「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 絵が水木しげる風であり、まとめサイト隆盛のご時世に沿った手法を持ち込んだあたり、企画の勝利ですね。これが普通の絵であれば、なにやら子供向け学習マンガっぽくなるだろうし、時期がズレれば「文豪の作品をまとめるなんて身も蓋もない」となるでしょう。
 個人的には読んだことのない作品に「マジでこんな話?」という話もあり意外性もあって面白かったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-10-03 18:49:48] [修正:2015-10-03 18:49:48] [このレビューのURL]

一見して、まだ人物は自分の絵にしきれていない面はありますが、背景等、描き込みが今よりも気合が入っていて意外と「やっぱり初期は‥」というありがちなあきらめ感のこもったフィルター通さずとも読めました。すでに畑さんの芸風は見て取れますのでハヤテの初期とか好きであればどうぞ、といったところです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-18 17:56:29] [修正:2015-09-18 17:56:29] [このレビューのURL]

 タイトル通りですね。畑さんの可愛くてコミカルな絵でだいぶ緩和されていますが、マンガ家の自伝をもっと厳しくした感じです。マンガ家の自伝も厳しいけど連載獲得以降はマンガ漬けで大変、というのがパターンですが、こちらはまず仕事がありません。衣食住が脅かされるほどに飼い殺し。仕事がきたとしても歌って踊ってラジオトークしてと純然たる声優業は何割なのだろうか。しかも体調崩して喉痛めようものなら仕事にならない。でも、それが声優なのでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-01 22:45:14] [修正:2015-09-01 22:45:14] [このレビューのURL]

4点 DOLLS FALL

 序盤面白そうだったのに、最終巻で駆け足で終わってしまった竜頭蛇尾のお手本的な結果に終わってます。第二部がある終わり方じゃ無い気がしますが、まぁ第一部完と言っているので、気長に待ちます。前半6点後半3点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-02 09:44:38] [修正:2015-08-02 09:44:38] [このレビューのURL]

不思議なバランス感覚で構成されているうまさが光る作品です。史実とまったく関係無い忍びが最前線で、斥候として活躍して信長に重用され、ギャグはちょっと古めの四コマらしい軽妙なギャグをちりばめながらもシリアスな部分はシリアスに進んで行き史実からおそらくぶれずに進められているがギャグとシリアスが上手く融合しているという、結構難しいことを実現しています。
 しかし信長ものがやたら多く発刊されますが何でしょうか。こういう強引でも率先して実践し部下を引っ張っていくくらいのリーダー像が求められているのでしょうか。行き着く先が早死にで結果的に部下や同盟国の頭領の踏み台になるせいか、現実には出てきませんけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-02 08:17:06] [修正:2015-08-02 08:17:06] [このレビューのURL]

 まず黒博物館シリーズが再開したことに快哉を叫びたいほどですがそれより何より藤田さんの復活を喜ばざるを得ません。「月光条例」は正直「藤田さんも老いたな」と思いつつもそこそこ面白いし過去作の実績もあり最悪のことはなかろうと信じつつ読み終えた、と言った感じですが、今作はそういったことは考えずに面白いと思えます。
 そして過去作を読んできた人には「色々と濃い」藤田作品の特徴が復活したこととともに過去作に通じる要素も感じられて、より一層面白く感じることができると思います。
 個人的には今年まだあと三分の一もありますが、これよりガーンと来る作品には会えないんじゃないかと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-08-01 20:44:57] [修正:2015-08-01 20:44:57] [このレビューのURL]

6点 風の宿

 おそらく小山田さんの作品で渋さがマックスに振れた時期の作品です。妻に逃げられた獣医の主人公が血の繋がらない連れ子と田舎へ引っ越して‥みたいな田舎の人間ドラマ的な話です。いい話なのですが、最後が「え?おわり?」って感じでブツっと終わってしまうのが残念です。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-01 20:01:45] [修正:2015-08-01 20:01:45] [このレビューのURL]

 「エロイカより愛をこめて」のスピンオフです。「エロイカ」でよく登場している部下Zを主人公に置いたものですので、まず本編を読むことをお勧めします。でないと今の時代上司のエーベルバッハ少佐は、サボりと判断すればひとくされ嫌味を言って左遷をチラつかせて怒鳴りつけるパワハラ上司にしか見えません。「エロイカ」との違いは、死の匂いがより強く、本編の核にある同性愛とはほぼ無縁で主人公に女が絡み、よりいわゆるスパイものに近いものになっているところです。
読むのでしたら冷戦終結後のエピソードも読める完全版をお勧めします。
本編読むこと前提で7点。

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[投稿:2015-07-08 09:42:35] [修正:2015-07-08 09:42:35] [このレビューのURL]

 ラーメン屋とかで注文待ちに読むのにちょうどいい料理マンガです。どう見ても料理界のブラックジャックですが、続きが気になりラーメン屋に煙たがられてもお構いなしに居座りたくなるようなことはないです。ある意味読者との距離感がつかず離れず絶妙です。いい意味で4点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-07-08 09:23:35] [修正:2015-07-08 09:23:35] [このレビューのURL]

 畑荒らしなんて今どき活字ですら見かけない二つ名?を持たされる病み気味のヒロイン?はインパクトありますが、なぜそんなことをしたかは謎のまま。今のところ誰も彼も仮面をかぶって生活してます、という導入部が終わったところなのでここからの掘り下げ方次第かと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-06-27 11:25:43] [修正:2015-06-27 11:25:43] [このレビューのURL]

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