「朔太」さんのページ
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- 病弱だった少年時代から、読みたくて読みたくて仕方のない漫画が周囲に沢山ありました。他にすることもない寝床で読む漫画は、1ページ1ページが宝物のようで、丹念に時間をかけて食べるように吸収されていきました。漫画のある国に生まれて良かった、と思えるくらいの喜びでした。以来、数十年、私の周りには多数の未読の漫画本が常備されています。漫画がサブカルチャーと位置付けられて久しいですが、今や映画もドラマも漫画が原作でないものが珍しくなってきました。文化としての名作漫画を探しつつ、私個人の探訪歴(読書歴)として、このサイトを利用させてもらっています。

大勢の客が足を運ぶ評判の店、行列の出来る有名店が
数多く軒を連ねるラーメン業界をベースに、
毎号実在の人物をモデルにした立志伝でした。
一杯を生み出すまでには想像を越えるドラマがあります。
究極の味を求めて、自ら納得出来るまでは決して妥協を
許さなず、頑固な店主、伝説と呼ばれる職人の技が紹介されます。
全国に事業展開するラーメンビジネス企業の雄、
ラーメン一杯に命をかける男たちの熱い生き様を追います。
いわば、ノンフィクション・ラーメンコミックでした。
しかし、残念ながら漫画作品としては、満足度は低いです。
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[投稿:2023-01-31 17:30:00] [修正:2023-01-31 17:30:00] [このレビューのURL]
6点 双子の帝國
鬼頭莫宏氏の「ぼくらの」、「なにかもちがってますか」を
読んでファンになりました。
たまたま本屋でこの作品を見つけて、大いに期待して読みました。
・・・うーん、微妙かな。
2巻読んだ段階では、意外と話の展開が遅く、盛り上がりを
故意に抑制して、先延ばしにしている印象です。
魔法を解除するために魔法使いを探しているわけですが、
その彼?に関する情報が全く読者に与えられない。
したがって、いかなる重要な意味を持つのか理解できないので、
先々の展開に広がりが期待できません。
3巻で休載中のようですが、最初から長期連載を狙うのではなく、
高々10巻程度で閉める感じで展開を考えて欲しいですね。
今のところは、期待込みで6点です。
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[投稿:2023-01-28 12:45:04] [修正:2023-01-28 12:45:04] [このレビューのURL]
6点 緑山高校
1984年連載開始ですから、水島新司さんの高校野球
漫画全盛時代の作品です。
ドカベンが読者を熱狂させる一方で、裏側でひっそりと
バカをやっていたという印象です。
これは高校野球を素材としたドタバタギャグ漫画です。
それなりに実力を兼ね備えた設定ですので、正統派の
匂いを少しさせていますけど、やっぱりギャグ漫画ですね。
最後は、なんと20巻まで連載されたので、びっくりです。
感心したことが一つ。
青年誌に連載された上、とんでもキャラでぶっ飛んだ内容
にも関わらず、下ネタに一切頼らなかったのは立派でした。
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[投稿:2023-01-25 08:00:31] [修正:2023-01-25 08:00:31] [このレビューのURL]
2点 下町の太陽
奇しくも「ブラックジャックによろしく」と同時期に連載
開始された医療漫画である。
原作が、私の大好きな矢島正雄氏だったので、
極めて大きな期待を持って読み始めたのだが・・。
「下町の太陽」というタイトルからも、相当ヒューマンな
赤ひげ風ドラマを企画しようとしたのだろう。
裏目に出た感がある。
第一に主人公が下劣過ぎる。
医師としての自覚も覚悟も品格もない。
そんな主人公も次第に成長していくという展開何だろうが、
少年漫画ではないのでそこまで落とすことはないだろうに。
第二に起承転結が定型過ぎて、安物のTVドラマ仕立てだ。
目の肥えた読者の多い青年誌の品質ではない。
第三に、これが決定的なのだが、画が下手くそ。
美人役ヒロインが全然美人に見えない。
敵役の意地悪な女性に見えるくらいでは最悪だ。
残念ながら、我慢して読み進めるも1巻で限界でした。
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[投稿:2023-01-21 11:50:13] [修正:2023-01-21 11:50:13] [このレビューのURL]
7点 クロカン
高校野球監督を主人公にすると、どうしても奇をてらった作戦、あるいは奇をてらった人物像を描くしか漫画にならないということでしょうか。
黒木監督の行動は常に常軌を逸しており、ことごとく学校、市民、マスコミどころか、肝心の選手たちにも反感を持たれて、大混乱します。
