「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 878レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 王道スポーツマンガとして良いスタートを切っていると思います。弱小相撲部に門外漢が一人の漢に惹かれて集まり試合に挑むところは「うっちゃれ五所瓦」を思い出させますし、主人公にハンデを負わせる手法はジャンプで言えば古くは「サーキットの狼」あたりから続く鉄板手法です。あとは主人公がいきなり大物系にありがちなダレるパワーインフレに陥らなければ文句なしかと思います。

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[投稿:2015-03-07 11:44:31] [修正:2015-03-07 11:44:31] [このレビューのURL]

なんか目元と口元がセクシーすぎて手を出しづらいオーラが表紙から漂っているので敬遠していましたが、すごく良くできています。手塚作品が好きじゃないと描けない類の良さがあります。ヤングブラックジャックというよりヤングキリコじゃないか?という面もあったり他の手塚作品とリンクしたりします。
 個人的にはここまでやられちゃ第三者によるスピンオフでも文句のつけようがないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-23 01:21:17] [修正:2014-12-23 01:21:17] [このレビューのURL]

 「バカとテストと召喚獣」をヒットさせた井上さんの原作です。絵はどう見ても青年誌系でバカテスとは似ても似つかない絵ですが、読めば完全に井上さんの色が出ているのが面白いです。バカの方向性が違いますが、シラフに戻った時の「俺何やらかしちゃってんだろう?」的なバカっぷりが楽しめます。

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[投稿:2014-12-02 00:52:54] [修正:2014-12-02 00:52:54] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 90年代同人界の雰囲気の中で大手から弾かれた連中が同人ゴロに成り上がろうという話で非常に面白いのですが、未完であること、あと少し頑張れば2巻が出せるくらい未収録の話が存在するらしいこと、それを読むことは難しいこと、以上のことから次が読みたくても読めない精神衛生上よろしくない状況にありますので、いま手に取ることはお勧めしません。完全版でも出れば話は別なんですけど。
 タチの悪いことに「夢中になって読みふける」に該当するので7点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-08 11:16:25] [修正:2014-11-08 11:16:25] [このレビューのURL]

作者が少女マンガ出身のせいか少女マンガのフォーマットがところどころ見え隠れしますが、うまく少女マンガの枠からはみ出たギャグマンガにしてるところがいいですね。コマ数は少ない割に読み応えがあります。
 難を言えば男キャラが全部女でもおそらく何の違和感もないところですかね。マンガのレビューで絵の書き分けは良く指摘される項目ですが、性別の書き分けはあまり指摘されません。逆にその懐の深さがBLやら百合やらが台頭してくる土壌となってるでしょうから、一概に悪いとは言えませんね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-02 12:07:02] [修正:2014-11-02 12:07:02] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 まず少女が蹂躙されるところから始まるので、ここで抵抗のある人は避けたほうが良いです。その先も重要キャラが容易く死ぬし、都合良く主人公側が勝つような単純なバトルものでもありません。
 その辺がクリアできれば所々に注釈ページの入るタイプのマンガで「フス戦争」という珍しい題材に引き込まれて知識欲が満たされるのではないかと思います。
 個人的には単純に宗教と鉄砲がらみであること、けっこうやらしい策謀をはりめぐらしたりと、信長もののマンガに似た印象を持ちました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-09-06 15:09:01] [修正:2014-09-06 15:09:01] [このレビューのURL]

設定は打倒大リーグとかいって古いですが、それは置いておいても、ツッコミどころ満載のマンガです。だいたい野球マンガのはずですが、そもそもまともに野球やる気がさらさらないところがすごいです。相手は、ホームラン打ってやるとか、三振に打ち取ってやるとかじゃなくて、たいてい殺すこと前提です。最初のころから「殺人なんとか」という打法や魔球を繰り出してきます。
もちろん人は死にます。最後のほうなんかバッターがバット振るときにキャッチャーの頭狙ったところをデッドボールで助けるとか、一塁に走るバッターを「人間ナイアガラ」とか言って守備側が次々にバッターの上に降り掛かってきてスパイクの餌食にするとか、もはや野球とか何とかいう話でなくなってきます。ツッコミ好きな人は今読んでも充分楽しめると思います。ある意味衝撃の最終回も、「ねーよ!」とツッコミを入れることができますので。
読んでるうちは、そのあまりにも突拍子の無い展開につい読みふけってしまうので7点。
ただし、作中の時間軸を連載期間と勘違いしてたり、魔球の名前間違ったり、お前どこの生まれだってくらい口調が変わったりするのでかなり荒削りであることには否めません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-22 23:24:11] [修正:2014-08-10 12:45:04] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 タイトルどおりです。いきなり余命宣告からスタート。死ぬ子は綺麗な思い出のままフェードアウトを望んだが、幼馴染の男の子は・・。「死ぬ子の言う通り死なせてやれ」で単純に済む話でもないと思うか思わないかで後半の評価が変わると思います。どうせ長く生きられないなら人と関わらないようにすることが良いか。長生きできないことも含めて受け入れてくれる人との出会いを信じるか。言葉が真意をすべて語るか。個人的には難しいと思います。
 「うしおととら」に「満足な死とは何か?」という問いがありましたが、ここには違う答えがあると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-08-10 12:26:44] [修正:2014-08-10 12:26:44] [このレビューのURL]

話としては6人それぞれが何らかの負の背景を持っていいるが、それを次々に解決していく爽快さに身を任せ、気付くと読み終わっている良作かと思います。ありがちな妙にベタついた現状維持グダグダ仲良し系でないところが特にいい。
 ただし青春マンガなんざ聞いただけでも願い下げだぜ、という人にはお勧めしません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-05-30 20:23:50] [修正:2014-05-30 20:23:50] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

表紙が地味でとっつきにくく、1巻だけでは微妙かもしれませんが、とりあえず既刊の3巻まで読んでみることをお勧めします。転生説を元にしていますが、主人公は「過去生」という過去の人生を体験する力を持ちます。同じ力を持つ過去生で因果のあるヒロインがいて、いくつもの過去生を見ていくうちに・・という感じです。過去生の積み重ねが進むにつれそれぞれの過去生や現実との繫がりに引き込まれてじわじわ面白くなっていきます。続きが楽しみなマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-08 01:06:26] [修正:2014-04-08 01:06:26] [このレビューのURL]

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