「s-fate」さんのページ
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- 気がつくと始めて10年経ってる。一番驚いたのは異世界ものが異常なまでに増えたことかな。

6点 タコピーの原罪
タイトルは「原罪」だけでいいと思います。親の因果が子に報い、という言葉そのものの設定、その因果に割り込むタコピーという異分子、しかしタコピーにはそんな神レベルの所業に手を染めるにはあまりにいろんなものが不足している。結果どうにもならない。でもタコピーがいなくても二つの家族は早晩崩壊していたでしょう。ラストでいじめっ子といじめられっ子が仲良くしていますが、タコピーの贖罪によるものと素直に読めばいいかもしれません。しかし個人的にはどうにも親の因果が抜け落ちているのが気になり、不倫による親の蒸発、残されたDV母親も親権を奪われ子供の前から姿を消し、残された子供二人は強烈な共依存により仲良くしている、というありがちだがゾッとする背景があるのではと思ってしまいました。
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[投稿:2022-04-11 01:03:37] [修正:2022-04-11 01:03:37] [このレビューのURL]
あさま山荘事件への世論を決定づけた章です。それまで擁護に回った人もこの事件が発覚したあとは批判に回ったと言われます。すでに世界同時革命とやらの外へ向いた活動は諦めた本人らが言うところの敗北主義者の集団と化していることに目を背け、山という閉鎖空間で矛先を内部に向けリーダーに「総括しろ」と言われたら死ぬまで自己批判を強要され「殴ることによる総括支援」という理解不能の理屈で次々に集団リンチで仲間殺しが行われる。同時期に大久保清の連続殺人事件が発生し、遺体発見現場を通り過ぎる際に人が気味悪がって近づかなくて都合がいいとか口走りますが、すでに常人の感覚からかけ離れているが表面上は普通なのが狂気を上乗せしています。しかしリーダー格二名が捕まり総括の嵐は鳴りを潜め、警察の包囲網も迫り逃避行の末、あさま山荘へ、というところまでです。個人的に怖いと思うのは閉鎖空間で講師が罵倒交じりに自己批判をさせる山岳ベース事件的手法を用いた企業研修が少なくとも2000年代初頭まであったことです。この事件で服役して出所した人のインタビューで革命戦士の育成も企業戦士の育成みたいなものとありましたが、その考えに至り実践されていたということです。事件は昭和で
50年という時がたっていますが事件の芽は形を変えて生きているのかもしれません。
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[投稿:2022-03-02 01:13:52] [修正:2022-03-02 02:02:26] [このレビューのURL]
レッドシリーズの最終章、いわゆるあさま山荘事件の部分です。なんとトータルで13巻のうちたったの一巻です。立て篭もり犯を鉄球やら装甲車で追い詰めて突入、逮捕。その後のマンガでよく見られる「君達は完全に包囲されてる」とか、親による泣き落とし。すごく印象的でそれがすべてかと思ってましたが、この13分の1、という分量が何かを物語っていると思います。単なる残党の悪あがきなので一巻にしかならない。それより引き際を誤った組織の自己正当化の果ての危険性、そこにリーダーの資質の無いものがトップに君臨したことの悲劇、事件そのものよりそこに至る過程にこそ問題の本質があるのではないかと思います。
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[投稿:2022-03-02 01:59:04] [修正:2022-03-02 01:59:04] [このレビューのURL]
7点 かげきしょうじょ!
「!!」の前に読みましょう。今ならシーズン0名義で読めます。正直なんでジャンプ系で連載したのかとも思いますが、友情、努力、勝利の流れには乗ってるのでまぁ…とは思います。雑誌が休刊してブツっと切れていますが、続きは「!!」で読めるので今から読んでも大丈夫です。
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[投稿:2022-02-06 13:11:04] [修正:2022-02-06 13:11:04] [このレビューのURL]
6点 BLACK TIGER
秋本先生の強い女性系ですね。馬車分解したり汽車や船の描写には往年のメカへのこだわりが見えたり、主人公がガッツリ話を引っ張るスタイルは秋本先生らしいです。個人的には悪役側の殺しに慣れ切ったガンマンのうつろな目が、とても印象的です。この時代を生きた描写としてこれ以上饒舌な表現はなかなかないとすら思います。
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[投稿:2022-01-01 13:34:30] [修正:2022-01-01 13:34:30] [このレビューのURL]
6点 君は008
流れはケンイチと同じなんですよね。取り柄のない主人公がとんでもない人達に鍛え上げられてとんでもない組織に立ち向かうという。そしてヒロインはとんでもない高みにいるところも同じ。でも得意とするものを描いている感があって出れば読む、という流れに何も抵抗なく読んでいけます。
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[投稿:2021-12-25 10:33:47] [修正:2021-12-25 10:33:47] [このレビューのURL]
あらゆる点でシブい、シブすぎる。洋裁店という題材も、絵柄も。だが完全に過去そのものでも無いところが不思議。
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[投稿:2021-11-30 23:32:40] [修正:2021-11-30 23:32:40] [このレビューのURL]
「きりきり亭」に出てくる下ネタ親父の息子が主人公のスピンオフです。親父の面影はカケラもなく、ぶら雲と一部キャラが被ってる部分を抽出した感じです。「きりきり亭」「おせん」シリーズが好きならどうぞ。
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[投稿:2021-10-25 09:34:10] [修正:2021-10-25 09:34:10] [このレビューのURL]
5点 いそあそび
ご当地マンガ…でしょうかね。海沿いの地方が舞台という点では「だがしかし」あたりと似ていますが、テーマが地味なのと、ちょうど海沿いの災害が増えてきた頃で、別荘に子供一人ほったらかしという設定が引っかかってイマイチ楽しめませんでした。
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[投稿:2021-09-26 11:43:26] [修正:2021-09-26 11:43:26] [このレビューのURL]
6点 ケンシロウによろしく
ギャグマンガです。一応復讐劇の体をなしてはいますが、北斗の拳に心酔しすぎて道を誤った男の物語?です。一巻目に瞬間最大風速が来るので出オチ感もありますが、どこに着地するのか見てみたい気がします。
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[投稿:2021-08-30 13:56:29] [修正:2021-08-30 13:56:29] [このレビューのURL]
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