「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 ラブクラフトの名作コミック化で正直あまり期待していませんでしたが、この作画している人が、どうも荒木飛呂彦さんリスペクトな感じの部分がそこかしこに見られてそこが妙に面白いです。描き文字は明らかに荒木さん風ですが、絵はそれほど似ていません。でもポーズの取り方やトーンの貼り方など表現法で似ている箇所がそこかしこに見受けられます。確かに荒木さんがラブクラフトものを手掛けたら面白いと思います(違う何かになりそうですけど)。そういった二次創作というか三次創作的な面白さがあるので5点としておきます。
 ただしラブクラフトのコミック版としてコアなファンが真正面に受け止めるとガッカリすると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-17 21:13:36] [修正:2011-09-17 21:13:36] [このレビューのURL]

個人的にはどこに載せるか決められずにコミックス未掲載になりやすい、掲載誌の執筆陣が順番に書いて作品にする「リレーマンガ」の変形版だと思います。ワルノリの無茶振りが散見されるところ等に共通点が見られます。ただ二人でやっているので、コミックにしやすいという感じです。内容は古いとりみきさんのファン向けだと思います。ファン限定で5点。私は何かの弾みでとりみきさん、ゆうきまさみさん、出渕裕さんあたりのグループの作品に触れることがあったので何とかついていけるレベルです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-14 11:33:02] [修正:2011-08-14 11:33:02] [このレビューのURL]

あらすじはマッドサイエンティストの娘、くりんが子供の頃実験の事故に巻き込まれてコンピューターのデータベースにあった多種の人格をダウンロードされてしまい、何らかのショックを受けるとランダムに人格が変わってしまう。と同時に各人格が持っている能力も継承できる。その秘密を知ってしまった主人公は・・・。みたいな感じです。当時の表紙とか見るとポップ路線で、チャンピオンで江口寿史的立ち位置を要求されていたのかな、という気もします。
 個人的にはとりみきさんのファン向けだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-14 11:16:46] [修正:2011-08-14 11:16:46] [このレビューのURL]

この作品を手に取ったのは「あの」井上さんの作品ということが一つ。そしてもう一つ、「空手バカ一代」で大山倍達さんの人生を左右しまくったと描写をされた、吉川英治さんの原作ベース、というところでした。「ああ、今日は宮本武蔵に出会って何日目の朝だろう。私はこの本に会えて生き返った。」みたいな描写が「空手バカ一代」にはあります。そんな作品であることが期待される、ここの評価基準であれば10点確実の作品のはずでした。
 出だしは好調でしたが、小次郎にスポットライトがあたる頃には「うーん・・・」となってしまいました。コミックの発刊とリンクして一巻ごと読むには冗長すぎると感じるようになってきていました。惰性で読むにはもったいない作品だと期待しているので、あえて今は終わってからまとめ読みしようと思っています。終わった頃には「物語に緩急のある原作を超えた傑作」であって欲しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-07 09:08:16] [修正:2011-08-07 09:08:16] [このレビューのURL]

主人公がかなり強気で独善的な料理マンガですが、このジャンルでその手の主人公は、「鉄鍋のジャン!」といういろんな意味で突き抜けすぎた先駆的作品があるので、個人的にはあまりパッとしない感じでした。
そうはいっても料理マンガの寺沢さんの作品なので、読めるマンガではあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-30 09:43:13] [修正:2011-07-30 09:43:13] [このレビューのURL]

 昔、家にあったマージャンコミックで、劇画じゃなかった唯一のマンガでした。今でいうと絵的に新鮮味を持たせた「咲」的な立ち位置のマンガだったのではないでしょうか。内容では、プロ雀士いじり、というのは当時目新しかったかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-30 09:08:46] [修正:2011-07-30 09:08:46] [このレビューのURL]

 翻訳機の話とか、寄り道しなければストレートなコメ要素の少ないラブコメだったはず。表紙がしっかりした絵なので手に取って見たものの、前半でだれて後半バタバタして一巻で終わり。最初から一巻で終わらせるつもりであれば、生まれ育った国の違いを気にして心に壁を作る娘とスペック高いけど恋愛ベタな男の話でうまくまとめられた可能性を秘めた惜しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-22 16:00:07] [修正:2011-06-22 16:41:24] [このレビューのURL]

 これは、すくらっぷブック読んだ流れで読みました。たしか工業高校に行った3人(うち幼馴染の女の子1人)がメインの話で、家を継ぐため嫌々入った高校で好きな絵をやるかどうか主人公が悩む話だったと思います。80年代に多かった優柔不断な主人公パターンだったと思います。
 入り浸りのスナック(今じゃ考えられない設定)があったり、メインの3人のうちの男二人が意外な関係だったりします。
 今読むとすれば、小山田さんの作品が気に入ればどうぞ、という感じですね。絵は、まだ丸顔系の時期ですが、月刊誌ですので掲載期間が長いせいか、一巻と最終巻で絵が変わるタイプです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-11 04:43:23] [修正:2011-06-11 04:43:23] [このレビューのURL]

 当時は主人公と同じような年齢だったので「あぁ?女に囲まれて温泉で優雅?に浪人生活だぁ?受験ナメてんのかコラ」という感じでろくに読む気もおきませんでしたが、何年か前に読んだら、これはこれで面白いし赤松さんてブレないなぁ、と思いました。
 まぁそれでも「ネギま!」のほうが進化しているので5点というところでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-10 05:32:05] [修正:2011-06-10 05:32:05] [このレビューのURL]

 この設定でどういう話か見当がつきませんでしたが、読んでみれば、よくあるすれ違い話が展開していって(ある程度)誤解が解けていく、というパターンです。そして二巻で兄の不可解な変貌ぶりの種明かしがされ、兄妹ともにちょっとだけ成長して、サラッと終了。細かいこと気にしなければそこそこうまくまとまった小品という感じです。
 ただ、父がホストで浴場1日改装して父子ホスト対決とか、冗談めかして男が好きと言っていたイケメンキャラが実は本物だったとか、作者の欲望に任せて、とある方向へ暴走している感はどうしても否めないですね・・・。4点じゃないという意味で5点という感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-31 12:10:28] [修正:2011-06-07 16:54:23] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示