「朔太」さんのページ

総レビュー数: 818レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月09日

甲子園を目指す強豪高校の大所帯チームを背景にしており、ちょっと
これまでと違った切り口でした。
強豪校の割に規律に厳しさがないのは違和感が残ります。
チームの部員全体にキャラが散りばめられており、リアルな部活を想像しやすいです。
部員全体に物語があるのは、長所でもありますが、登場人物の多さが雑然として
焦点が定まらない欠点でもあります。
大長編漫画ドカベンなんかは明訓高校の5,6人とその時のライバル達で
回していましたから、分かりやすい構図でしたね。
この良さが欠けるように思います。

まだ、6巻までしか読んでおらず、全部読み切らないと分からない面白さがあるかもしれません。
この先まで読んで時点で追記をさせて頂くかもしれません。

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[投稿:2024-09-29 09:24:26] [修正:2024-09-29 09:24:26] [このレビューのURL]

仕事をキチンとこなしたいOLのバイブルです。
世の中のサラリーマン男子の多くは、OLを腰掛気分の気楽な商売と考えています。
実際、結構願望を満たすための居場所と考えている節も見受けられますからね。

しかし、OL全てがそう考えているわけではなく、OLといえども担当する業務は
プロとして上質な仕事をしたいと考える女性も多いはずです。
同時に悩みも多く、特に人間関係やコミュニケーション、男性からの偏見など、
なかなか相談相手も見つからないでしょう。

そんなお悩み全般に対する回答が見つかるかも知れないように思います。
実際、ヒントを得た、あるいは共感を得られたという読者も多数いて、
支持されているのかも知れません。
悩めるOLにこの作品の一読をお勧めいたします。

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[投稿:2024-09-25 07:40:43] [修正:2024-09-25 07:40:43] [このレビューのURL]

恋愛あるあるを大人になってから回顧したような内容です。
なかなか奥深く、かつ思わず頷いてしまうような感じがあります。
さらには、ちょっと幼過ぎた過去の自分を恥ずかしく思うという共感が生まれます。
面白いか面白くないかは、人によって強く差が出そうです。

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[投稿:2024-09-22 10:32:41] [修正:2024-09-22 10:32:41] [このレビューのURL]

作者が思い入れの強い役者のようだが、その魅力がほとんど伝わってこない。
破天荒な行動をもっと期待したが、例のパンツ事件以上のものはなかったし、
ただの天邪鬼なわがままな人物、ナルシストが弱い自分を人に見せない
ようにしていた人生というようなネガティブな印象しか持てない。

大多数の人は、こんな人物とは距離をおいて付き合いたいのではないかな。
いくつかの役者や有名人との交流が描かれているが、座頭市をヒットさせて
有頂天になった役者を怒らせないよう付き合っていたような印象だ。
むしろ、パンツ事件の真相を教えてほしかったが、そこは言い訳すら
ない恥部らしく、触れていない。

吉本氏の独りよがりな解釈が目に余り、読んで損した気分になる不愉快な作品だった。

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[投稿:2024-09-18 07:31:53] [修正:2024-09-18 07:32:15] [このレビューのURL]

ドキュメンタリーは、綿密な足で稼ぐ取材が必須だ。
ここでも、地震直後の面談による取材がキチンとなされていて、実名の談話が迫力を感じさせる。
同様の地震に関する作品を見かけるが、時にボランティア経験や避難生活に焦点
を合わせるものが多く、地震直後の当事者の奮闘、復興までの道のりを知ることは意味がある。
特に、三陸鉄道という公共輸送機関の復旧、復興は後世の記録として貴重である。
バスと比較した鉄道の重要性に触れる箇所があり、メリットが大きいとの主張をしている。
一方、いまいち説得力に欠けており、もっとパンチの効いた論説を打ち出しておきたいところだった。

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[投稿:2024-09-15 09:20:32] [修正:2024-09-15 09:22:28] [このレビューのURL]

四万十川には、ちょっとしたの思入れがあります。
小学生の頃、日本には清流が枯渇しているという学習をしますが、
唯一四万十川だけは住民の努力により、沈下橋などの古橋もそのまま
保存された稀有な地域という憧れが私の中に残りました。
つい2年前、その四万十川を訪れることができ、万感の思いで沈下橋を渡ってみました。
そのような清流の代表格である四万十川という表題に惹かれて読んでみました。

なるほど、アカメと越冬鮎に象徴される四万十川の自然に対する
人間の傍若無人ぶりの振舞いが理解できます。
青柳氏には一平のイメージが強いですが、こんなに優しい作品も描いておられるのですね。
啓蒙的な作品でした。

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[投稿:2024-09-11 08:32:55] [修正:2024-09-11 08:32:55] [このレビューのURL]

河内遥さんは、男性にも読みやすい少女漫画を描けるレアな作家さんです。
「関根くんの恋」でこの作家さんを見つけて、他の作品も探して読みました。
関根くんほど、中性的ではありませんが、この作品でも感情を押し殺した
男性が、相手役になっています。
全体で言えば、「タイムスリップロマンス」で、アイデアとしては有名な「仁」には敵わない印象です。
少女漫画を敬遠される男性に、読んだ感想を聞きたいところです。

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[投稿:2024-09-08 08:55:01] [修正:2024-09-08 08:55:01] [このレビューのURL]

好きですね、こんな女子高校生。
ギャグマンガというか、コメディタッチの日常系漫画なんだけれど、
登場人物たちに感情移入してしまいます。

歩鳥、猛、雪子三兄妹も良いなあ。
タッツン、紺先輩、静さん みんな恋人と言わず、長い付き合をしたいなあ。
街の住人達には意外と焦点が合ってないのは、ちょっと残念かな。

石黒さんのギャグは、少しずらしたところが、子供から大人まで
万人受けする善意のギャグで、とても気持ち良い。
難点は、探偵ものや怪奇ものは、石黒さんが思っている程、読者は
期待してないことに気づいて欲しいこと。

まあ、日常の歩鳥を毎回描いてくれるだけで、満足なんですけどね。
とても面白く読めました。
サンキューって言いたくなるほど。

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[投稿:2024-09-04 09:40:04] [修正:2024-09-04 09:40:04] [このレビューのURL]

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