「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 おじいちゃん子で、その影響で猟に抵抗を感じない主人公が田舎に戻って猟を始める話です。タイトル通り日記ですので、時間軸は若干前後しますが猟をしては食ったり、猟仲間からおすそ分けもらって食ったりの日々が綴られます。
 個人的には実際にお隣さんがベランダで鳩の羽むしってたら、ちょっとどころの騒ぎじゃなく驚く自信があります。したがって異世界観を感じてこんな生活もあるのか、と興味深く読めると思います。
 またちょっと出てきていますが、自分が食う以外のカラス対策の猟とか、蜂の巣駆除とか、そういった請われて行う猟?なども、お鉢が回ってくる経緯なども含め描いてもらうともっと面白いかなと思います。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-03-04 23:22:09] [修正:2013-03-04 23:22:09] [このレビューのURL]

 インパクトのあるタイトルと表紙、電車の広告を見て読んでみました。まだ導入部と思いますが、1年縛りの設定の割には切迫感があまりないです。一巻で何日過ぎてしまったのか?気にもなりませんでした。
 ただしツッコミどころはあるにせよ月を三日月状に吹っ飛ばしたとか、暗殺(この場合「暗」がつくのは妥当か?)できたら100億円とか、相手はマッハ20で動けるとか、少年向けにわかりやすい設定ではあります。
 個人的にはこのパターンはタイムリミットが近づいてパニックっぽくなってからが面白くなると思うので、今後に期待といったところです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-11-05 02:03:05] [修正:2012-11-05 02:03:05] [このレビューのURL]

 コレはある意味すごいマンガだと思います。不必要なものを冷酷なまでに削ぎ落とした設定。適当に大人出すくらいなら家族構成から親ですら省く。しかし学校だけでは話に広がりがないので家のことは描く。というか家にあるアイテム、家に関わるイベントをネタに使いたいため家がある。結構いろんなキャラが出てきているが皆さんのいう通り、描き分けていない。できないのではなく不必要と判断しているように思えます。もちろん背景も。ここまでやってそこそこ読めるんだから大したもんだと思います。
 ただし読む側としてはそこそこ読める、という部分しか評価対象にならないので5点がいいとこだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-10-25 00:44:22] [修正:2012-10-25 00:44:22] [このレビューのURL]

これはすごいマンガだと思います。これだけ八方美人的に売れる要素を取込んで破綻させることなく長期連載化するのは並大抵ではできないと思います。
まぁ産業ロックならぬ産業マンガ的な部分が鼻につくのと、何かをパクってる感が漂うところがある気はしますが、そこをリスペクトとかインスパイアとか都合のいい言葉で流せるかどうかが好き嫌いの分岐点だと思います。
そういった背景は抜きにして、作者が話をたいがいハッピーエンドに持っていくタイプの人ですから、作中何が起ころうと安心してみていられるということで6点としました。
 後半になると字が小さくてコミックでは読むのが大変です。目に自信の無い人は電子書籍か、どうせ出るであろう大判の愛蔵版のほうがいいかもしれません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-09 20:01:04] [修正:2012-05-23 18:11:02] [このレビューのURL]

 ラッキーガールで宝くじが当たって資本ゲット、というすごい乱暴な導入部は置いておいて、さらっとお茶にまつわるいい話が続きつつ、人探しも淡々と進んでいくところがいいと思います。
 個人的には菓子や茶葉メインでなく、お茶でお金が取れる店ってあまりなさそうなので興味深いところがありました。
 一巻目で話が一段落するので興味がわけばとりあえず一巻だけ読んでみてもいいかと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-10-08 18:25:09] [修正:2012-01-02 21:37:50] [このレビューのURL]

 良くできた小品、といった印象です。列車の中でつらつらと記憶をたどって行くと突然第三者が現れ話が急展開する、というのはどこかで見たことがある気がしますが、個人的には好きな展開です。寄せ集めでもなく打ち切りでもない一巻で綺麗に終わっている意外とタイプの珍しい作品です。この作品もSWWEETと同様主人公が一歩前へ進むところでENDとなります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-14 02:05:01] [修正:2011-11-14 02:05:01] [このレビューのURL]

6点 SWWEEET

 これは思い出の中で美化されがちな嫌悪感まじりの「青さ」をよく表現しているマンガだと思います。だからあちこちキツイ描写もあります。抱えきれなくなった過去に端を発する心理描写や、度を超したイジメとか。しかし2巻で密度の濃い話の進め方をしているので集中してすぐ読み終わってしまいます。最後はいろいろと再出発により「救われる」パターンですので、よかったような、ちょっと悲しいようなそんな読後感をもたらしてくれます。
 絵は初連載という言い訳は無用なレベルだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-08 20:46:16] [修正:2011-11-08 20:46:16] [このレビューのURL]

前半は子育て部分も面白いですが、意を決して行動に出たダイキチの周囲の利害関係者の描写がリアルなことと、後半で効いてくる複数の家庭環境設定が素晴らしいですね。後半はその設定がよく生かされて決して広くない世界観、サッパリした絵でも話の密度は充分に感じられると思います。一桁巻数完結で非現実性を持ち込まない作品ではなかなか会えないタイプのマンガかと思います。
 個人的には前半後半双方あってこその良作だと思います。

 あとがきで最初はすぐ終わる予定だったことが記載されていますが、結局ある程度の長さの作品に落ち着いたことがこの作品には良かったのかもしれません。最初からスタートがアレでオチがコレと決めて進めるとしたら、自分だったら源氏物語の紫の上の話しか思いつきません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-09-17 01:22:15] [修正:2011-09-17 01:22:15] [このレビューのURL]

6点 SKET DANCE

 銀魂との合作企画で「劣化版銀魂」と自虐的な書き方していたので、どんなもんだか手に取ってみましたが、少年誌としてはこっちが規格にはまった正しい少年向けマンガという気がします。反面刺激の強さを求める人にはイマイチかもしれません。こちらは栄養ドリンクだとすると銀魂はすでに覚せい剤クラスのシロモノだと思いますので、健全な少年をジャンプにつなぎ止めておくには、必要な良作だと思います。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-11 17:36:01] [修正:2011-06-18 00:54:03] [このレビューのURL]

 たぶん、下品、汚い、倫理観無用(確か回収騒ぎが起きたような)、目玉や脳みそが出るほどのツッコミ、宇宙人、ロボット、パクリなんでもありの超荒唐無稽、そして巻数が進むにつれ初期設定から乖離していくところも含め、長続きした古いタイプのギャグマンガはこれが最後じゃないかと思います。
 絵のほうは、奇面組を粗くしたようなタイプです。話のほうは、ギャグマンガとしてもやり過ぎな感じです。
 ただ、小林よしのりさんがギャグマンガを描く人たちを特攻隊みたいな表現で描いているのを見た記憶がありますが、後半の失速感も含め、まさにそんな感じです。ガムシャラに突っ走って玉砕しました的な。
 したがって、今から読むなら、やり過ぎ感を読んでみたい人向けですかね。今でも充分やり過ぎです。文庫版は修正入ってるらしいのでコミックスで読んだほうがいいかも。
 点数は、当時ですら明らかにまずいだろう的な領域まで踏み込んででもギャグマンガを続けたチャレンジャーぶりに6点。その後の作品は燃え尽きたのか瞬殺でしたしね・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-10 02:57:10] [修正:2011-06-10 02:57:10] [このレビューのURL]

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