なぜ、そのような行動をするのか疑問だらけのまま展開が進むのですが、読者はその答えが欲しくて目が離せなくなります。
しかし、騒動が終わってみれば結果良ければ全て良しのまま、次に向かいます。
クロカンには、「常識はずれなことをしなければ勝てない」くらいのそれほど大した意図はなく、一か八か無茶苦茶やってみただけという何だか化かされた感じで続いていきます。
特に納得できないのは、オールディフェンスという先発とは全員が守備位置を変えて臨む守備体型。
それから、度胸をつけさせるために、あえて序盤から強敵に大量失点をされる作戦です。
その都度、選手たちからも信頼を失いながらも、苦境を脱する。
このパターンが全27巻の中で10回以上繰り返される印象です。
読み終えると、この監督は猪突猛進のB型タイプの人間だったということで、監督として有能でも何でもなかったわけですが、読み手に次も読んでもらうための仕掛けが常にされていたようです。
そういう意味では原秀則氏の「やったろうじゃん!!」に類似した構図にも感じますが、作風は全く別物です。
もう一つの問題は、絵が基本的に下手です。
それはそれで味わいがありますが、女性の描き分けが全くできないので、四人以上の美人が登場すると誰なのか判別できません。
ここまで、いろいろ問題点を列挙しましたが、最終巻あたりの感動はやはり揺るぎないものがありました。
クロカンの人間性には疑問がつきますが、ただ泥臭くチームを一からたたき上げていきたい情熱だけは一貫して感じました。
特に、最終話の終わり方は、クロカンの一貫した生き方が表れており、相応しいものだと思いました。
同じパターンが繰り返されますので、そんな風に感じた時点で終えて良いでしょう。
全巻読む必要はないと思いますが、私は27巻の最後まで読み切りました。
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[投稿:2023-01-18 08:46:58] [修正:2023-01-18 08:46:58] [このレビューのURL]
9点 今日からヒットマン
お色気も少し交えながら、痛快アクションドラマチックコメディと言ったところです。
毎回のお約束のガンプレーで、必ず毎話数名以上が銃殺される。
ここが意外とコメディの対極にある緊張を生み出します。
また、主人公稲葉十吉の心の声が物語を進行させ、妻を愛するサラリーマンの二重生活が基軸になったコメディを生みます。
この辺りは、若干「静かなるドン」とのかぶりを感じますが、まあ許容範囲としましょう。
20話前後までは、仕方なくヒットマンの仕事に巻き込まれる十吉が、シロートヒットマンの悲哀でピンチに陥るも「考えろ考えろ」のセリフで、気転を利かして窮地を逃れるという数話完結型のお話を繰り返しますので、ややマンネリがきついなあと思ってしまいます。
が、20話を越えたあたりから、シリーズものがやって来て、マンネリの打破が図られます。
確かに、組織コンビニと組織スーマーの攻防は見ごたえがあって、「あとしまつ」での両者の競技風の対決は、最もお勧めしたい回ですね。
トーキチと美沙子もいいんですが、ちなつの終始変わらぬ献身ぶりもなかなかでした。
31巻を完読しましたが、最終話までちなつの想いは通じるのか見ごたえがあって良かったです。
記憶に残る名作かと思います。
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[投稿:2023-01-14 09:31:43] [修正:2023-01-14 09:31:43] [このレビューのURL]
3点 左ききのエレン
長編の割に展開が雑で進みも遅く、忍耐強さを要求する作品です。
何より絵が下手。
背景は基本描かないので、子供の落書きに見えることもあるレベル。
これが気にならない方は、よほどの漫画通かな。
私も大概、我慢できる方ですが、台詞やト書きが多いのに、
画がついて来てない所は読めませんでしたね。
新感覚で作られた進歩的作品なのかも知れませんが。
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[投稿:2023-01-14 09:22:14] [修正:2023-01-14 09:22:14] [このレビューのURL]
5点 そら色ウォール
ボルダリング競技を題材にしたスポーツ漫画は初登場ではないでしょうか。
とはいえ、ボルダリングの面白さよりも、主人公の少女と父親との
確執が中心に据えられており、何とも少女漫画ぽくなっています。
画は綺麗で大変見やすく、一気に17話を読むことができました。
適度な長さで連載を終わらせてくれたのは、具合が良かったです。
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[投稿:2023-01-09 09:58:49] [修正:2023-01-09 09:58:49] [このレビューのURL]
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