「朔太」さんのページ

古典的な匂いのする初期のSFもの。
同人誌作家さんが志向するベクトルと同じものを感じる。
現代的なエンターテイメントとは真逆の方向にあるが、
これが堪らないと思うファンもいるだろう。

また細ペンだけで描かれた細密画のような緻密な画風にも、
郷愁を感じる向きも多いだろう。
現代に蘇る昭和初期の作風といった作品だった。

一握りのコアなファン層が獲得できれば、良いという潔さが感じられる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-02-23 11:24:53] [修正:2022-02-23 11:24:53]

月別のレビュー表示