「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

演劇など100%知らない子供の頃に読みました。それでも面白かった。今読み返すとこんなに短かったっけ?という印象です。この作品に出てくる演劇はなんとなくあらすじを知ることができたので、その後何か読んだり話するときに演劇に言及されてもこの作品で紹介されていて何となくわかって助かる、ということが何回かあって人生に影響を与えている、かもしれません。ドタバタもあるし途中で妙にホモ犬にスポットが当たったり逡巡する時期がありますが(たしかブラックジャックと二本立てでしかも表紙みたいな無茶もしていたのでしかたない気もします)、大筋は決まっていてラストも良いです。
 この作品の特徴として時事ネタを取込む傾向があり、リアルタイム近くの頃に読んだ人なら「ああ、あの事件をベースにしているな」という話もあると思いますが、今となってはわからないと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-18 09:50:06] [修正:2010-07-18 09:50:06] [このレビューのURL]

7点 DAN DOH!!

やたらまっすぐなダンドーにゴルフを通して出会った人たちが改心したり復帰を志したり、そしてダンドーはいつの間にか世界の強者と戦っている、という感じのマンガです。したがってゴルフ自体のリアリティはあまり重要じゃないと思います。ピンチとピンチ回避の起伏が激しいので、飽きることなく読めますし、一冊あたりの読む時間もそれほど必要ないのでサラッと読めると思います。
個人的には今読むと健気なショタ萌えマンガという印象のほうが強いです。そういう視点で見てしまうと、赤野や戸高の「ダンドー萌え」っぷりがハンパないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-11 11:33:30] [修正:2010-07-11 11:33:30] [このレビューのURL]

料理マンガとしては古いものだと思います。しかし題材は今でも変わらず残っている食べ物がほとんどなので興をそがれることは無いと思います。また、古いながらも料理マンガでありながら荒磯勝負みたいな乱暴な設定の料理バトルとか、ライバルの行き着くところがアレなカレー戦争とか、今の料理マンガでもこう刺激的な表現のものはあまり無いと思います。
個人的にはまったく興味がありませんでしたが、トイレット博士に再三ネタとして引っ張り出されていたマンガでしたので、ちょっと読んでみたらそのまま読み切ってしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-03 20:49:25] [修正:2010-07-03 20:49:25] [このレビューのURL]

ジョジョが好きなら読めます。内容もジョジョと同等に面白いと思います。ただ、装丁が凝りすぎていて、繰り返し読みを阻害しています。私は箱を紛失してしまいました。普通の装丁で気軽に読み返したかった残念な作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-26 11:14:55] [修正:2010-06-26 11:14:55] [このレビューのURL]

モノローグが大人視点の主人公(子供)を中心に、大人になるうちに記憶から削ぎ落とされるたぐいの子供の世界を見せつけてくれます。大人になってからこういう世界が描けるものなのかと感心しました。時代設定が個人的にほぼストライクなのでなおさらです。ただ、「ああ、懐かしいなぁ」で済む内容ではありません。カツアゲ、いじめによる自殺、DV、転校、果ては弟の失踪等、重い内容がたった4巻のなかにこれでもかと盛り込まれています。そしてモノローグだけが大人視点というのがミソで、こういった重い内容を単なる子供視点でつむぐ言葉ではとても表現できないことを語ることに成功しています。ストーリー構築法が秀逸だと思います。表紙からは想像できない密度の濃いマンガでした。
作者が早世されているのが非常に残念です。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-26 02:02:23] [修正:2010-06-26 02:02:23] [このレビューのURL]

絵がすごいですね。特に今回は刺繍が。それも「どうだ!」といわんばかりの誇張もなく、淡々と描かれているので余計すごみがあります。話も当時の中央アジアの様子ってこんななんだ、とすっと納得させられてしまうアラを感じさせない設定で絵のすごさを引き立てるバランスのいい話だと思います。個人的には今後どう展開しようとこの絵のクオリティが保たれている限りは読みます。発刊ピッチは長めですが、待って読む価値があると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-23 00:02:32] [修正:2010-06-23 00:02:32] [このレビューのURL]

7点 AKIRA

4巻が出たあとくらいに初めて読んだ時の衝撃がすごかった。「別格」という言葉が浮かぶシロモノでした。しかし今読むと、意外と昭和っぽいというか、80年代っぽいです。当時だったら絵だけで10点以上ですが、今になれば7点がいいところでしょうか。世代で評価が分かれる作品だと思います。
個人的には今でも「別格」です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-20 01:08:25] [修正:2010-06-20 01:08:25] [このレビューのURL]

ラブコメ上等な人ならニヤニヤして主人公らを愛でることができると思います。それとマンガ等のオタ知識があるとより楽しめると思います。絵は新人さんですね、という感じです。話はベタなものもありますが、周囲のエキセントリックな人のせいであまり気になりません。お菓子屋のイケメン変態店長とか。マスラーって言うのかぁ、アレ・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-14 23:38:33] [修正:2010-06-14 23:38:33] [このレビューのURL]

途中ライバルがヤンデレ状態に堕ちる描写にページをさきすぎている傾向はありますが、そこを除けばサラリと読める良作だと思います。基本学園コメディで剣道は「部活」というスタンスから乖離した暴走スポ根マンガにならない程度にキャラの成長を交え展開されている点がいいと思います。また、変に重い話も無いところもサラリと読める要素だと思います。ゆるい、といえばゆるいでしょう。個人的には剣道部だったので、そういえば辛いことばかりじゃなかったな、楽しいこともあったな、と思い出させてくれた読後感が良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-10 19:06:21] [修正:2010-06-10 19:06:21] [このレビューのURL]

作者のプロレス好きが伝わってくる良作です。悪役の精神背景などは「柔道部物語」とあまり変わらない気がしますが、それをさておいても当時のプロレス事情を背景にした設定、そしてプロレスそのもの描写が良いです。
個人的にはほんの数ページですが馬之助が屋台村でマスクをかぶって空中殺法で戦うシーンにプロレスの面白さが凝縮されていて好きです。
ベテランが好きなジャンルを描いていて成功している例の一つと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-29 12:08:24] [修正:2010-04-29 12:08:24] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示