「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

5点 大東京トイボックス
ゲームクリエータと業界の実態が良く分かります。
聞きしに勝る時間との闘い、体力の凌ぎ合いの世界のようです。
仕様変更や販売方針の変更が日常的ですので、
その辺りが精神を消耗させるのでしょう。
新しい修羅的ビジネスの最前線として取り上げた感じです。
私はゲームクリエータとしてゲームをとにかく作りたい
モモや天川よりも、現代の「海賊と呼ばれた男」とも
言える御堂や仙水、須田にむしろ共感を覚えました。
敵役は最後までキーマンとなりましたが、
それほどのインパクトもなく終わりましたが。
娯楽作品としての評価は、それほどでもなく、というところです。
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[投稿:2018-09-29 13:31:23] [修正:2018-09-29 13:31:23] [このレビューのURL]
8点 銭
オトナの社会科見学マンガとは、言い得て妙です。
ただし、タイトルにあるような銭、すなわちお金に
まつわる裏側の事情と謳っているわりには、
いまいち踏み込みが足りないなあ、という印象です。
金貸しの世界を徹底的に抉り出した「なにわ金融道」の
方がすごみがありましたね。
本作は代わりに、各業界特有の事情、力関係などの解剖に
余念がなく、面白く読ませてもらいました。
また、圧倒的に画力があり、女性も可愛い系、美人系、
普通系、ブブ系、全てに描き分けられる力がありますので、
漫画としての価値は高いでしょう。
この種の社会科見学系漫画はもっと読みたいニーズはあると
思いますので、鈴木みそ先生の更なるご活躍を期待します。
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[投稿:2018-09-22 04:11:30] [修正:2018-09-22 04:11:30] [このレビューのURL]
6点 スローステップ
あだち作品は相当の数を読みましたが、その中ではストーリー
の変化に乏しくサプライズも最終回だけ、はずれの方の作品でしょうか。
特に、変装してまで同時に別人とデートや旅行をするくだりは、
ナンセンスで長くつまらない不要な部分でした。
ソフトボール漫画だったはずが、途中からはどうでもよい
状態になりました。
と言っても、あだち作品はどれも同じ類型の思春期の高校生が
織りなす学園生活とスポーツと家族、三角関係という舞台が
共通してますから、作品ごとの差はつけにくいです。
大いなるマンネリと言っても良いのですが、それはそれで
数十年にわたり確実に支持者が存在します。
その秘密を文庫本4巻の巻末で山崎哲氏が長文の解説をしています。
かいつまんで紹介しますと、「主題は“性”である。しかも
思春期の男でも女でもない中間期の性である。
したがって、好きになった者同士が結ばれる恋愛ではなく、
思春期の性は選び直しをする過程、すなわち恋愛の準備
段階にある。家族からの離脱、三角関係は、必要な舞台で
ある。」とのことです。
やや難解な表現ではありますが、思春期の中間的な性は
確かに存在するし、誰もがその段階を経て大人になって
いくことを経験しているから共感を得るのだと要約できます。
大人の恋愛以上に中間的性時代の淡いざわざわした気持ち
を懐かしむ若い人も含んだ大人が多くて
、支持されるということでしょうか。
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[投稿:2018-09-11 18:12:29] [修正:2018-09-11 18:12:29] [このレビューのURL]
7点 スカイハイ・カルマ
2巻を2時間程度で読み下しますと、一編のホラー映画を
見させて頂いたという感じです。
子孫を根絶やしにするという怨念をもった彷徨える怨霊と
対峙する少女の美しさは、しっかりと映像化に値すると思います。
例えば、50年間霊を鎮めるために山寺で籠りをしてきた僧が、
「私は徳を積めたでしょうか?」と少女に問いかけるシーンでは、
少女は「モチロンです」と答えます。
その姿に僧は菩薩を見ます。このシーンは美しく、高橋ツトムの
渾身の描画だと思いました。映画なら一番の見せ場でしょうか。
ところで現世は修行であって、徳を積むために生まれ変わって
くるという輪廻の教えは、仏の立派な知恵ですね。
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[投稿:2018-09-03 19:39:57] [修正:2018-09-03 19:39:57] [このレビューのURL]
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