというオチも良かったです。普遍的な改善が困難な短所全体に当て嵌めたいという作者の意図も的確でした(本編だけでなくあとがきに感銘を受けたので是非読んで欲しいほど)。
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[投稿:2016-02-25 03:09:11] [修正:2016-02-25 03:09:11] [このレビューのURL]
6点 からかい上手の高木さん
ネット上でもポツポツ宣伝されていて、絵柄はかわいいながらも丁寧。一話完結で読みやすく、魅力あるヒロイン高木さんとのやりとりが楽しめる作品。第一印象はかなり面白いと思いましたが、それだけに終始していますし、3巻にしてもうマンネリ感も出つつあります。話をそろそろ畳むか、何らかの手段で展開を変えるか分岐点にあるのではと思います。
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[投稿:2016-02-23 00:11:28] [修正:2016-02-23 00:11:28] [このレビューのURL]
6点 猫背を伸ばして
「ピコピコ少年」シリーズが面白かった人にはこの作品も薦められると思います。ゲームネタ関係ない押切先生の売れない漫画家時代の話で絵柄が今と違い粗く、ゲームで発散していた爽快感はほぼありませんが、味がありセンスの感じる自虐エッセイです。俺クオリティ(突然不幸が降ってくる)の連続にはときに笑ってしまいました。これ単体でいきなり読むのには向いていませんから、まずはピコピコ少年を読んで相性を確認した方が良いかもしれません。
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[投稿:2016-02-12 20:21:11] [修正:2016-02-12 20:29:52] [このレビューのURL]
7点 HaHa
「ピコピコ少年」、「猫背を伸ばして」など先生の自伝作品では大きな役割を果たす先生のお母さんの半生を描いた作品。その意外かつドラマチックな過去には驚きました。教訓的で説教臭い面はありますが、実話の重みもあり引き込まれます。ただこの作品も「押切母の過去」という面が頭にあるからこそ深みがある作品なので、先生の自伝作品を先に読んでいる人向けで、この作品だけ読むのには向いてないかもしれません。
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[投稿:2016-02-12 20:27:17] [修正:2016-02-12 20:27:17] [このレビューのURL]
4点 モンタージュ
三億円事件を題材としたミステリーサスペンスという
題材は良いと思うのですが、写実的な風景画に比例しない
古い漫画的な人物画と描き分けが出来てない顔立ち
で読むのが苦痛になりました。人物が
多数出てきて、場面や時系列があちこちに行く作品
だけに致命的な箇所に思えます。話の調子もダラダラと
盛りあがりがやや欠ける感も。
今年スペシャルドラマでやる予定らしいですが、脚本家が
頑張ればそっちの方が相当に出来が良くなる可能性はあり
そうです。
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[投稿:2016-02-11 22:23:18] [修正:2016-02-11 22:23:18] [このレビューのURL]
8点 奥の細道
名前は誰でも知っている徘聖松尾芭蕉の奥州紀行名作を漫画化した作品。ベテラン漫画家として絵が上手いですし(風景が素晴らしく旅気分になれる)、当時の俳句業界や芭蕉の半生も紹介しながら、名句が産まれる瞬間を丁寧に描写した凄い作品。作者がかなり芭蕉研究家な感じで諸説も検討して、これだと思う推測をしているのも素晴らしいところ。出来れば芭蕉の晩年も辞世の句が素晴らしいので描いて欲しかったところですが(本作は重要部分紹介で旅の終わった瞬間も描かれてない)。この古典漫画化シリーズでも頂点を争う作品なのは間違いないと思います。
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[投稿:2016-02-10 19:43:38] [修正:2016-02-10 19:43:38] [このレビューのURL]
4点 三河物語
ファーストガンダムキャラデザ担当作者のネームバリューか評判が良い作品のようですが個人的には面白く感じませんでした。絵は素晴らしいのですが、この作品の家康や正信は嘘だろってほど魅力を欠きますし(狸爺的な悪役の魅力もない)、彦左衛門も偏屈な頑固爺としか描いてません。作者談で原作は老人の愚痴でつまらんから大胆に構図変えすると言い切ってるので、「三河物語」を漫画媒体なりにでも知りたくて読んだ身としては肩透かしでした。
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[投稿:2016-02-08 23:01:39] [修正:2016-02-08 23:01:39] [このレビューのURL]
裁判長シリーズの漫画担当者の弟が売春
紹介で逮捕、裁判になった
顛末を描いた番外編。本編同様のクオリティを保ち
つつ、好奇心で傍聴出来た本編と違い当事者になった
大変さが描かれています。
身内だから弟に同情的な美化作品になるのではと
心配していたら、心から反省しているとは思えないと感じている
こと、真の更生のため厳罰を望んでいることなど(弟を愛する
母親を泣かせるなとしか思っていない)冷静な
スタンスなのも好印象。
全1冊で完結していますし、本編を不謹慎と感じる
人はどうしてもいるでしょうから、その辺がないこっち
を読むのだけでもお薦めです。勿論本編を読んだ人
にはさらに厚みを増させる外伝的なものとして薦められます。
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[投稿:2016-02-08 20:22:54] [修正:2016-02-08 20:22:54] [このレビューのURL]
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