「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 薄味の久米田さんのマンガ、という感じです。久米田さんも巻末で作品増えて大変じゃないかという問いに「4人分のカレーを5人分にする」と正直に答えている通りです。とはいえ久米田さんの近作は鬼のような情報量が特徴だと思いますので、これくらいでも充分と思います。
 内容的には久米田マンガです。最初にお題を提示して、お題をいじって、キャラをいじってオチ、というパターンが多いですかね。こう書くと大喜利みたいな作風が、この作品設定にあっている気もします。
 絵は久米田さんのくっきりした絵と対照的に淡い感じの絵です。

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[投稿:2011-10-22 07:51:23] [修正:2011-10-22 07:51:23] [このレビューのURL]

最近見かける戦国トンデモ設定系ですかね。それはそれでいいし話のつかみも良いと思います。ただ、織田信長とかの絵にヘルシングで見せたほどの気合いが感じられないので−1点。今後の展開待ちですね。でも次の巻は1年以上先かな・・・。でも待つ甲斐はありますね。

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[投稿:2010-07-21 01:36:05] [修正:2011-10-15 03:49:47] [このレビューのURL]

 ハーレムとはいわないまでも両手に花野郎が主人公です。片方は遠くへ行ってしまったが付き合いは長く、もう片方は付き合いは短いが同じクラスで出席番号も一つ違い。どっちの女の子もそれぞれの過去にとらわれ、そこを主人公が前に進む手助けをしてくれたおかげで距離は近づいているが、という感じの話です。原作者の特徴か、ラブコメというよりラブストーリーにより近い印象を受けます。巻数も少なくサクッと読めるので6点。ちゃんとサイドストーリーも蛇足感無くメインストーリーの補足になっているのも好印象でした。

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[投稿:2011-09-23 01:19:13] [修正:2011-09-23 01:19:13] [このレビューのURL]

 見開きの景色、ゆったりした時間設定、マスコット(猫)、恥ずかしい台詞と芸風は変わっていません。しかしその芸風だからこそ、体育会系にありがちな変に熱くなる展開になること無しにダイビングの面白さを伝えることに成功していると思います。今のところサラッと読めるので6点。

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[投稿:2011-09-01 00:46:53] [修正:2011-09-01 00:46:53] [このレビューのURL]

 いさぎよく最初から「料理は勝負だ」で通してしまった料理マンガです。主人公があまりにも独善的かつ話の始まる前にジイさんに幼少からこっぴどく鍛え上げられているので、よくある付け焼刃的な努力の描写もほとんどなく、とにかく料理勝負。
 過去に料理勝負よりのマンガといえば古くは「包丁人味平」がありますが、あの作品も後半カレー戦争でスパイスの調合を極めるあまり麻薬に行き着いていましたが、この作品は序盤から一服盛って体が動かなくなる料理とか笑いが止まらなくなる料理とかを、勝つために、または確信犯的に作ってしまいます。序盤でこれでは27巻ある時点で、料理のメニューのインフレが起きると予想できますが、まぁそのとおりのオチになります。
 また基本中華料理で、きっと食べればうまいのでしょうが、身近じゃなさ過ぎるものが多くて、うまそうとか、ちょっと作ってみるかとか、そういう気がまったく起きないのも特徴です。
 個人的には濃い作風でワンパターンをごまかしている印象はありますが、一応一通り読めるので6点としておきます。
 評論家大谷の舌に嘘をつけないツンデレぶりが今となると笑えます。

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[投稿:2011-08-29 16:52:06] [修正:2011-08-29 16:52:06] [このレビューのURL]

 日常系4コママンガ、でしょう。学園ものの亜流だと思いますが、かつての学園もので時間軸が止まっていないタイプだと、卒業までの登場人物の葛藤とかを長ゼリフや重い絵で表現したりしていたと思います。しかしこの手の4コマだと長ゼリフはまず無理、大ゴマの重い絵で表現する方法も無理。その結果、極端に短いセリフや絵(絵そのもののうまい下手でなく、表現ツールとして)の融合性がより重要性を帯びると思います。個人的に4コマは見た目ほど簡単じゃないと思います。
 永遠にも感じる(あれ?もう連載7年め?)ほのぼのした世界を愛でるだけでも面白いですが、上級生が進路に悩みだし「今までの日常」の崩壊が待っている中で、ほのぼの感はゆるやかに薄れてきます。そこで視点を変えて前述した4コママンガのある種俳句みたいな縛り(ルール)の多い中で作者がいかに表現していくかを楽しんでいければいいかなと思います。このマンガにはその楽しみ方ができる片鱗が見え隠れしているので、期待しています。

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[投稿:2011-08-28 10:56:19] [修正:2011-08-28 10:59:22] [このレビューのURL]

黄色い大判の装丁がやたら目を引きます。
幼い頃一緒に遊んでいた二人が、ある事故で男の子のほうは記憶と特殊能力を失ってしまい魔物を呼び寄せる体質になってしまい、女の子のほうは体が成長しなくなってしまったが退魔師として一流どころとなり、その男の子にキスをされると本来の年齢(高校生)に戻るという設定です。あとは同級生との三角関係、ブラコン妹、百合っぽい同級生などが入り交じるドタバタラブコメですね。ちょっと絵がエッチですが、一読目はひっかかるところがなく適度な巻数でサラリと読めます。
ただ、読後感がけっこう良いので二読目いくと、もう少し話を固めてから連載に入れば良いのにおしいなぁ、と思うところが出てきます。その分−1点で6点。
 完全版のほうは、未収録だった長編+描き下ろしが掲載されます。新キャラ出してオチがイマイチだった長編にジュブナイル小説風なオチをつけた描き下ろしでまとめたような感じです。描き下ろしはエロ表現リミッターがはずされ、絵の違いより作風が違っていて二次創作風な印象を受けます。

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[投稿:2010-04-08 22:49:23] [修正:2011-08-27 11:47:41] [このレビューのURL]

「キャプテン」読むと、流れで読みたくなるマンガです。谷口の指の故障を乗り越えようとする克己心に引き込まれます。ただ、後半がイマイチです。したがってキャプテンより−1点で6点。

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[投稿:2011-08-15 10:01:36] [修正:2011-08-15 10:01:36] [このレビューのURL]

6点 AQUA

 サクッと読めます。便利すぎる地球から、アナログな感覚の火星へ。そして高潮で店が冠水して開店休業になるのも毎年お約束の世界。季節があるのも制御が人任せなため。これが許される世界。年中無休、信賞必罰の現実との乖離ぶりに癒しを求めるというなら、良いマンガだと思います。絵は良い意味で線の細い、暑苦しくない絵です。

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[投稿:2011-07-25 16:38:11] [修正:2011-07-25 16:38:11] [このレビューのURL]

 この作品始まった頃は、北斗の拳の外伝と思い喜んで読んでました。瞬間的にですが、ジャンプじゃなくてバンチでいいやとさえ思っていました。北斗の拳のケンシロウと違いヤンチャすぎる主人公を、なんやかやでサクッとラオウに殺られたリュウケンの若い頃と勘違いして余計引き込まれた記憶があります。ただ、原哲夫さんの作品が他にもいろいろリメイクされまくって(気付いたらすごい数になってますよね。)自分の中では埋もれてしまった作品となりました。
 もうちょっと短くて良かったんじゃないかと思います。前半8点後半5点で6点といったところ。

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[投稿:2011-07-25 15:31:06] [修正:2011-07-25 15:31:06] [このレビューのURL]

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