「s-fate」さんのページ
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- 気がつくと始めて10年経ってる。一番驚いたのは異世界ものが異常なまでに増えたことかな。

6点 ウッド・ノート
当時バードウォッチングという珍しい題材をテーマにした珍しい作品です。しかも少年誌で。今でもあるかどうか。主人公が転校してきて作品内時間で実質2年も描かれていないのですが、密度が濃いです。転校してきて、いきなり先輩と勝負したり、恋人作ったり、冬山に雷鳥見に行ったり、恋人隣に引っ越してきたり、休学して全国回って鳥見て、その間に部が同好会に降格し、復学して同好会の建屋自分たちで立てたり、部に再昇格するものの建屋は壊すのが条件だったりと。その間に世代交代や他校との交流(と言っていいかどうか)により鳥好きの輪が広がっていく、という面もあります。
小山田先生の作品では主人公がグイグイ引っ張っていくタイプの作品のピークではないかと思います。
ここまでが丸顔ですかね。この後は絵柄が変わっていきます。
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[投稿:2016-07-31 13:46:50] [修正:2016-07-31 13:47:05] [このレビューのURL]
6点 善悪の屑(外道の歌)
家族を残酷な殺され方をした男が「復讐屋」を営む話です。題材はだいたい実在の事件をアレンジしたもので、読めばなんとなくあの事件を基にしているな、と思うものが多いと思います。そして話が進んでいくうちに復讐失敗のあと依頼人を保護したり、保護した依頼人と相棒との共同生活が少し殺伐さを緩和したり同業者とかち合ったりと話が膨らんできたところでタイトル替えで仕切り直しのようです。
個人的には淡々と仕置きが完了されるのでそれほど残酷さは感じません。一見えげつないけど意外と考えられたリミッターの存在を感じます。ただし、被害者は作品の性質上ひどい目にあうし、加害者の仕置きもだらしない体型の中年のオッサンのケツに焼き火箸突っ込むとか、局部を使った拷問が多いとか、そういったものに話の内容如何に関わらずとにかく嫌悪感を抱く人にはお勧めできません。
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[投稿:2016-07-16 11:38:50] [修正:2016-07-16 11:38:50] [このレビューのURL]
5点 悪魔も踏むを恐れるところ
悪くはないのです。絵も前作よりうまくなってる気がしますし、登場人物が変態で小ネタを積み上げていき、そこはかとない笑いを誘うという、前作と同じ手法なので前作が好きなら本作も読めるかと思います。しかし3巻で終わってしまい後半が駆け足気味なのは否めません。
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[投稿:2016-07-02 17:25:33] [修正:2016-07-02 17:25:33] [このレビューのURL]
6点 きまぐれ乗車券
兄の出版社を手伝う高校生の主人公が電車に乗って取材に行く途中、家出少女(高校生)に出会い、一緒に取材に行くようになり‥という話です。小山田さんのちょっと年齢の割に大人びたことをやってるけどその割に初心な恋愛というパターンに鉄道という要素を加えてみた、という感じです。
復刻版や電子書籍版ではおまけで絵が丸顔全盛期の頃の「すぺしゃる料理人」、ホラー系に行った頃の「くすのき亭の日々」、4コマ系雑誌に挑戦して絵柄がちょっとだけアップデートされている「約束」が収録されています。
点数は小山田さんの作品が好きな人前提となります。
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[投稿:2016-06-24 20:32:25] [修正:2016-06-24 20:32:25] [このレビューのURL]
5点 臆病の穴
このマンガは単純にエンターテイメントとしてのマンガとしては受け入れづらいと思います。前作の「今日の漫画」から読めばわかりますが、社会復帰のリハビリで描いたマンガから発展して本作に至ったと思われるからです。それを作者が大好きな昭和50年代くらいまでの、特に吾妻ひでおや手塚治虫あたりに影響を受けた絵、そしてそれら巨匠の時代に見られた毒も取り入れた現代では異質な表現方法。作品から見て取れる素の躁と鬱というか、ハレとケの振れ幅が(これでも)小さくなり作者が社会復帰の方向へ向いたことに安堵できる内容ではあると思います。
文章の作品ならこの手のものもありますが、マンガでは少ないので受け取り方が難しいと思います。
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[投稿:2016-06-11 14:20:03] [修正:2016-06-11 14:20:03] [このレビューのURL]
6点 境界のないセカイ
性転換ものとしては意外なほど世界観がしっかりしており、その中でリンクした3つの話が描かれています。自ら望んで、悩んだ挙句、親に無理矢理、とそれぞれが違う理由で性転換しますが、どれもおおむねハッピーエンドです。特に最後の話は性転換の根づいた世界で見せることのできるパートナーへの覚悟の提示が素晴らしい。
3巻で終わらせるにはもったいない設定だと思いました。
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[投稿:2016-06-02 23:49:36] [修正:2016-06-02 23:49:36] [このレビューのURL]
5点 男三女四
下品一歩手前の、いや半歩手前のギャグマンガです。子供っぽい下ネタとかわいい絵柄でなんとか踏みとどまっている感じです。ほかの作家さんに出せない味があるといえばあります。なので作者の他作品を読んでいる人で時々入ってくるちんちんネタとか嫌いじゃない人はどうぞ。
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[投稿:2016-05-05 11:29:44] [修正:2016-05-05 11:29:44] [このレビューのURL]
6点 最下層淫売遊女
短編集です。このタイトルは「夜鷹」を指します。小山田先生が鬼籍に入られた後、およそ小山田先生らしくないタイトルをいったい誰がつけたのでしょうか。タイトル作は騙されて女郎にされた挙句顔に傷をつけられて女郎すらできなくなり夜鷹となるほかなく・・・という最後は救われるものの、夜鷹の悲惨さは伝わっても、下卑たアイキャッチにされるような話ではありません。他の収録作品も古典をベースにした小山田先生らしい作品です。個人的にはファン向けの作品だと思います。
ただしファンサイトなどで見てもわかりますが、まだ未収録作品はたくさんありますので、最後の作品がこんなタイトル作で終わらないよう祈ってます。
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[投稿:2016-05-05 11:21:22] [修正:2016-05-05 11:21:22] [このレビューのURL]
6点 坂本ですが?
機転を利かせてクールに問題解決する部分と、人間離れしたこともやってのけるのでクールで済ませられない部分が笑いにつながるマンガだと思います。ちょっと特有のクセがある作風なので万人ウケするかな?という面はあります。坂本くんはまったく自分が何を考えているか話もしなければモノローグもないのですが、その行動を見て周囲の人が解釈する感じになります。特にラストはそれまで人外説もありかと思っていましたが、人間だったんだな、という解釈を読者に与えてうまく終わらせたなと思います。
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[投稿:2016-04-10 02:21:34] [修正:2016-04-10 02:21:34] [このレビューのURL]
6点 だがしかし
今もあるのでしょうか?駄菓子屋。私の生活圏からは無くなりました。そんな駄菓子屋事情の中でこのマンガが始まったので、懐かし系かと思いましたが、駄菓子自体は現役なのですね。マンガのほうは駄菓子の紹介を絡めて少ない登場人物のまま、季節も今のところ基本的に夏のまま進んで?います。このマンガのすごいところは、アニメ化の影響もあったのでしょうが、マンガに出た駄菓子が今まで置いてなかった店に並ぶようになったこと、そして一部当代限りで店じまいの様相を呈している話も出てきているものの、すでに包装が刷新されてマンガと違ってしまってるものが出てきていて、駄菓子業界も速めのサイクルで頑張ってるところはあるんだなと再認識させてくれたことです。
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[投稿:2016-04-10 02:00:42] [修正:2016-04-10 02:00:42] [このレビューのURL]
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